どうも、たかしです。

小屋暮らし予定の土地に付随してきた空き家の整備を進めていくシリーズ、今回はその第25回になります。

前回の記事では、「居間・物置」を片付けしていた時に出てきた品の中から、価値の高そうなものを出張買取で査定してもらいました。

もしも本物だったら1点百万はするであろう香木らしき物など、合わせて5種類のお宝候補を、買取専門店「福ちゃん」に査定してもらったのですが……

結果はほとんどの品に値段が付かず、メッキのイミテーション品だったアクセサリー類のみまとめて500円での買取という大変残念なことになってしまいました。

今回は、前回に引き続き「居間・物置」を片付けした時に出た、その他の雑多な品をリサイクルショップに持ち込んで買取してもらった結果についてお伝えしていきます。

その際、これまで大変お世話になってきた「神オフハウス」こと最寄りのオフハウスに持ち込んだのですが、これまで懸念していた「同じ店舗でも店員ごとに査定の基準がことなる」という予想をまざまざと見せつけられる結果となりましたので、その経緯を合わせてお伝えしていきます。

今後皆さんがリサイクルショップに不用品を持ち込む際の参考にしていただけたらと思います。

それではやっていきましょう。

シリーズ記事

【土地整備】空き家の整備 ①:納戸の片づけBefore・After

【土地整備】空き家の整備 ②:納戸を片付けて出てきた物を売ってみたら○○円になった

【土地整備】空き家の整備 ③:寝室の片づけBefore・After

【土地整備】空き家の整備 ④:空き家から出てきた衣服を売ったら○○円になった

【土地整備・検証】空き家の整備 ⑤:寝室から出てきた雑貨を売ったら○○円になった

【土地整備】空き家の整備 ⑥:キッチンの片づけ(前半)

【土地整備・検証】空き家の整備 ⑦:オフハウスの店舗間の格差がとんでもなかった話

【土地整備・検証】空き家の整備 ⑧:キッチン(後半)+風呂場の片づけ+とんでもない事態発生

【土地整備・検証】空き家の整備 ⑨:オフハウスの店員間の格差がとんでもなかった話

【土地整備・検証】空き家の整備 ⑩:空き家の使えそうな家具を売ったら○○円になった

【土地整備】空き家の整備 ⑪:空き家から出た粗大ごみを解体する……座椅子・布団編

【土地整備】空き家の整備 ⑫:空き家から出た粗大ごみを解体する……ソファベッド編

【土地整備】空き家の整備 ⑬:空き家から出た粗大ごみを解体する……棚・クローゼット編

【土地整備】空き家の整備 ⑭:空き家から出た粗大ごみを解体する……こたつ・食器棚・竹カーペット編

【土地整備】空き家の整備 ⑮:空き家の蛇口を修理する……蛇口の先からの水漏れの場合

【土地整備】空き家の整備 ⑯:空き家から出たタイヤをどうしたら安く処分できるか考える

【土地整備】空き家の整備 ⑰:空き家から出た廃タイヤのホイールを自分で取り外してみる

【土地整備・検証】空き家の整備 ⑱:廃タイヤ・ホイール処分&売却したら差し引き〇〇円になった

【土地整備】空き家の整備 ⑲:空き家の蛇口を修理する……蛇口の継ぎ目からの水漏れの場合

【土地整備】空き家の整備 ⑳:居間の片づけBefore・After

【土地整備・検証】 ㉑:ガチンコ買取比較!セカンドストリートvs買取王国(衝撃のラスト)

【土地整備】空き家の整備 ㉒:空き家から出た廃家電を解体して鉄くず業者に売る

【土地整備】空き家の整備 ㉓:物置の片づけBefore・After(ラストにとんでもない品が!?)

【土地整備・検証】 ㉔:空き家から出たお宝(?) を査定してもらったら○○円になった(前回)

【土地整備・検証】 ㉕:オフハウスの店員間の格差に直面しました~「居間・物置」から出た雑貨の買取~←今ここ

①持ち込んだ品紹介

今回リサイクルショップに持ち込んだ品をざっと紹介していきます。

1.食器類

これまでキッチンの片づけ時に散々出てきた食器類ですが、居間の方にも数点のガラス・陶器食器が置いてありました。

結構きれいな状態で、神棚みたいな位置の棚に飾ってあるように置いてあったので、こちらは実用品と言うよりはコレクション的な意味合いの強い食器類だったのかもしれません。

