どうも、たかしです。

10月いっぱいを食費1500円で生き延びるチャレンジ、今回は26日目の様子をお伝えしていきます。

とうとうこのチャレンジも残すところ1週間を切りました。残り6日間。

チャレンジ開始当初は、1か月間も1500円分の調味料だけで乗り切るなんて遠い道のりのように思えましたが……時間の流れるのは早い物ですね。

正直、まだ栗もサツマイモも残っていて、更に積極的とまでは言えないまでも食材としてカウントできるアケビの皮が大量に残っている今、もはや今回のチャレンジは達成がほぼほぼ見えている状態です。

ですが、それでも若干の不安は残っているので、今回はいよいよ土地から取れる食材の内最終兵器と呼べるものを解禁していきたいと思います。

それがこちら、「むかご」です。

むかごとは、ヤマノイモというつる性植物に生える球状の「芽」です。ヤマノイモはどちらかというと「自然薯」という呼び名で知られており、土を深く掘って採集できる山芋として有名ですが、そのヤマノイモのつるに生えるこちらのむかごもまた、まるで芋のような食べ方ができる部位になっています。

ここら辺はヤマノイモが多く自生しているのか、結構庭のいたるところでこのむかごが生えているのを、チャレンジ前の下調べで既に僕は把握していました。

なぜ採集が今回ここまで後半になったのかと言うと、最後の綱として取っておいたというのもありますが、もうちょっと大きく成長してくれるのではないかと期待していたのもあります。

ですが、最近めっきり気温も下がり、むかごの方も成長があまり見られなくなってきたため、今回最後の食材としてこちらを採集していこうと思い立ったという訳です。

なので今回は、こちらのむかごを採集して食べたらどんな味がするのか、果たして美味しいのか、まずはお試しで食べていった様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①採集

むかごは見た目は小さいですがもうほとんど熟しているようで、指でつまむだけでぽろっと採れてしまいます。

大体が指先ぐらいのサイズしかない小さな豆みたいな見た目ですが、これを掻き集めて芋みたいに調理して食べることができるという訳です。

この日はまずお試しと言うことで、山椒の木に絡みついているヤマノイモ分のむかごだけをとっていくことにしました。

ぱっと見はそこまで量は無いように見えますが、いざ集めてみると結構な量が集まりました。

一粒一粒が小さくてもこれだけ集まれば十分満足できるご飯になりそうです。

②調理

むかごはサッと水で洗って……

代表的な料理法として、サッと塩ゆでにしていきました。

一番メジャーな料理法はご飯と一緒に炊きこむ「むかごご飯」なのですが、残念ながら白米は食費月1500円チャレンジに含まれていませんので……。

今回のチャレンジに白米を食べようと思ったら、2kgですら買えませんからね。世知辛い世の中です。

何せ一粒一粒が小さいので、茹でる時間はたったの4分ほどで十分事足ります。サッとお湯から上げて水気を切り、塩を振りかけて完成です。

この日のお昼ごはん、「むかごと栗の塩ゆで」「バッタの素揚げ」「アケビの皮の野草包み天ぷら」「アケビの皮炒め」「天つゆ」「梅シロップジュース」です。

アケビの皮は前回あまりにもの無味っぷりから「これはダメかも……」と思っていたのですが、ネットで調べていると「シソで包んでフライにする」という調理法があったので、これなら美味しいかもと思って試してみました。

おあつらえ向きに庭の一角に1株だけ青じそが生えていたので、大きめの葉っぱをいくつかいただき、それでも全然足りなかったので残りはクズの葉っぱで代用しました。

はたしてアケビの皮はこれで美味しく食べられるのか、これも試していきます。

③実食

まずはむかごの塩ゆでからいただいてきます。

数粒をスプーンですくって……

パクリッ!

全然心配はしていませんでしたが、もちろん美味しいです! マジで芋ですね。

ジャガイモとかサツマイモみたいな「ホクホク」と言う感じと言うよりかは、やっぱり山芋とか里芋っぽい「モチッ」とした食感で、非常に食べ応えがあっておいしいです。

味も普通に芋。サツマイモほどの甘みは無いので、こちらはジャガイモと里芋の中間ぐらいと言った感じでしょうか。

とにかく、何の問題も無くめちゃくちゃ美味しかったです。ただ茹でて塩かけただけでこの美味さですから、ポテンシャルの高さがうかがえます。

さて、今回もう一つ気になる「アケビの皮の野草包み天ぷら」ですが……

何と! めちゃくちゃ美味しい天ぷらに仕上がっていました!

アケビの無味っぷりを、野草の味が見事にカバーし、更には野草のサクッとした食感の向こうにアケビのトロトロ食感が出迎えてくれることによって、野草の天ぷら単体だけでは成し得なかった「ガツンッ」といった食べ応えが生まれていて、見事に互いが互いのフォローをしあう料理となっていたのです。

シソだけでなく、クズの葉で包んだ方までしっかり美味しかったので、クズの葉なら無限に土地に生えてますから再現性まであるという……今回のチャレンジ、勝ちました。

いや~、やっぱり他人の作ったレシピに頼るのが一番ですね。ありがとうGoogle。

次回、27日目以降へ続く

今回は土地に生えているむかごを採集し、試しに茹でて食べていった様子をお伝えしていきました。

結果としては、流石最後まで取っておいただけあってむかごはやっぱり超美ということで、更にはアケビの皮の美味しい食べ方まで発掘してしまったので、これはもういよいよ今回のチャレンジは勝確と言ってもいいんじゃないかぐらいの状況にまでなってきました。

次回もまだまだ土地にあるむかごを使って、今度はもう少し凝った料理で楽しんでいきたいと思います。

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

↓ランキングに反映されますので、よろしければクリックお願いします!

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村