どうも、たかしです。

小屋暮らし予定地に付随してきた空き家の整備を進めていくシリーズ、その第7回になります。

今回は、前回「キッチン」の片づけを進めていく中で出てきたまだ使えそうな食器・雑貨類をリサイクルショップに持ち込んでいきます。

買い物かご10個分もの大量の品物

これまで僕は、主に「セカンドストリート」「オフハウス」「買取王国」の3店舗を中心に空き家から出てきた物の持ち込みをしてきたのですが……

中でも「オフハウス」はコンスタントにある程度の金額での買取をし続けてきてくれており、かなり信用できる店という認識を僕は持ってきました。

時には1000円以上の買取をしてくれる時もあった。

しかし今回、その「オフハウス」に、キッチンで出た大量の食器・雑貨を持ち込んだところとんでもない事態になりましたので、その経緯を含めて売却金額をお伝えしていきたいと思います。

それではやっていきましょう。

①持ち込んだ品物紹介

1.ガラス・陶器食器

2.和物食器

3.未開封食器・タオル

4.鍋・フライパン類

5.水筒

6.その他新品・未開封品

7.その他雑貨

以上になります。全部で200点以上はあるでしょうか。

これら全部、当然汚れていて埃をかぶっていましたので、全てシコシコと磨きまして、夕方から始めて気が付いたら12時回ってました。

いや、本当大変だったんですよ。それがまさかあんなことになるとは……

②とんでもないことになった経緯

1.いつもとは違う場所のオフハウスに持ち込んだ

今回とんでもないことになってしまった全ての原因がここにありました。

普段は家から最寄りのオフハウスに持ち込んでいるのですが、たまには違うオフハウスに持ち込んでみて、一体どんな違いがあるのかを試してみたくなったんですよね。

そのため、今回はまず自宅から車で数十分離れた所にあるオフハウスに上記の品物を持ち込みました。

最初にちょっと違和感があったのは、品物を一瞥した店員が

未使用でない品物は基本的に買取をしていないのですが、よろしいですか?

と言ってきたところでした。

これまでオフハウスに持ち込んでそんな風に言われたことが無かったので、「あれ?」と思いつつも、それでもとりあえず査定をお願いしました。だって、ここまで結構な距離を移動してきていて、とんでもない量の品物を何度も往復しながら運搬してきて、それで「じゃあやめます」ってなかなかならないじゃないですか。

品物の量がとんでもなかったので、査定に時間がかかるなら付近のお店でご飯を食べつつ待とうかと思い、「どれぐらいかかりますか?」と聞いたら、

買い取れる物も少なそうなので、すぐに終わると思いますよ

と言われました。

ここでも結構違和感を覚えつつ、すぐ終わるならと店内で待つことにしたのですが……普通に20分以上待たされました。

店内を3周ぐらいぶらぶらして、やっと呼ばれて、「全然すぐじゃないじゃん……」という不満を抑えつつカウンターに向かいました。

2.驚愕の査定結果

「買い取れるのはこちらの未使用の数点のみになります」と言われました。

見てみたら、本当に品物の中でもきれいな未使用品5、6点のみが除けられていて、その他はもう全部そのままの状態で……極めつけに言われたのが

買い取り額は93円です」と

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや!!!!

え? 冗談?ってマジで思いましたよ。でも、もちろんそんなことある訳無くてですね。

もう反射的に「あ、じゃあもう全部持ち帰ります」って言ってましたね。だってありえなくないですか?

こちとら6時間以上かけて品物を選り分けて、きれいにして、車にパンパンに詰め込んで運んできている訳ですよ。

それが買取数点で、買取額が93円!? 「なんだその”3円”って!!」って思いますよね!? どんだけ値段刻むんだよ!!

そのクセ退店時に

また不用品ございましたら是非お持ち込みください」って、馬鹿にしてんのか!!?

