※本日はYOUTUBE動画紹介記事も併せて投稿しています

どうも、たかしです。

10月いっぱいを食費1500円で生き延びるチャレンジ、今回は27、28日目の様子をお伝えしていきます。

前回、土地から採集できる食材の最終兵器として、ヤマノイモにできる「むかご」を採集し、塩ゆでにしてそのポテンシャルの高さを実感していきました。

庭になっていたむかごの一群を採集
塩ゆでに下だけで美味いという神食材であることを確認

今回は土地の中に生えているむかごを全て採集し、もっと手の込んだ調理法でむかごを堪能していった2日間の様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

27日目の様子

チャレンジ27日目は、かなり久しぶりに一日気持ちのいい秋晴れとなりました。

今年の10月は本当ぐずついた天気が多くて、予報では一日晴れだったのにいざ当日は雨が降ったり、晴れたと思ってもちょくちょく雨が差し込んだりと……気持ちの悪い天候が続きました。

てっきり山奥の不安定な天気がそうさせているのだと思っていたら、どうやら今年は本当に10月の日照が各地でかなり少なかったみたいですね。

秋どりのピーマンやナスには結構今回のチャレンジ中期待していたのですが、日射の少なさと気温の低さのせいか全然でした。残念過ぎます。

気持ちのいい秋晴れの中、土地の中に点々と生えているむかごを回収しに奔走します。

前回採集したむかごは手の届く低い位置にたくさんありましたが、全体から見るとそれはかなりレアで、大概のむかごは気に絡みついて日の当たりやすい高い位置にできていることが多いです。なので脚立を使って採集していきます。

不安定な足元で採集していると、ただでさえポロポロと取れやすいむかごがちょっとした衝撃で地面に落っこちていってしまうので、片手に籠を添えながら採集していきました。

カゴに入れたまま各地のむかごをとって回っていると、何かのはずみで籠を落としてしまえば全てがおじゃんですから、ちょくちょく袋に詰めて利確しつつ回っていきます。

ヤマノイモの葉はシカの食害を受けるのか、農地には余り生えていないのですがちょくちょく隠れるようにして生えている物を採集して回っていきました

一群を採集しては利確して……を繰り返すこと数度。

結構な量のむかごが採集できました。

しかも、前日採集したむかごと比べて粒がでかい!

むかごはどうやら日差しの多い場所にできている物ほど肥大化しやすい傾向にあるようです。山椒に纏わりついていたむかごの在った場所は、松やら杉やらでかなり日陰になってしまっていましたからね。

むかごは一気に食べてしまいたいのはやまやまですが、流石にそこは2日間に分けて節約しつつ楽しんでいくことにしました。

この日は、むかごと油の相性をチェックするため、さいころ状に細かくカットしたサツマイモと一緒に揚げ料理にしていきました。

さっと揚げ焼きにしたサツマイモとむかごを一旦回収して……

余分な油を避けたフライパンに、スプーン4杯分の砂糖を投入

溶けてカラメル色になるまで火を通し……

そこに先ほどの揚げたむかごとサツマイモを投入、カラメルを絡めてコーティングしていきます。

クッキングシートの上にあけたら、上から塩を軽く振りかけて完成です。

この日のお昼ごはん、「むかごとサツマイモのカラメル揚げ」と「アケビの皮のクズ葉包み天with天つゆ」です。

早速カラメル揚げのむかごを食べていきましたが……もちろん激うま!

意外だったのは、結構挙げたのにもかかわらずカリカリだとかホクホクだとかにあまりならず、歯ごたえがしっかり残っていたこと。茹でた時のモチモチ間に比べると、もうちょっとガシッとした歯ごたえでこれはこれで美味しいです。

そして味に関しては、サツマイモと比べると流石に甘みでは劣りますが、それでも芋らしいほのかな甘みでこれまた美味しかったです。

28日目の様子

27日目に油で揚げたむかご料理を食べていったわけですが、その後にカラメルでコーティングしてしまったせいで正直イマイチむかご本来の味わいがイマイチ分かりづらかったので、この日はもう少しシンプルにむかごを油で調理していくことにしました。

たっぷりの油でしっかり揚げたむかごを一旦取り出して……

伝家の宝刀、めんつゆと砂糖でつくる「大学芋風のタレ」を作成し……

むかご(とついでにバッタ)を絡めて煮詰めていきます。

こちらの大学芋風は、サツマイモ・栗・バッタとあらゆる食材を美味しく仕上げていった神の調理法です。むかごがどのぐらい美味しくなるのか非常に楽しみです。

と言う訳でこの日のお昼ごはん、「むかごとバッタの大学芋風」「栗の素揚げ」「スイバのおひたし」です。

本当は栗も大学芋風に仕上げたかったのですが、めんつゆが残量僅かなので素揚げで妥協しました。

さて、むかごの大学芋風ですが、当然ながら激うま。

今回はカラメルでコーティングしていないので、むかご自身の食感や味がダイレクトに伝わってきましたが、基本的な感想はやはり同じで、しっかり揚げても歯ごたえが残っているのは芋とはちょっと違う部分だなと思いました。

むかごはもうほとんど芋と言っていい感じの使い方のできる食材ですが、何回も食べているうち「やっぱり芋じゃなくて芽なんだな」と言うのが何となく分かってくる気がしました。風味の中にも若干草っぽいというか茎っぽいというか、そんなのが香ってくる気がします。

とまぁ細かいことを申しましたが、結局のところむかごは銅調理したところで激ウマの食材と言うことでした。

おかげで大満足のお昼ごはんとなりました。

次回、29日目以降へ続く

今回は、土地から手に入る最終兵器食材としてむかごを一気に採集し堪能していった2日間の様子をお伝えしていきました。

そしていよいよ食費月1500円チャレンジも残すところ3日……最後の大詰めと言ったところでしょうか。

最後に、現在残っている食材をチェックしていったのですが、相変わらずめんつゆと味噌だけがかなり心もとないと言ったぐらいで、その他はかなり余裕のある状態でした。

サツマイモは大きいのがまだ2本ありますし、栗もジップロック3分の1ぐらいは残っていますし、アケビの皮もまだ大量に残っていますし……よっぽどやらかさない限りはもはや勝確といっても良いぐらい状況は良いです。

勝確の舞

残りの3日間、もはや土地から取れる食材に関してはよっぽどの新食材が出来ない限りはもう無いので、残りの食材とバッタで生き延びてチャレンジを達成していきたいと思います。

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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