どうも、たかしです。

小屋暮らし予定地に付随してきた空き家の整備を進めていくシリーズ、今回はその第8回になります。

これまで「納戸」「寝室」と、かなりゴミの状態が酷かった2か所をそれぞれ1日かけて片づけを進めてきました。

空き家の間取り図
納戸Before・After
寝室Before・After

その調子でキッチンの片づけも一日で終わらせようと思ったのですが、思った以上に手間取り、一日で全体の半分しか片付けを進めることができませんでした。

ゴミの量自体はそんなになかったのですぐに終わると思ったのですが、棚にある食器の量が思った以上に嵩張り、回収に時間がかかったのと、物理的に車で一回に持って帰れる量の限界を超えてしまったことにより、一時撤退の判断をせざるを得ませんでした。

ゴミの量は少ないが、物の量自体は多かった

ということで、今回の片づけではキッチンの残り半分と、その奥にある風呂場の片づけを進めていきます。

あと、今回の作業中にこの土地のとんでもない事態が起きましたので、そのことについてもお伝えしていきます。

小屋根ちゃん

とんでもない事態って?

たかし

口に出すのも恐ろしい……ガクブル

それではやっていきましょう。

①片付けの様子(タイムラプス動画)

キッチンの、主にフライパンやヤカンなどの調理器具が並んでいた棚です。

小さいものやガラスのふたなどは燃えないゴミとして処理しますが、大きめの物はワンチャン鉄くずとしての買取をしてもらえる可能性があるので一旦よけて残しておきます。

あと、棚の一番左下にあるひっくり返った鍋? のような物が地面と完全に引っ付いてしまっていて全然取れずに断念しました。思いっきり蹴ったり引っ張ったりしてみたのですが、取れる気配が全くないので、棚を整理した後にもう一度トライしようと思っていますが、家自体にくっついているかのような感じなので、もしかしたら何かしらの昔の炊事設備だったりするんでしょうか(竈とか)? 昔の台所事情に詳しくないのでよく分かりませんが。

こちらは先ほどの棚と向かって反対の食器棚です。

ほとんど全ての食器がきれいな状態で残っていたので、捨てずに回収し買取の方に回しました。

こちらはシンク&冷蔵庫になります。

奥の冷蔵庫の中身は、ちらっと除いたところそこまでひどい状態ではない感じでした。

ですが、やはり多少の調味料や保存食が残されていて、それらが腐って結構な臭いを放っているので、一旦後回しにして今後それなりの準備をして片づけをすることにしました。

シンク下の棚からも結構な量の皿が出てきたのでそちらもきれいなものは買取に回しました。

なぜか落ち葉が大量に溜まっていて、粉状になった糞もたくさんあったので、恐らく長い間何かしらの生物の住みかになっていた感じですね。結構汚かったです。

こちらは風呂場になります。

ゴミの量はそこまで多くなかったので片づけは割とすぐに終わりました。

ただ、ボイラーだとか浴槽だとか洗濯機だとか、今後の処理に困りそうなものが多くある場所なので、今後どう進めて行こうかが悩みどころですね。

粗大ゴミに出そうにも、洗濯機はリサイクル代がかかりますし、浴槽も処分するのが大変そうです。

よく田舎の方だと、古い浴槽が畑の横で水溜め場みたいに置かれている光景を良く見ますけど、やっぱり処分に困ってそうすることが多いんでしょうね。

②買取に回す品

こちらが今回回収してきた買取に回せそうなものになります。

前回が買い物かご10個分だったので、それに比べれば少なめですが、ほとんどが陶器製の食器なので重量はかなりあります。重いものだと一かご20kgぐらいはあるんじゃないでしょうか。

ちなみにオレンジの袋は、以前寝室で出てきたキャンプ用のパイプ椅子です。なかなか運び出すタイミングが無かったのですが、今回比較的車内スペースが空いていたのでやっと持ち帰ることができました。

次回はこらの品物を、もはや恒例となった「オフハウス」に買取に出した結果をお伝えしていきたいと思います。

③とんでもない事態発生

今回は、空き家の片づけが比較的早く終わったので、ちょっと今後の展望を考えようと思って土地の中をぶらぶらしていたんですよね。

そして事態は、空き家の電気周りがどうなっているのか調べようと思って土地内に立っている電柱を調べようと、ちょっと空き家の裏の方に回った時に起こりました。

「ふぇ~こんな山奥によく電柱を持ってこれたな~」なんてのんきに電柱を見上げていたら、すぐ後ろから『ブブブブ…』ととんでもなく低くて重い振動音が響いきました。

「まさか……!?」と思い後ろを振り向くと、そこにいたのは……

お・お・お……オオスズメバチ!!!?

地面から数匹の見張りが出て来ている状態のオオスズメバチが、すぐ目の前でめちゃくちゃ攻撃態勢をしいていました。

というか、既に一匹飛び立ってブーンと音を立てて向かってきているところでした。

もちろん慌てて猛ダッシュ。わき目も振らず全力逃走です。

何とか事なきを得ることができましたが、本当あと一歩でぶっ刺されるところでした

蜂は全く写っていませんが、こちらが蜂が飛び出してきた藪です。丁度中心部に穴ができていて、そこから蜂がブンブン飛び出して来ていました。

写真を撮ろうとしている間にも次々に蜂が出発していっていたので、ここに巣があることは間違いありません。できれば蜂の写った写真を用意したかったのですが、流石に命が惜しくてこれ以上は近づけませんでした。

今になって思えば、動画を撮っておけばよかったですね。次に掃除に行った時に撮ってきます。

いやぁ、これだけ山奥の空き家ならスズメバチの巣があることぐらいは覚悟していたのですが、まさかオオスズメバチがこれほど近くに巣を作っていたとは思いませんでした。というか、よく今まで気付かなかったな……。

今後小屋暮らしをしていく中で、スズメバチが巣を作るようなことがあれば自分で駆除にチャレンジしたいなと考えていたのですが、いくら何でも初戦からオオスズメバチは無理過ぎます。しかも時期が10月の初頭というスズメバチが最も活発かつ狂暴化している時期ですからね。

この時期のスズメバチは、次期女王を守るためだったり、少なくなってきた餌を何とか確保するためだったりで非常にピリピリしているはずです。巣にちょっと近づいただけで攻撃態勢になるぐらいですから、正直あれだけ知らずに近づいて無傷で済んだのがラッキーすぎるぐらいです。いや、マジで危なかった……。

小屋根ちゃん

これからどうするの?

たかし

放置するしかないよね…ガクブル

スズメバチの巣は基本的に1代限りのもので、次世代の女王バチが出ていくとその巣は自然に死滅して文字通り「空き巣」となります。

だいたい1、2月ぐらいには巣が空っぽになるはずなので、それまで待って、撤去するにしてもそれからですね。

ちなみに、空になった巣をそのままにしておくとまた次世代の巣の材料にされてしまったり、巣のある穴に別の害獣が住み着いてしまったりするようなので、空の巣と言えども駆除はしておいた方が良いみたいです。

何とも刺激的な体験でした……。空き家の掃除中に中に入ってきたりしないといいですけどね。天に祈ります

以上で今回の記事は終わりです。

次回はキッチンと風呂場から出てきた物を買取してもらって、その結果がどうなったかお伝えしていきます。どうかお楽しみに!

ここまでお読みいただきありがとうございました。