どうも、たかしです。

ある日突然、学生時代の先輩からもたらされたきゅうりの苗。

ダイソーの園芸コーナーにある商品だけで育てはじめてから、早くも一週間以上が経過しました。

キュウリ自体、結構栽培の難易度が高めの植物なので、100均の商品だけで育てられるのか若干心配ではある検証企画だったのですが……

成長スピードはゆっくりながらも、なんとか葉っぱも増えすくすくと伸びてきております!

ただ。ここまで来るのに結構色々手を加えていて、調べる中で色々な発見があったので、今回の記事ではそれらのことについてお伝えしていきたいと思います。

それでは、やっていきましょう。

①追肥をする

きゅうり鉢植えを立ちあげてから2、3日たっても葉がなかなか大きくならず、きゅうりの元気も無さそうで、心配な日々が続きました。

最初は植え替えをしてすぐだから土に慣れていないのかなと様子を見守っていたのですが、だんだん不安になってきたため、1回目の追肥をすることにしました。

1.液体肥料を与える

お馴染みダイソーの園芸コーナーで、以前から目を付けていたこちらの液体肥料を購入しました。

だいたい液体肥料の場合は水で何百倍にも薄めて使用するものが多いのですが、こちらの液体肥料はこのまま直接水やりをする感覚で与えて使用するようです。

手軽に簡単に使える分、コスパで考えたときにはかなり割高かなと思います。培養土を購入した時もそうでしたが、100均で園芸用品を購入する際は、コスパを求めるべきではないですね。100均で少なめでもいいから手軽に仕入れたいという人にはいいかなと思いますが。

早速きゅうりに与えてみました。

水やりと同じタイミングと感覚で、手軽に液体肥料を与えられるのはとてもいいですね。

あまり与えすぎてもよくないかと思ったので、ふだん与えている水やりの3分の1ほどの量を与えました。

翌日のきゅうりの様子です。

心なしかきゅうりの新しい葉が大きくなって、元気になっているような気がします。

2.化成肥料を与える

3日おきぐらいに液体肥料を与え続けて1週間ぐらいたっても、なかなかきゅうりが大きくなっていきません。

そのため、またまたダイソーの園芸用品を使って追肥を行うことにしました。

そこで購入したのがこちらの化成肥料です。

化成肥料とは、読んで字のごとく人工的に合成した固形の肥料です。これを、立ち上げ時の土に混ぜたり、鉢植え後の土に撒いておくことで植物の栄養になります。

液体肥料との違いは、その効き方にあります。液体肥料が水分として植物に即吸収されすぐ効くのに対して、化成肥料はまず土に養分がしみ込んで、そこから植物に栄養がいくので、長い時間をかけてゆっくりと効いていきます。

なので、どちらの肥料がより良いかというよりは、両方を上手く使い分けることでより植物の成長を促進させることができるのです。

化成肥料は、植物の根に直接触れないようやや離れた位置の土にばらまきます。根に化成肥料が触れてしまうと、植物にとっては刺激が強すぎて根が弱ってしまうことがあるためです。

翌日のきゅうりの様子です。だんだん新葉がおおきくなってきました。

③土を追加する

追肥をしてからも、なかなか背が伸びて行かないきゅうりにもどかしさを感じつつ、きゅうりについて色々調べる中であることが判明しました。

というか薄々勘づいてはいたのですが、きゅうりを大きく育てるためには明らかに土の深さが足りていないのです。

こちらはきゅうり鉢立ち上げ時の画像なのですが、ただでさえ底の浅い100均の鉢植えに鉢底石まで敷き詰めてしまっているものですから、そりゃあきゅうりの根が伸びる余地が無いのも当たり前です。

ネット上の掲示板で見かけた言葉に「植物を育てるとは根を育てること」という格言じみた文句がありましたが、なかなかどうして的を射ているのかもしれないなと感じました。

という訳で、新たにもう一袋ダイソーの園芸土を購入してきました。

ちなみに、画像のきゅうりがめちゃくちゃしおれています。私もこれを最初見た時ビックリしたのですが、一部の植物は日刺しの強い日中にあえて葉をしおれさせることで、葉の水分が蒸発してしまうのを防ぐ機能があるそうです。

こちらは近所の畑に植えられているひまわりですが、同じようにしおれていますね。このように、特に水が足りていないわけでもなく、病気になっている訳でもないけど、日中に草がしおれるということは割とあることのようです。

参考記事→「いつもお外はぽっかぽか」様:【家庭菜園】きゅうりの葉っぱが日中しおれるけど大丈夫?どうしたらいい?

話が逸れました。早速土を投入していきたいと思います。

まずは、鉢植えに土を追加するためにまずはきゅうりを根を傷つけないよう周りの土ごと取り上げます。

鉢植えギリギリまで目いっぱい土を加えて……

きゅうりを植えるために穴を掘って、根が馴染みやすくなるようその部分を水で湿らせておきます。

きゅうりを植えたら支柱を立て直して、下から水が染み出してくるぐらいしっかりと水をやって土足し完了です。

④経過観察、まとめ

土足し翌日のきゅうり様子です。

どうでしょうか。明らかに全体の背が伸び、どんどん新しい葉が出てきているのが分かりますね。

やはり根が伸びるように土の深さを設けることは、植物にとって重要なのだということが今回のことでよく分かりました。

また、ダイソーの肥料も十分実用に耐えうるという検証にもなったと思います。

この調子で身がなるまで頑張って育てて、きゅうりのような難易度高めの植物でも100均の園芸用品で十分栽培は可能だということを証明していきます!

これで今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。