どうも、たかしです。
小屋暮らし予定の土地に付随してきた空き家の整備を進めていくシリーズ、今回はその第23回となります。
今回は空き家に残された最後のスペースである「物置」の片づけを進めていきます。
物置・土間のスペースは、広さこそそこまでありませんが、やはりそこは「物置」ですから、工具や資材、その他の生活用品などが所狭しと並んでいて、物量はかなりのものがありそうです。
特に気になるのは、物置スペースの奥に見え隠れしている大量の「一斗缶」です。もし中身が空なのであればそのまま鉄くずとして回収業者に持ち込むことができるのですが、中身が残っているとなると処分画家かなりめんどくさくなってしまいます。
果たして一斗缶の中身はどうなっていたのか、また一体どんな品物が物置に眠っていたのか、タイムラプス動画も合わせつつお伝えしていきます。
また、ラストにとんでもない品かもしれない物が飛び出しました。ご期待ください。
それではやっていきましょう。
シリーズ記事
【土地整備】空き家の整備 ①:納戸の片づけBefore・After
【土地整備】空き家の整備 ②:納戸を片付けて出てきた物を売ってみたら○○円になった
【土地整備】空き家の整備 ③:寝室の片づけBefore・After
【土地整備】空き家の整備 ④:空き家から出てきた衣服を売ったら○○円になった
【土地整備・検証】空き家の整備 ⑤:寝室から出てきた雑貨を売ったら○○円になった
【土地整備・検証】空き家の整備 ⑦:オフハウスの店舗間の格差がとんでもなかった話
【土地整備・検証】空き家の整備 ⑧:キッチン(後半)+風呂場の片づけ+とんでもない事態発生
【土地整備・検証】空き家の整備 ⑨:オフハウスの店員間の格差がとんでもなかった話
【土地整備・検証】空き家の整備 ⑩:空き家の使えそうな家具を売ったら○○円になった
【土地整備】空き家の整備 ⑪:空き家から出た粗大ごみを解体する……座椅子・布団編
【土地整備】空き家の整備 ⑫:空き家から出た粗大ごみを解体する……ソファベッド編
【土地整備】空き家の整備 ⑬:空き家から出た粗大ごみを解体する……棚・クローゼット編
【土地整備】空き家の整備 ⑭:空き家から出た粗大ごみを解体する……こたつ・食器棚・竹カーペット編
【土地整備】空き家の整備 ⑮:空き家の蛇口を修理する……蛇口の先からの水漏れの場合
【土地整備】空き家の整備 ⑯:空き家から出たタイヤをどうしたら安く処分できるか考える
【土地整備】空き家の整備 ⑰:空き家から出た廃タイヤのホイールを自分で取り外してみる
【土地整備・検証】空き家の整備 ⑱:廃タイヤ・ホイール処分&売却したら差し引き〇〇円になった
【土地整備】空き家の整備 ⑲:空き家の蛇口を修理する……蛇口の継ぎ目からの水漏れの場合
【土地整備】空き家の整備 ⑳:居間の片づけBefore・After
【土地整備・検証】 ㉑:ガチンコ買取比較!セカンドストリートvs買取王国(衝撃のラスト)
①片付けの様子(タイムラプス動画アリ)
とりあえずシューズクロークの中身と上に載っていたものを全て片付けました。
シューズクローク自体は、居間に残っているタンス類とまとめてまた今度解体して廃棄したいと思います。
手前にあった物は全てどかして、奥にある一斗缶を引き出して整理しました。
半ば覚悟はしていましたが、やはりそのほとんどが中身が残っている状態でした。このままでは処分することができないので、中身を全て何かしらの方法で処分する必要がありますね……。
②出てきたもの
1.工具類
やはり物置だけあって、工具類が色々出てきました。
特に多かったのが塗装関係の道具ですね。ヘラやブラシが多く、一斗缶もそのほとんどが外装関係の塗布剤でした。古い家ですから、定期的に自分でメンテナンスしていたのかもしれません。
蛇口修理のシールテープも出てきました。だから何で毎回僕が買ってしまった後に出てくるんだ……。
今回出てきた工具の中で嬉しかったものその①「ハーネス&工具ポーチ」です。
小屋づくりをする際、屋根作業をする時に万が一のことを考えてハーネスをつけて作業しようと思ってたんですよね。見たところほとんど使っていない綺麗な状態ですし、買うとなると結構値段の張る物だったので、有難く流用させていただきたいと思います。
出てきて嬉しかったものその②「コーキング剤」です。
一緒に置いてあったコーキングガンは壊れてしまっていましたが、コーキング剤の方はほとんど新品の状態で置いてありました。おそらく使用も可能だと思います。