こちらの写真には写っていませんが、未開封非売品・記念品みたいなガラスコップもいくつかあったので、意外といい値段が付くかもしれません。

2.置物類

居間のタンスの上にあった小ケースの中に並んでいた置物の中から、状態が良さそうなものをピックアップして持ってきました。

色々な場所の地名が載っている人形系の品が多く、恐らく各地のお土産品だと思われます。空き家の以前の住人は、旅行に行った際のお土産品として人形を買ってショウケースに並べるのが趣味だったのでしょう。

3.未開封ギフト類

納戸や寝室の片づけ時にも時々出てきたギフト系の箱に入った品が、居間の倉庫的なところから大量に出てきました。

恐らくゴルフコンペのようなものに参加した時の商品として受け取った物なのではないかと思います。僕の父なんかもそうだったのですが、会社関係のそういう会に出席した時の引き出物なんかでこういうのが溜まるんですよね。

圧倒的にタオルが多かったです。あっても困る物でもありませんが、あり過ぎても使い道が無い物代表ですね。

4.靴

玄関のシューズクロークにあった靴の中から、まだ状態がマシな2品を選んで持ってきました。

それでもかなりボロボロでくたびれていますが、なかなか良さそうな革靴ですしワンチャンあるかもしれません。

5。バッテリーチャージャー

こちらは物置を掃除していた時に、裸のバッテリーと一緒に出てきた物です。

何かしら使い道がありそうだし取っておこうかとも思ったのですが、今どき裸のバッテリーを動力にして動くような品を使うことも無いでしょうし売ることにしました。

6.その他雑貨類

「居間・物置」を片付け中に出てきた新品未開封orまだ使えそうな状態の雑貨類です。

目玉としては、こちらも恐らく何かしらの会の商品としてもらったのであろうレンジ上ラックです。これこそ自分で使おうかと思ったのですが、よく考えたら僕はもう既にレンジの上を一時物置として直置きで使っているので必要ないということに気付き、売ることにしました。

以上5種の大量の品をリサイクルショップに持ち込みます。

②持ち込む店紹介

今回は、初っ端から「自宅最寄りの神オフハウス」1店にしぼって持ち込みをしていきます。

理由としては、「バラの食器を含む、雑多な商品を持ち込むのに最適な店」が最寄りのオフハウスを置いて他にはないことが、これまでの持ち込み経験から僕自身が痛感しているからです。

「使用済みのバラの食器」を買い取ってくれるリサイクルショップは、実はそれほど多くありません。ほとんどの店では「未開封・未使用の食器以外は受け付けない」というスタイルが基本ですし、ブランドものでも何でもない食器は値段が付いても二束三文であることがほとんどです。

そこを、最寄りの神オフハウスは「まとめて○○円」といった形で「使用済みバラ食器」でも快く買取をしてくれます。こんな店は他にありません(割とマジで)。僕は少なくとも10店近い様々なリサイクルショップにバラの食器を持ち込みましたが、同じ「オフハウス」の店舗ですらこの「神オフハウス」以外は買取拒否しています。

様々な種類の品を買い取り、きちんと値段をつけてくれる神オフハウス
上記レシートと全く同じ品を持ち込んだ時のセカストがこれ

食器類以外でも、未開封であればかなり古い品でも受け入れてくれたり、他の店で買取拒否されたボロボロの品でも買取してくれたりと言ったことがこれまで何回もこの店でありましたので、もう今回は始めからこの「神オフハウス」一点絞りで持ち込みをすることにしました。

③買取結果~店員間の格差と直面する~

1.朝一で神オフハウスへ持ち込んだ結果

開店してすぐにオフハウスに持ち込んだのですが、もう既に待ちが発生している状況で、まだ午前中だというのに多くの店員がカウンター内でひしめき合っていました。

これは恐らくなのですが、平日の朝一っていうのは意外と一般の客が来がちな時間帯なのかもしれませんね。断捨離下だとか引っ越し準備だとかで多くの不用品が出た人なんかが、平日の午前に休暇を取って持ち込みにやって来るのかもしれません。それが分かっててオフハウス側も朝一から店員を多く配置しているのでしょう。

さて、そんな状況ですから査定には時間がかかるかなとも思ったのですが、意外にも10分前後で査定は終わり呼び出しがありました。忙しいと分かっている時間帯に配置されている店員ですから、手際よく査定するのに慣れているのかもしれません。

さあ、査定結果はと言うと……

480円……?

