どうも、たかしです。

以前、種から育てたピーマンとナスの苗を畑に移植しまして、あれから1週間近くが経過しました。

種から立派に育ったピーマンとナス
一部を畑に移植し、風よけを設置した。

ただ畑には畝の容量の関係上、ナス3株、ピーマン4株しか植え付けすることができず、多くの苗(特にピーマン)をポットのままとなってしまったのですが……

すでにこちらの苗も花がどんどん咲き始めていて、この小さなポットでは健全に成長することができないのは明らかです。

早急にもっと大きなプランターに植え替えする必要があるのですが、ナスやピーマンはそれなりの容量のあるプランターを準備する必要あるみたいで、残念ながら今現在持ち合わせがありません。

また6株も残っているピーマンの苗を植えるためにプランターをわざわざ追加購入するというのも、なかなか費用が掛かります。

でも苗をこのままダメにするのもったいない……どうにかならないか空き家中を探し漁った結果……。

……イケるやん!

という訳で、今回はこちらの「衣装ケース+鉢底ネット」を即席プランターとして利用できないか試してみることにしましたので、その様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①即席プランターについて

今回プランターに流用していくのは、DCMで購入した衣装ケースです。

僕はこの衣装ケースをめちゃくちゃ大量に所有していて、それはなぜかと言うとかつて繁殖させていたコオロギの飼育ケースとして使っていたからですね。

僕は元々大量に所有していたから、こちらの衣装ケースを今回プランターに流用しようとしている訳ですが、この衣装ケース自体価格が1000円ほどとそれなりにするので、0からプランターじゃなくこの衣装ケースをプランターとして改造するのは全くオススメしません。

プランターなんて、ホームセンターでそれなりの大きさでしっかりした作りの物が1000円ちょっとでたぶん購入できますからね。

もともとコオロギ飼育ケージと使用していたが故に、そこは切り取って鉢底ネットを貼り、コオロギの糞が下に落ちるように改造してあります。

これがちょうど水抜き用の穴になって、プランターの代わりとして使えるのではないかと思い至ったのです。

深さが30㎝ちょっとあって、サイズ的にも2株ほど一気に植えられそうですしね。

②土の準備

苗を移植するためには、当然プランターだけでなく土も必要となります。

……のですが、衣装ケース×3つ分もの土を購入するとなったら、これまたなかなかの費用がかかります。

必要な分の土の量を概算すると

幅0.39m×奥行0.74m×高さ0.3m=0.08658㎥……1つ分で約86L、3つ分で250Lほど

市販されている培養土が、大体100Lで安くても3000円ぐらいするみたいなので、衣装ケース3つをしっかり土で埋めようとすると7500円ぐらいはかかる計算になります。それはちょ~~~っとキツいですよねぇ……。

食費を安く抑えたいから野菜を栽培しているのであって、栽培のためにお金をかけていたらそれは本末転倒過ぎます。ピーマンだけで7500円の元を取ろうとしたら一体どれだけピーマン食えばいいんだ……?

ということで、土はコンポスト堆肥作成穴を掘った際に出た残土を利用することにしました。

決していい土っぽくはないのですが、それでも腐っても元々田んぼだった土地の土ですから、雑草だって生えていたわけですしきっとピーマンだって育つはずです。

250L分の土がどれぐらいになるのかはちょっと目検討では分からなかったので、まずは実際に衣装ケースに土を入れてみて……

それを一輪車にまた移動させて運搬する×3でおおよそ必要な量の土を回収していきました。

今回プランターは庭に置いて、ホースで水やりしていくので、土は一旦庭にブルーシートを広げてその上に運びました。

これだけの土がタダで手に入るというのは、広大な農地を所有しているメリットの一つですね。

流石に農地の土そのままでピーマンを育てるというのは厳しそうだと思ったので、丁度余っていた去年の秋産のコンポスト堆肥を混ぜていくことにしました。

今現在、このコンポスト堆肥の土でコマツナは非常に立派に育っていますので、その効力はお墨付きです。

ん? 何だかガラ袋の口付近に奇妙な赤いぶつぶつが……。

ま、まさかこれは……

※マダニ超大量画像超注意!!!

ギィヤアアアアアァァァァ!!!!!!

異常すぎます。一体全体どうしてこんなことに……???

以前から、マダニは買い物かごやらブルーシートやら、プラスチッキーな人工物にやたらひっつく習性があるとは思っていましたが、ここまでの事態は流石に初です。

何かもう逆に「マダニ捕獲トラップ」として使えそうな気がしてきました。

当然キモ過ぎたので、駆除スプレーで全員抹消していきました。

また少し世界がキレイになったな……。

コンポスト堆肥の中身。3ヶ月ほど放置していましたが、特に見た目に変化はなく問題なく使用できそうです。

ブルーシート上で満遍なくかき混ぜて、これで土づくりは完了です。

③土を詰める&通水チェック

早速衣装ケースに土を詰めていきました。

やはり衣装ケースは衣装ケース、プランターほどの頑丈さはないので土を入れるだけで形状が若干歪んでしまいました。

続いて、ちゃんと底の方から水が抜けていくかをチェックするためたっぷり水やりをしていきます。

しっかり水が染みていって、そこの方から排水されていきました。問題なく使用できそうです。

ただ、水を入れることでより一層土が重くなったせいか、更に歪みが大きくなってしまいました。

底の鉢底ネットも、ホッとボンドで固定してあるだけなので抜けてしまわないかが心配でしたが、何とか耐えてくれているようでした。

とりあえず、衣装ケース+鉢底ネットで即席プランターとして使用できそうなことが分かった瞬間でした。ただし、恐らく衣装ケースに使われているプラスチックは耐候性がてんで無いため、長期間屋外で使用するとあっという間に劣化して壊れてしまう物と思われます。

まぁ今回はピーマン苗を無駄にしないための即席なので、そこは割り切っていきます。

④植え替え完了

その後、堆肥を入れて1週間ほど土を寝かせた後、ピーマンの苗を植え替えしていきました。

ちょっと株間が近いですが……これ以上巨大な入れ物は所有していないので致し方ないですね。

畑同様風よけもしたかったのですが、丁度いい袋が無かったので適当なビニール袋を切って被せました。

ただ正直、肥料袋と違って袋自体に耐久性が全然ないのでこれは微妙でした。気温が高くなってきたらすぐ外して支柱を立てたいと思います。

ナスの苗は、丁度いいのが無かったのでちょっと小さいのですが、かつてキュウリを育てようと100均で購入した栽培セットに植え替えることにしました。

このナスの苗はもともと成長が遅くて、何だかダメそうな気がするので、まぁもしも上手く行ったら儲けもんということで。

⑤まとめ

今回は余ってしまった苗を移植するため、急きょ衣装ケースをプランターとして使用して植え返して行った様子をお伝えしていきました。

上手く行くかどうかは……正直微妙なところですね。ちょっと衣装ケース1つに苗2つでは狭いですし、土もあんまり良くは無いし……。

苗が余るとなかなか難儀な物だということが今回分かりました。以前突然キュウリの苗を頂いたのも、恐らくはこういう経緯があったのでしょう。

とはいえ、種から育てるとなったらどうしても何個かはダメになることを見越して多めに発芽させることになるので、こういうことになりがちなんですよね……やはり苗から購入するのが最強なのか?

畑もまだまだ狭いので、この冬に新たに開拓したいですね。

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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