どうも、たかしです。

以前の記事でコンポストトイレの便器作成も済み、いよいよ空き家に本格的に拠点を移行させるための準備が完了間近といったところまで来ています。

さて、しかしながら空き家で生活をする上であと一つだけ解決しなくてはならない問題が残っています。

それが洗濯機関係についてです。

前回の記事で空き家への全荷物移送が完了し、引っ越し自体は終了したわけですが未だに洗濯機の導入が済んだとは言えません。

なぜならば、洗濯機を利用するためには排水の整備とあと一つ「コンセント関係の問題」について解決しなくてはならないことが残っているからです。

それは「空き家にはアース付きのコンセントが施設されていない」ということです。

下が元からあったコンセント、上が新しく設置してもらったコンセントになりますが、そのどちらにも「アース線の取り付け穴」が付いていません。

基本的に洗濯機というものは設置する際にアース線の取り付けが必須であり、普通であれば洗濯機置き場近くのコンセントにアース線の取り付け端子が設置されている物です。

ですが、そんな常識は通用しないのが空き家クオリティ。昔の洗濯機がアース線の必要ない物だったのか、それともアース線無しで運用していたのか、はたまたその両方か……。

新しくコンセントを設置する際にアース付きにお願いしておけばよかったのですが……すっかり失念していました。

とはいえアース線の新設にもそれなりに工事費が掛かるはず。調べたところアース設置工事がされていない建物で新設する場合は1万~3万はかかる可能性があるということで、そこまで高価という訳ではありませんがかといって気軽に払える額でもありません。

そもそもどうして洗濯機にアースを取り付ける必要があるのか? ドケチな僕は気になりました。

ということで今回の記事では、洗濯機にアースを取り付けることの必要性について考えていきます。

そもそもアースとは何なのか? どうにかしてアース線無しで運用する方法は無いのか?

僕なりに調べて、考えて出した結論をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①アースの役割について

そもそもアース線が何のためについているのかというと、それは「洗濯機が漏電した際に、地面へと電気を逃がすため」になります。

通常、洗濯機に流れる電気は内部モーターなどの電気回路を通り、再びコンセント内を通って循環するようになっています。

しかし、この洗濯機内の電気回路に異常が生じて電気が漏れてしまうと……

漏れ出た電流は、鉄製である洗濯機の外装部分を通って循環するようになってしまいます。

もしもこのような状態になっている洗濯機に触れてしまうと……

漏れ出た電流は人体へと流れてしまい、感電することになってしまいます。

そのため、アース線はもしも電流が漏れ出てしまったとしてもその電流を先んじて地面へと逃がすし、感電を事前に防ぐという役割があるのです。

また、更にもう一つアース線の重要な役割として、漏れ出た電気を地面に流すことで漏電遮断機を作動させる、というものがあります。

漏電遮断器とは、コンセントを循環する電気の流れに行きと帰りで差異が無いかを常に感知し、漏電が発生しアースに漏れ電流が流れた際には戻り電流の減少を即座に感知し電流自体を遮断する装置になります。

アース線と漏電遮断器の組み合わせにより、もし洗濯機ないの電気回路に異常が発生し電流が漏れたとしても、その時点で電流が遮断され、感電その他の被害を防ぐことができます。

しかし、もしも漏電遮断器のみでアース線が設置されていないとどうなるかというと……

盛れ電流は洗濯機の外装を循環し結局コンセントの戻り電流に合流してしまうため、漏電遮断器は漏電を感知することができず、電流が遮断されません。

ではこのような状態の時に洗濯機に触れるとどうなってしまうかというと……

結局盛れ電流は人体を通って地面へ流れるため、感電を防ぐことはできません。

漏電遮断器は即座に漏電を感知し電流を遮断しますが、それはあくまで「漏電(感電)を確認してから」ですので、ごく短時間ではありますが漏電を避けることは漏電遮断器のみではできないということになります。

②アース線ナシで「ビリビリガード」を使用した場合

「アース線の無い環境で洗濯機を使いたい」というワードで色々調べている出てくるのがこの「びりびりガード」という商品です。

こちらは電源タップのようにコンセントに取り付けて、そこから洗濯機などの電源を取ることで漏電から身を守ることができるという触れ込みの物なのですが、それではこれさえあればアース線ナシでも問題なく洗濯機を使用することができるのでしょうか?