コーキング剤は、水回りの建築材として使用するだけじゃなくて、コオロギの飼育ケースを自作する際にも結構活躍する資材です。様々な場面で活躍するかなり汎用性の高い資材なので、どれだけあっても困りません。
出てきて嬉しかったものその③「巨大なバール」です。
缶をこじ開けるのに便利ですし、これだけ錆びていてもめちゃくちゃ頑丈なので、家具の解体作業の際にも大いに活躍してくれるものと思います。
②靴
玄関のシューズクロークからは、もちろんのこと大量の靴が出てきました。ですが……
そのほとんどが目も当てられないぐらいボロボロで使い物にはなりそうにありませんでした。
ボロボロと言うか、既にもう風化してしまってますね。靴って長年放置するとこんなことになるんですね。
それでも、一部ギリギリ売れそうな物もあったので、それは持ち帰って買取に回すことにしました。衣服と同じく身に着けるものですから、意外なところで値段の付くものが見つかるかもしれません。
③その他
その他には、「バッテリーチャージャー」、「バッテリー」、「作業服」、「灯油タンク(中身入り)」などがありました。
一番ビビったのは灯油の入ったポリタンクですね。まさか中身が入っているとは思わず、流石に灯油じゃないだろと臭ってみたらバッチリ灯油でした。しかも少量ではなく、一つのポリタンクがほとんど満タンの状態で放置されていました。
危なくないのかな? と思って少し灯油について調べてみましたが、ガソリンとは違って一応真夏以外の常温下であれば、静電気ですぐさま燃焼・爆発なんてことにはならないようです。とはいえ、危険なことには変わりありません。何かで消費しきってしまいたいところですが……灯油ストーブ分解しちゃいましたし、どうしましょうか。
③一斗缶の中身の処理を考える
さて、これで一旦空き家の片づけが全て終わった訳ですが、まだまだ課題は残っています。
とりあえず物置から出てきた大量の中身入りの一斗缶をどうするか考えなくてはなりません。
有用そうな物であれば僕の方で使用して少しずつ消費していくことも考えたのですが、その中身はほとんどが「防腐塗装剤」と「塗料硬化促進剤」だったので、使い道が限定され過ぎていて微妙ですし、そもそも中身が既に分離してしまっていておおよそ使用できるような状態ではなさそうです。
当然のことながら、これを水道に流すなどということは絶対にできません。
下水道が整備されているような場所でも塗料を排水口に直流しするのは、中で固まって水道管が詰まったり水質汚染につながったりとご法度とされているのに、こんな山奥の土地で水道に流そうものなら下手すれば土壌の汚染にまでつながってしまう可能性があります。注意どころじゃ済まず刑事罰になる可能性すらあるのではないでしょうか。
なので、何とかしてこれら塗料を「燃えるゴミ」として処分する必要があるのですが……量が多すぎるのがネックです。
布製品に染み込ませれば簡単に捨てられるのではないかと考え、一回実験的に布団を解体した時に出たワタを敷いてやってみたのですが……
結果はご覧の有様です。全く染み込む様子を見せません。
上澄み液はともかく、底に溜まったドロドロの塗料はもはや半固形化しているため、布製品に染み込むことは無さそうです。
だからといって、燃えるごみの袋に直接塗料をぶち込んでしまっては、それはそれで問題になりそうです。
今のところ思いつく案としては、ゴミ袋の内側を布団解体時に出た布地で覆ってバケツ状にし、そこに塗料を流し込むといった方法ですかね。上手くいくかは分かりませんが、また今度試してみたいと思います。
④まとめ
今回は、空き家の最後のスペースである「物置・玄関」を片付ける様子をお送りしました。
これで空き家の片づけは一応全ての部屋一周したことになりますが、まだまだ問題は山積みです。
塗料の件もそうですし、タンス類のような家具も残っています。そもそも土・砂埃だらけなのでその掃除もしなくてはならないのですが、掃き掃除に至るまでにはまだまだ多くの作業が残っているようです。
という訳でまた次回からは空き家に残っている大型の廃棄物を解体して処分していく様子を引き続きお送りしていきたいと思います。
直近としては石油ストーブ当たりの家電品や、未だ手を付けれていないマットレスあたりを解体処分していくことになりますね。
また次回の記事もぜひご期待ください。ここまでお読みいただきありがとうございました。
⑤とんでもない品かもしれない物出現
こ、こ、これは……まさか、香木!!?