どうも、たかしです。
グチャグチャの状態の作業小屋整理のため、工具整理棚を端材でDIYするシリーズ。今回はその第2回になります。
前回記事では、まず整理棚の土台となるテーブル部分を作成していく様子をお伝えしていきました。


今回の記事ではこのテーブル部分の上に追加で設置するための棚部分を作成していき、工具整理棚が完成するまでの様子をお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
関連記事
①端材を並べて完成イメージを立てる

今回作成する整理棚のイメージは、「ワイヤーネットで吊り下げながら工具を壁掛けで保管する棚」です。

やっぱり「整理されている作業スペース=工具が壁掛け」っていうイメージが僕的には強いんですよね。
実際壁掛け式だったらどこに度の工具があるかって言うのが一目瞭然で使いやすいだろうし、見た目も何だかカッコ良くてYOUTUBE的にも映えそうということで、今回は壁掛けスペースのある工具整理棚を目指して端材DIYしていきます。
パンチングボードの方が扱いやすいのかもしれませんが、ここは予算の都合上100均のワイヤーネットを使用していきます。
②作業の様子
1.棚の作成

壁掛けだけだと電動工具とか大量のネジとかそういったものを奥スペースが確保できないと思うので、ワイヤーメッシュの下に設置する棚をまずは作成していきます。
棚の天板には、非常にいい具合に余っていた小屋の床材に使用したフローリング材の端材がありましたので、それをテーブルの天板より少し短めに切り出しました。

次に天板を支えるための脚材を端材でこのように組み合わせて作成していきます。
長く伸びている部分は、後々ワイヤーネットを取り付けるためのヨートを打ち込むための下地になります。

しっかりと直角に固定されるよう、コーナークランプで固定しつつビス止めしていきました。

同じものを3つ作成し……

フローリング材に取り付けます。
これで棚自体はしっかり自立するようになったのですが……

より強固にするため、横通しの杉野地板材をワイヤーネット取り付け下地となる部分の板材間に取り付けていきました。
ワイヤーネットにたくさんの工具をぶら下げるとなると、このワイヤーネットの下地となる板材に相当な負荷がかかるようになるはずです。そのためかなりいい状態で残っていた杉野地板を思い切って使用することにしました。

早速完成した棚をテーブルに載せてみます。
なかなか雰囲気が出てきたのではないでしょうか。
2.端に補強合板を取り付ける

続いて作成した棚の端っこに、テーブルの脚パネルに使用したものと同じサイズと形の合板端材を取り付けていきました。
なぜこのようなことをするのかと言うと理由はいくつかあって、一つはテーブルの脚パネルの時同様合板を取り付けることによって筋交いを取り付けたのと同じになり、その構造物自体の強度が増すということ、そしてもう一つは工具を棚にたくさん壁掛け設置した際、手前側に倒れてしまうのを防止するためのつっかえとしての役割です。

ワイヤーネットは棚天板の上に設置していくのですが、その部分に工具と言う重たい物をたくさん掛けることは重心の位置的にはめちゃくちゃバランスの悪い行為となります。
棚が壁掛けした工具ごと手前側に倒れてきてしまう……なんてことになったら目も当てられませんから、そうならないためのつっかえとしての役割をこの三角形の合板部分にしてもらおうという訳です。
このままだと三角形の先っぽがテーブルから飛び出て結構邪魔なのですが、工具を壁掛けした後どのようなことになるのかまだ分からないため、この部分はとりあえず残しておくことにします。
3.ワイヤーネットを取り付ける

いよいよワイヤーネットを棚上部に取り付けていきます。使用するのはダイソーの200円枠で売っていたワイヤーネットです。
ちなみにこれは今回のDIYのために購入したものでは無く。かつてコオロギを大量に飼育していた頃、飼育ケースの底をメッシュにすることで掃除が楽になるんじゃないかと言う計画の際購入した物です。
今ではコオロギも全滅し、もう使用することは無かったのですが何かに使う機会もあるかと思い今日まで取っていた物になります。いや~ありましたね使う機会。

3本の下地材にそれぞれヨートを取り付けて……

ワイヤーメッシュ同士を針金でしっかりと固定して……

ワイヤーメッシュを取り付けていきました。

更にここで、100均でワイヤーネットに引っかけて使えるフックや棚をいくつか購入して取り付けていくことにしました。
ホームセンターとかにも売っていましたがやたら高かったので、強度がどうかはさておき100均の方が数を揃えるには有利でしたね。

どんな感じで工具が収まるのかまだ分からないため、とりあえず適当に並べていきました。めちゃくちゃイイ感じです。
これにて工具整理棚の作成が完了しました!
③次回「工具収納&部屋片づけ編」へ続く
今回はワイヤネット式の壁掛け収納機構を携えた工具整理棚完成までの様子をお伝えしていきました。
テーブル部分の天板強度に若干の不安は残っている物の、ここまでは非常に順調に、かなり理想に近い整理棚を作成することができたと思います。
しかし、真に重要なのは見た目がどうとかではなく、果たしてこの整理棚が実用的か、更には工具の荷重にきちんと耐えてくれるのかどうかということです。見た目だけのハリボテでは、ただ徒に端材を切ったり組み合わせたりしただけのお遊戯にしか過ぎないのです。
と言う訳で次回は完結編と言うことで実際に工具を整理棚に収納していき、どのような感じで収まったのか、問題は無かったのか等々の様子についてお伝えしていきますのどうかお楽しみに!
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。