どうも、たかしです。
10月いっぱいを食費1500円で生き延びるチャレンジ、今回は12、13日目の様子をお伝えしていきます。

今現在、メダカ池に大量に生えている水田雑草「コナギ」を、食べて全て除草するというチャレンジをしています。
今回は前回に引き続き、メダカ池の除草がてらコナギをひたすら食べていって、メダカ池のコナギを撲滅していった12、13日目の様子をお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
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12日目の様子

12日目の朝は、前日に干し柿がカビて全滅してしまい朝に食べる物がなかったので、慌てて柿を収穫していくことから始まりました。

もはや干し柿を作る自信を失ってしまった僕は、無難に甘露煮にしてそれを冷蔵庫で保存することでカビ対策とすることにしました。

下記の甘露煮は、まるで甘酒のような優しい甘い味わいがして朝からほっこりしました。
ですが、やはり干し柿の方がおいしさ的には上だし、お茶にも合うので、干し柿が作れればいいんですけどねぇ……今度電子レンジでも使って急速に干し柿にできないか試してみようかな。

朝ご飯を食べたら早速お昼ごはんの準備=コナギの採集、下ごしらえをしていきました。
勢い余って、前日以上の量のコナギを引っこ抜いてしまいました……こんなに大量に食えるか不安です。

ちなみにこの池から採集したコナギはマジでめちゃくちゃ汚いので、屋外でコナギの葉が擦り切れるぐらい徹底的に下洗いをしています。

見て下さいこの汚さを! もはやこれメダカ池の水だろ。

その後、塩ゆでやら何やかや前日同様調理して完成したのがこちら「コナギの味噌汁」「コナギとバッタの佃煮風」「梅シロップジュース」です。

あんな汚い汁が出るぐらいなので、味噌汁にしてしまったら汁に池の臭いが染み出ないか心配だったのですが、こちらは意外にも普通の味噌汁でした。
コナギ自体も悪くなく、今回はメイン具材としてしまったのでコナギ自体の噛み応えがちょっと厄介でしたが、サブとして少量入れる程度だったら特に問題なくみそ汁の具としては使えるような気がしました。

佃煮風の方はと言うと、こちらも特に問題なくいただくことができ、おひたしとそんなに変わらない間隔で食べることができました。
ただ、おひたしと比べるとこちらの方が濃い味ではあるのですが、個人的にはコナギには濃い味の佃煮風よりかはあっさり目のおひたしの方が合っていると思いました。
今回のコナギ尽くしで、コナギばっか食っていて気が狂いそうだったのですが、前回箸休めになってくれていた味噌汁までコナギに侵されているので、今回はまさかのバッタが僕の正気を保つ役目を担ってくれていました。
いや、マジで佃煮のバッタは美味いんでね。
13日目

だいぶメダカ池のコナギも減って来たので、この日一気にスパートをかけていくことにしました。

ぱっと見では大量にあるようでしたが、結構コナギ以外の水草も多くて、結果的には2日目と比べてかなり少ない量の収穫になってしまいました。

この日の献立は、コナギの味噌和えと、コナギとバッタのめんつゆ炒めと……

コナギ撲滅記念と言うことで、残り余ったコナギを使ってとあるスペシャルメニューを作ることにしました。
それがコナギを使った野菜ジュースです。

ミキサーの中にコナギと、本来だったらバナナ何かが適しているんですがもちろん無いため代わりに柿の甘露煮を投入。

水180mL、そして砂糖スプーン3倍を投入し……

一気にミキサーしていきました。

そうして完成したのがこちらのコナギジュースです。
あまりに禍々しい見た目、そして想像以上にできてしまった量。全てが不安をあおります。
僕、何でこんなことやってんだろ……。

と言う訳で、コナギ尽くしの3日間の締めを頂いていきます。

まずコナギとバッタのめんつゆ炒めですが、味はそこまで悪くありませんでした。
初日にめんつゆ味噌炒めを作って吐きそうになるというトラウマ体験があったためちょっと不安だったのですが、これまでのノウハウとして蓄積した「バッタは揚げてから調理する」という法則を守った結果、バッタはサクサクで食べやすく相当マシでした。
肝心のコナギはと言うと、正直炒め調理にはあまり向かないと思いました。炒めることによってコナギの強すぎる噛み応えが増しになるかと思いきや、むしろ繊維が縮こまって余計に食べづらくなったような気がします。
味はそこまで苦くないし、食感も悪くない草なので、あとはこのかみ切りにくささえ何とかなればかなり良い食材になると思うんですけどね……。

胡麻和えの方は、単純におひたし+味噌みたいな料理なのでこちらはかなり美味しくいただけました。やはりコナギはおひたしが一番合うように思います。

いよいよド本命、コナギと柿の野菜ジュースです。果たして……?

う…………っ!!!!
味は、投入した柿や砂糖のおかげか我慢できるレベルなのですが、ここまでドロドロにしてなおシャキシャキを主張するコナギの繊維がジュースとしては相当不快に感じてしまいます。
入り口の味は柿と砂糖の甘みなので悪くないのですが、飲み終わった後やコナギの繊維をかみ砕いた時の藻っぽい香りがかなり吐き気を催すなかなかの凶悪さを演出していました。
まぁ、普通に不味かったです。マジで一瞬吐きそうになりました。

しかし、それでも僕にとっては貴重な食料。当然残して捨てるなどと言うことはせず、気合で全て飲み切り、無事にメダカ池のコナギを完食することができました。
14日目以降へ続く
今回は、メダカ池の除草を兼ねてコナギを食べまくった3日間の様子をお伝えしていきました。

甲斐あって、無事メダカ池は景観を取り戻し、メダカの様子を観察しやすくなり餌槍なんかもやりやすくなりました。
今回3日間をコナギで乗り切ったことにより、食糧事情はかなり余裕が出てきました。
間もなくチャレンジも折り返し地点。引き続き精進していきたいと思います。
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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