色々調べ、僕なりに考えた結果答えは「否」でした。

なぜかというと、これは上記で示したところで言う「漏電遮断器」の役割を果たす物でしかないからです。

それではこの「びりびりガード」は何の意味もない商品なのかというとそれも「否」です。

こちらは以前電気工事をしてもらった際に取り付けてもらった主幹ブレーカーを兼ねる漏電遮断器なのですが、こちらには「感度30mA」という表記があります。

これはつまり「30mA以上の漏電を感知した際に電流を遮断する」という意味であり、逆に言うと「30mA未満の漏電では電流を遮断しない」ということになります。

これの何が恐ろしいかというと、例えば人体に電流が流れる際に20mAほどの電流が流れると筋肉が収縮し感電している状態から抜け出せなくなると言われています。

しかし、30mA以上の漏電でないと電流を遮断しない漏電遮断器のみを取り付けていた場合は、そのような状態の時に電流が遮断されず、感電した状態が長く続いてしまうことになるのです。これは非常に危険です。

対してビリビリガードの方はといううと、感度電流は15mAと、一般的に配線に取り付ける漏電ブレーカーに比べて高感度となっています。

これであれば、先ほどのような20mAほどの電流に感電してしまったとしても、すぐに電流が遮断され大事には至りづらくなるという点で、ビリビリガードはたとえアースが無くても全くの無意味ではないということになるのです。

③結論「感電を防ぐなら漏電遮断器+アース接続が必須」

ここまでの内容を考えれば、アース接続なしで漏電遮断器のみで洗濯機を使用するのは危険だということが分かってもらえたかと思います。

特に、洗濯機のような水気のある場所で使用する家電については、人体が濡れた状態で感電してしまうと致死量の電流が体に流れてしまいかねないことも考えると、絶対にアース線の取り付けが必要だと言えます。

ここからは全くの非推奨の話になります。

僕ももちろん、洗濯機のアース線を取り付けるためのアース付きコンセントの設置は急務だと思っています。

何せ50mAの電流に感電してしまえば、たとえビリビリガードで即座に電流を遮断したとしてもまず致死なことを考えれば、アース線ナシで洗濯機を使用することは自殺行為だと言えるでしょう。

なのでアース付きコンセントは当然施設しようと思っているのですが……それを自分でやってみたいという気持ちがあるんですよね。

もちろんアース設置工事は電気工事士の資格が無ければできないので、それをやれるのは直近だとしても7月以降になってしまいます。

それにそもそも、現在の水回り環境に関しては、近いうちに大幅に改造を施すつもりなので、アース付きコンセントを設置するのは少なくともその後にしたいんですよ。

つまり、しばらくの間はアース線ナシの状態ででも洗濯機を使用したいというスケベ心が今の僕にはある訳です。

なので、しばらくの間はビリビリガード+洗濯時には常にゴム手袋着用でお茶を濁そうかなと考えています。

絶対、明らかに危険な行為なため完全に非推奨なのですが、遅くとも夏の終わりまでには水回りのリフォームを終えてアース付きコンセントを設置するつもりですので、3か月間ほどを乗り切れればいいかなと。

ただ、繰り返しになりますがこれはどう考えても危ない行為ですので、どうか皆さんはもしアース付きじゃないコンセントで洗濯機を使用したいと思っても、くれぐれも僕のマネはしないようよろしくお願いいたします。

という訳で次回からは実際に空き家で洗濯機を使用した結果どうなったかについてお伝えしていきたいと思います。

果たして洗濯機はちゃんと動作するのか? 排水は上手くいくのか? 洗濯物は問題なく干せるのか? 

やはり洗濯機が使えるかどうかで生活に掛かる手間が大きく変わってくるので、まずは試していきたいと思います。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。