どうも、たかしです。

今回は、前回の記事に引き続き、この度引き渡しが完了した「約300万円で購入した約3000㎡の土地」の全てを公開していきます。

前編に当たる前回記事では、主に空き家の外装・内装に関して、契約時と現在の様子の比較とこれ空の展望を合わせてご紹介していきました。

後編に当たる今回の記事では、残りの「庭・農地・山林」について、こちらも契約時の様子と現状を比較しつつ、今後どのように活用・開拓していく予定なのかを合わせてご紹介していきます。

それではやっていきましょう。

動画も作成しました。よろしければ併せてご覧ください

①庭地について

今回購入した土地には、前回ご紹介した空き家を含む約400㎡ほどの宅地があります。

空き家の延べ床面積が40㎡ほどとなっており、実に350㎡以上は庭地ということになっています。

なのでまずはその広大な庭地がどのようになっているのかをご紹介していきます。

1.空き家正面

空き家正面の庭地は、ちょっと小高い丘のような感じになっていて、日当たり・眺望共に大変良好なスポットとなっています。

こちらの方にはもともと大量のゴミが散乱していて、中には法的に大丈夫なのか心配になるような闇深な物まであったのですが、現在では全て撤去してあります。

こちらの場所は庭地の中でもかなり広いスペースがあるので、作業場所だったり駐車場、物干し台を移動させてきて洗濯物を干すスペースなどに利用していく予定です。

2.作業小屋

空き家の勝手口方面へ進んだ場所に、広さ6畳ほどの作業小屋があります。

扉には鍵が掛けられるようになっており、引き渡しが済むまではずっと売主さんが持っていたため整備することができませんでした。

それが引き渡し時についに渡されたため、最近やっとその内装を確認することができたのですが……

中には草刈り機などの農機具、そしてペンキの残った一斗缶と、壁には闇深な落書きがありました。

壁が闇だらけなことを除けば、電気も照明もありますし床もしっかりした合板に張り替えられているため、ここをそのまま作業小屋として活用することができそうです。

3.裏庭

作業小屋の裏側に当たる部分に、これまたかなり広いスペースの裏庭があります。

こちらを小屋を建築する場所にしようかと思ったこともあったのですが、ちょっと奥まった場所過ぎるということに加えて様々建築場所にできない事情がありまして……

まず、こちらが元々超大量のゴミが埋められていた呪われた地であるということ。

こちらのくぼみは深さ1mほどあるのですが、ここに詰め込まれるように大量のゴミ(建築廃材、廃家電、布団その他様々な家庭ごみ)が埋められていたんですよね。

データが飛んだYOUTUBE動画

つい先日も、空き家の整備の手伝いに来てくださった先輩がこの近くの地面から大量のガラス片を発掘したばかりですし、とにかくこの辺りの地面は信用できないんですよね。

発掘されたガラス

また、裏庭の山肌近くはなぜか常に水たまりができていて、地面がぬかるんでしまっているのも建築場所にできない理由です。

こちらの水たまりは、しばらく雨が降らない日が続いていもこの状態なので、恐らくどこかから湧き水が来ているのだと思います。

そのため、この裏庭では湧き水を利用し、整地をして人工的に小川、ないしは池を作成して自然を観察出来たら面白いのではないかと考えています。

例えば池を完成し終わった後にカエルやサワガニなんかが住み着いたら楽しそうですし、トレイルカメラを設置して夜間に獣がやって来ているかどうかなんかも観察出来たら最高ですよね。

4.空き家の東側の小庭

空き家の東側に、農地の方へと繋がっているちょっとしたスペースがあります。

こちらは元々ボロボロの汲み取り式トイレ小屋が建っていた場所で、もちろん現在は撤去済みです。

元々トイレ小屋が建っていただけあり、ここら一帯は平たんな地面となっていて、また電気の引き込み線との距離も非常に近くて電気を引っ張ってきやすいことから、現状一番の小屋建築地候補となっています。

小屋建築イメージ図

以上で庭地のご紹介は以上となります。

②農地について

ここからは農地についてご紹介していこう……とは思うのですが。

長年放置されてきたのであろう農地は、現状草がボーボーの状態になってしまっていて、もはや土地の形状すら把握できないような状況です。

しかもそこかしこにゴミの存在が確認できます……

こちらは反対側に回って撮った写真になりますが、こうすると何となく平らな部分と、段々になっている場所が確認できますね。

こちらの農地に関しては、まずはとにかく草刈りを全面的に行ってから、それから小規模な範囲を開墾して家庭菜園レベルから野菜作りを始めようと思っています。

小規模にしか畑をやらないのに草を全面的に刈る理由は、草が生い茂ってしまっていると小動物やらスズメバチやらが巣を作ってしまっても把握できないからです。これだけ背高く生えた草は動物にとって格好の隠れ家になってしまいますからね。