うーん、悪くない……悪くはないんですが、ちょっと妙ですね。

何が不思議って、食器類がほぼ丸まる買取されていないことですよ。唯一売れたのは未開封の食器セット1点のみ。これはちょっと「神オフハウス」らしからぬ辛さです。

買い取ってもらえたのはほとんど未開封の品だけ
バラの食器含め、半分以上の品が買取拒否という異常事態

さて、本来であれば「いや、おかしいだろ! 前持ち込んだ時は食器も買い取ってもらえたぞ!!」と怒鳴り散らしたいところでしたが、そこを僕はグッとこらえました。ひとまず480円を受け取り、買取拒否された品をすごすごと持ち帰りました。

なぜそうやすやすと引き下がるようなことをしたのか? 僕にはある一つの予感が脳裏によぎっていたからです。

2.夕方に再来店

しばらく時間をつぶし、8時間以上間を空け、すっかり日も落ちた夕方になってから僕は神オフハウスへと再来店しました。目的はもちろん買取持ち込みです。

なぜこれほどまでに時間を空けて再来店したのかというと、店員のシフトが入れ替わるのを待つためでした。

店員が入れ替わるのを待ったのは、同じ品を同じ店員に再び持ち込んでも拒否されるのが明らかなのと、店員が一度買取拒否した物でもまた別の店員であれば値段をつけて買い取ってくれる可能性があるのではないかと考えたからです。

僕はこれまで数々のリサイクルショップに持ち込んだ経験から、お店ごとに買取の基準が全く異なり、ある店で売れなかったものでも別の店で買い取りしてもらえることがあることを学びました。

そして実は、「同じ店でも店員によって買取の基準が全く異なるのではないか」という考えを持つようにもなっていたのです。

これまで何度かこの「神オフハウス」に持ち込んだ時にも、査定時間の差や買取の基準に違いを感じることが多々ありました。それを今回実証してみようと思い立ったのです。

3.別の店員に査定してもらった結果

朝一で持ち込んだ時にはお姉さんの店員が査定担当でしたが、夕方にはお兄さんの店員に変わっていました。

ひょっとすると店員同士で情報が共有されていて、「お客さん朝にも同じ品持ち込んでたのでダメです」とか言われるかもとちょっと怖かったのですが、問題なく受付は済み査定してもらえることになりました。

一度は買取拒否された品だというのに結構な念の入りようの査定だったので「これはいったな」と内心でほくそえみながら査定終了の呼び出しを待ちました。

そしてこれまた10分前後で呼び出され、査定の結果を見せてもらうと……!

計 画 通 り

これですよ! 僕が神オフハウスに求めていた物は!!

ボロボロの靴2足と、オフハウスでは取り扱いが無いというバッテリーチャージャーのみが査定不可能ということで、結果的にはほぼ全ての品が買い取ってもらえることになりました。

やっぱり神オフハウスは最高だぜ!!

④まとめ

今回の記事では、朝夕に分けて同じオフハウスに来店し、違う店員に同じ品を査定してもらった結果、大きく買取額が変化したというまさかの事態をお送りしました。

オフハウスの店員マニュアルが一体どのようになっているのかは謎ですが、とにかく店員ごとに買取基準が異なっているというのは間違いないようです。

今回の結果を受けて僕が感じたことは、「忙しい時間帯」と「客の少ない時間帯」で店員の様子は大きく異なり、それによって査定結果も大きく異なることがあるのではないかということです。

上記のレシートを見ると、査定担当の店員欄に「チャレB」「チャレC」と書いてあります。調べたところ、どうやらこれはオフハウスの属する「ハードオフコーポレーション」の昇給制度による店員の区分名のようで、「トレーニー」から始まって「チャレ」と言うのはアルファベットが若くなっていくにつれて階級が上になっているようです。

つまり、忙しい時間帯に配属されていた店員さんは、高額査定をしてくれた店員さんよりも階級が上ということになります。それが査定結果に影響しているのかどうかは定かではありませんが……やはり長く勤務している店員さんの方がより手早く効率的に査定をこなすようになっていくような気はしています。

数回この「神オフハウスの」店長さんに査定してもらったことがありますが、スピード査定の鬼でしたし。100点以上の品を2~3分で査定してましたからね。

とにかくいえることは、「同じ店舗内でも店員さんによって査定基準は異なる」「一度買取拒否された品でも、他の店員さんが値段をつけてくれる時がある」ということです。

一回査定してもらって値段をつけてもらえなかったような品でも、諦めずにまた別の日に別の店員さんに見てもらえば値段をつけてもらえることがあります。リサイクルショップに持ち込みの際には、どうかそのことを念頭に置いて粘ってみてはいかがでしょうか。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。