もうマジで二度と来ねえよって決心しましたね。

3.その他のオフハウスでも……

その後、多大なる憤りを覚えつつそのオフハウスからまた少し行ったところのオフハウスに持ち込んでみました。

このオフハウスも初めて来るところで、受付が2階にあったので荷車を使いつつまず全体の3分の1ほどを持って上がると……

ちょっと買取できない物が多そうなのですが……残りの物はどんな感じですか?と言われました。

おいおい、またかよ……と思いつつ、店員さんに下に降りてもらって車の中の残りの品物を見てもらうと

あー、こちらの品物は、未使用品の数点しか査定することができないですね。それに査定してもなかなかお値段つけられないかもしれません」と言われてしまいましたので

あ、じゃあもういいです」と、査定してもらわずに全て持って帰ることにしました。

はい、心が折れました。自分の中のオフハウスへの信頼度が一気に地に落ちた瞬間でしたね。

4.そしていつものオフハウスへ

最後の希望として、いつも持ち込みに行っている自宅最寄りのオフハウスに向かいました

査定をしてもらった結果はと言うと……

890円でした。

!!??????????wwwww???? 

ほぼ全ての品物を買い取ってもらった上に、何と査定時間はたった3分弱。前回衣服を査定してもらった時と同じ店長さんが、爆速で査定をしてくれました。

レシートから推測するに、他のオフハウスが見向きもしなかった使用済みの食器類も、まとめて500円買取と言う驚きの高額査定です。

もはや意味が分かりません。一体全体何が起こっているのでしょうか?

他のオフハウスがあまりにもしょぼ過ぎるのか、それともここのオフハウスがバグってるのか、どちらかしか在り得ませんが……後者かなぁ?

と言う訳で、さんざん他のオフハウスから拒否され続けた大量の品物を、一気に売却することができました。

まるで白昼夢でも見ていたかのような、不思議な一日の出来事でした。

③まとめ

今回は、同じオフハウスでも店舗ごとによって対応や買取額が全く違っていたということについてお伝えしてきました。

物凄く好意的な見方をするならば、今回の店舗ごとの対応の差は「使用済みのものを大量に安く仕入れて、大量に売ることによって利益を得る」のか「未使用で高く売れそうな物だけをピンポイントで買い取って売ることによって利益を得る」のかの違いに起因しているのだと思います。

今回の事態は、同じオフハウスでも、どのような方向性で利益を得ようとしているのかは全く違っていて、僕が売ろうとしていた物のニーズが最初の2店舗とは合わずに、最寄りのオフハウスとはたまたま合致した、というだけのことだったのかもしれません。

もしかしたら、「ブランド品や高級品、貴重品を高く買い取ってもらいたい」と言う人から見ると、僕の家の最寄りのオフハウスは「きちんと査定せず、品物のジャンルだけで買い取り額を付けるいいかげんな店」だと感じることさえあるのかもなと、冷静になった今ならそう考えることもできます。

ですが、僕からしたらやっぱり最寄りのオフハウスは神で、最初の2店舗はカスだと言わざるを得ません。

というか、きちんと査定してもらいたいような高級品は、それ用の出張買取とかの別サービスに頼みますから、やっぱりリサイクルショップには「雑多な品物を、安くでもいいから買い取って、再び商品として生かす」という経営方針でいて欲しいというのが僕の考えです。

だって、「高値で売れる高級な未使用品だけ買い取って、それ以上の高値で売りつける」って、それもう「リサイクルショップ」じゃなくて「転売屋」でしかないじゃんって思っちゃうんですよね。これって偏った考え方なんですかね?

最後にこれだけ言えることがあります。

これまで散々「オフハウスは幅広い商品を手堅く買い取ってくれる」というような紹介の仕方をしてきてしまいましたが、今回それは「店舗による」ということがはっきりと分かってしまいましたので、皆さんオフハウスに品物を持ち込む際には「そのオフハウスがどのような方針の店なのか」ということにどうかお気を付けください。

じゃないと心が折れるような事態に陥ってしまいますので。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。