どうも、たかしです。

またちょっと寒くなってしまいましたが、3月入ってからの陽気に誘われて出現してしまったマダニにより、屋外作業はこれからしばらくの間憚れるようになってしまいました……

https://twitter.com/takasisui/status/1895714370250031127

流石にまだ3月と言うことで、農地の方でも5~6カ所でしつこく旗振り法をやってようやく2~3匹大きめの奴がくっついてくるぐらいの感じではあり、去年の4月末レベルの1回旗を振れば小さめの奴も3~4匹は引っ付いてくるほどではありませんが、それでも流石に屋外での開拓作業を大胆に行うことはメンタル的に厳しくなってしまいましたね。

と言う訳で、これからの小屋暮らし開拓作業は防獣フェンスで囲った庭より内側の部分がメインになってくると思います。空き家のリフォームや、小屋のアップグレード等々を行っていく予定ですが、今回はまずその先駆けとして「作業小屋の整理」を行っていきます。

こちらが現在の作業小屋の様子です。小屋の端材やら残置物のペンキ缶やらで非常にごちゃごちゃしており、ちょっと小屋内を移動するだけでも足元に色々な物が落ちているから気を付けないとこけてしまいかねないような状況になっています。

このような状態ではDIY作業がはかどらず、空き家や小屋のリフォーム作業も滞ってしまいます。

なので今回は未だに大量に残っている小屋建築の端材消費も兼ねて、「工具整理棚」をDIYして、作業小屋全体の整理を進めていきます。

資材費の節約のため、可能な限り小屋建築の端材だけを使って、安く実用的な工具整理棚を作成していきたいと思います。

それではやっていきましょう。

①作成イメージを固めていく

まずは設置予定場所を片付けて、使用する端材を並べていきながら完成イメージを固めていきます。

端材を使用するのでないDIYであれば、「設計図→資材調達→作成」という順番になるため、サイズ感や必要な資材の量、長さ等は自分のやりたいように決めて作ることができます。

しかし端材DIYの場合は使える資材には限りがあり、サイズや資材の長さ等も全て端材の状況に影響されるため、まずは今現在残っている端材でどのように整理棚を作成することができるのか実際に並べつつ考える必要があるのです。

まず天板を支えるためのフレームに関しては、ほとんど丸ごと残っていた杉の角材があったのでそれをそのまま使用することができます。

しかし天板フレームと同じぐらい重要な脚に使えるようあ端材がなかなか見当たりませんでした。

そのため、脚の一部はこのように2×4材のきれっぱしを縦に積み重ねて、合板に固定することで脚に代えることにしました。縦に積むことで上部からの荷重にはしっかり耐えられるはずだし、合板に固定するので崩れる心配もないはずです。

また、天板に使えるような幅広の板材も無かったので、たくさんあった合板の切れ端を何枚も連ねて渡すことで天板とします。

これだけだと形が安定しないので、短い角材のきれっぱしを細長い合板は材で挟み込み連結させることで疑似的に板材とした横通しを補強材として取り付けることでぐらつかない作業台を目指します。

即興で書いた完成イメージ図がこんな感じ。天板が60㎝×170㎝で若干板材を渡す距離が縦横共に長すぎてたわみそうな気がしますが、そうなってしまいそうな場合には補強材を追加で渡すことにします。

②作成の様子

1.脚パネル作成

まずは脚部分を作成していきます。

巨大な三角形型の合板端材の角を、天板の縦長さ60㎝に合わせてカット。

続いて手前の脚部分を、40㎝角の杉角材をそれぞれ90㎝ずつにカットして作成。

そして奥側の脚を、角材の長さに合わせて2×4端材を何枚も連ねて作成していきます。

2×4端材を1枚ずつ、クランプで仮固定しつつビス止めしていきます。

端材一つにビス4カ所でしっかり固定することで、普通に1本の2×4材を脚にするのと変わらないぐらいしっかりとした脚になるよう目指していきます。

2×4材を全て固定し終え得たら……

杉角材も合板に固定して、片方の足パネルが完成しました。

角材も合板に固定してしまうことで、脚間に筋交いを入れたのと同じことになりがっしりとした脚になります。

もう片側の脚パネルも同様に作成し、脚部分が全て完成しました。

2.補強材作成

天板フレームを作成する前に、足パネル間を下側で固定する補強材を作成していきます。

細長い合板の切れ端で、一定間隔で角材の切れ端を挟んで疑似的に板材のようにしていきます。

普通に眺めの角材かなんかがあればこんなことをする必要も無かったんですけどね……端材DIYなので致し方ありません。

間に一定間隔で角材の切れ端6本を挟み込んで、それなりに強度のある補強用の疑似板材ができました。

3.天板フレーム作成

実際に足パネルの上に天板フレームを渡してイメージを固めます。

それぞれの板材をフレームサイズにカットして……

ビスで脚パネルに固定していきます。

端材なだけあってかなり板材は湾曲してしまっているので、垂直・平行にめちゃくちゃ気を使って固定していきました。

時には斜め打ちなんかも駆使しつつ、フレームの固定が完了しました。

ついでにここで補強材も足パネル間に渡していきます。こうしておかないと足パネルの下側部分が後々荷重に耐えられなくなって開いてしまうor閉じてしまって崩壊する可能性が出てきてしまいますので、意外と重要な部分だと思います。

これで机のフレーム部分が完成しました。

この状態だと、残念なことに奥・手前方向にはかなり強固なのですが、左右方向には結構グラグラしてしまっていました。脚パネルの合板部分のような筋交いに当たる部分が奥もしくは手前にあればかなりマシになると思うんですけどね。やはり補強材だけでは強度が十分では無かったようです。

とはいえ、整理棚に使用できないほど致命的と言うほどでもなかったのでこのままいきたいと思います。

4.天板を渡す

最後に合板の端材を連ねて天板を作成していきます。

まずは仮置きして、実際に長さが足りるかどうかをチェック。

その後はひたすら縦の長さに合わせて合板をカットしフレーム上にビス止めしていきました。

そうしてようやく整理棚のテーブル部分が完成しました!

③次回「棚作成編」へと続く

今回は工具整理棚の、まずは土台となるテーブル部分を作成する様子をお伝えしていきました。

フレームの渡し幅が縦横共に結構あったので、荷重がかかった時に天板がたわんでしまわないか心配だったのですが、それなりに重たい工具箱(7~8kg)を乗せても少したわんでるかな? ぐらいだったので何とかなるんじゃないかと思います。

なので次回はこのテーブル部分の上に乗っける棚部分を作成していって、整理棚を完成させていきます。お楽しみに!

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。