農地のすぐそばには、明らかにイノシシが掘り返したであろう跡がありました。

やはりここで畑をやろうと思うのならば、獣対策は徹底的にやらないとあっと言う間に荒らされてしまうのでしょうね……戦いの始まりですよ。

③山林について

最後に、僕が購入した土地の大部分を占める山林についてご紹介していきます。

こちらは、当ブログではもう何回かご紹介している、山林に流れる小さな沢部分になります。

沢は写真奥の視認できないぐらい山の上から流れてきているようで、小規模ながら沢の水量は常に安定しています。

沢……というよりは水たまりのように見えなくもないですが、この半年以上土地に通い続ける中でこの水の流れが絶えているのは見たことが無いですし、前日に雨が降ると翌日はしっかり増水していたりするので、こちらの方から水はそうとう安定して供給できるのではないかと思います。

実際、この沢の終端は側溝へと流れて行っていて、下流の方では農業用水として利用されているようです。

そのため、この沢に関しては取り扱いに気を付けないと、間違っても水の流れを遮ってしまうようなことがあれば大きなトラブルにつながりかねません。

できれば今後この沢を整備して、水の流れを整えた後に様々なことに利用したいと考えているのですが、僕の一存で勝手にいじるわけにもいかないので、どうしていくかは現在検討中です。

沢がずっと山の上の方まで続いていますが、どこまでが僕の土地に当たるのかは正直曖昧な状態です。引き渡しの際にも詳しい説明はありませんでした。

少なくとも沢を境にして隣は別の人の土地であることは分かっているのですが、沢の上の方のどこまでが僕の土地が続いているのは分かっていません。

まあ、そこまで山の奥まで入っていくつもりはないので、心配はいらないとは思いますが……そのうち調べてみるのも面白いかもしれませんね。

沢のある谷部分を、沢とは反対側に登っていくとそこには杉林が広がっています。

ここは丁度沢と空き家に挟まれるように台地になっているような場所なのですが、恐らく昔はここも農地として使われていたのであろう平らな土地もいくつか確認できます。

昔ここの土地の所有者だった方が農業を縮小する際、どうせならということで杉を植林してそのままにした結果が現在、ということなのでしょう。

ちょっと上の方まで登るとお地蔵様の姿がありました。

他にも石碑っぽい物があったり、通り道のようになっている所があったり、山の上の方まで昔は何かしらに利用していたのであろう痕跡がいくつか見て取れました。

こんな場所にまでなぜかごみが捨てられていました。

なぜわざわざこんな山の上までゴミを運んで捨てたのかは全くの謎ですが……まあ気が向いたら処分しようと思います。

杉林の端まで行くと崖になっていて、その下に空き家の屋根が見えます。

このように屋根の上に垂れ下がるようにして山から植物が生えているため、空き家の屋根は落ち葉や枝で覆いつくされてしまっています。

空き家の中にいても、時々「カンッ!」といった感じで枝葉の落ちる音が聞こえるんですよね。

もしかしたら獣が落下してきていることもあるかもしれません。そのぐらいこの崖と空き家は隣接しています。

以上で、僕が今回購入した土地の説明は以上となります。

④まとめ

今回の記事では前編・後編合わせて、僕が今回購入した約3000㎡の土地の全てをご紹介し、過去と現在の比較をし、今後の展望についてもご説明していきました。

今後僕がこの土地でやっていきたいことの優先順位としては

  1. 小屋の建築
  2. 農地の整備
  3. 空き家のリフォーム
  4. 山林の開拓

となっています。

そして、これらやりたいことが一通り終わって生活がそれなりに安定したら、ゆくゆくは空き家を解体・取り壊して新居のセルフビルドをしたいと考えています。

もしかしたら「建築基準法」の関係で再建築できないかもしれないので、その場合は「大リフォーム」ということになるとは思いますが、とにかく現在空き家の建っている場所を本格的な「マイホーム」へと改造していこうと思っています。

「マイホーム建築」がとりあえずのゴール目標にするとして、そこまで到達するのに現時点での最短期間は「5年」とみています。

まあそれは「ブログ」「YOUTUBE」「コオロギ販売」などなどの生活費を得る手段が全てにおいて上手くいった場合での想定なので、実際はもっともっとかかるとは思いますけどね。

という訳で、ぜひ今後も長い目で当ブログの変遷を見守っていただけると嬉しいです。

今回の記事は以上となります。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。