どうも、たかしです。

前回、農地に大量に転がっているシカの糞を回収するための熊手を、有り余っている竹を使ってDIY使用して見事に失敗した様子をお伝えしていきました。

農地のシカ糞を肥料に活用すべく、熊手を自作することに
しかし曲げ加工が上手くいかず失敗

熊手の手に当たる部分の曲げ加工に関して十分な下調べをしていなかった結果、グダグダになって失敗してしまったわけですが、今回はその反省を生かし十分に下調べ&下準備をしてきました。

今度こそ竹の曲げ加工を達成し、自作の熊手で農地のシカ糞を回収することができるか、その全貌をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①型を作成する

調べた所、折り曲げた竹を曲がった状態で乾燥させるための方があった方がいいということが分かりましたので、まずはその型を端材を使って作成していきました。

こちらがその型になります。上部の出っ張っている部分で曲がった竹が伸びてしまわないよう押さえつけ、竹が動かないよう端材で挟み込むようにして固定し、時間をかけて乾燥させていきます。

こうしたちょっとした工作物を気軽に作れるのは端材を取っておくメリットですね。

②作成の様子

1.竹を割る

前回割った竹材はダメになってしまったので、また新たに竹を半分に割っていきました。

前回は割るための良い刃物が無かったため電工ナイフで代用していたのですが、空き家残置物の工具箱を漁ったところめちゃくちゃ良い鉈が出てきたので今回そちらを使用しています。

錆びも無く、そんなに使い込んだ様子も無く、全然安っぽくない見た目で見つけた時は歓喜しました。

実際めちゃくちゃ使いやすく、電工ナイフでは苦戦した節部分も全く問題なく割り切ることができました。

ここもまた前回と異なる部分ですが、今回は半分に割った竹を更に半分……つまり4分の1まで割っていきました。

というのも前回は半分に割った竹の先を少しだけ裂けさせる方法で2股にしていったのですが、そうすると曲げる時に先っぽが交差するような形になって全然熊手らしい形状になってくれなかったんですよね。

ほとんどの竹の先が交差してしまっている

市販品の竹熊手が3股状になっていたので参考にしていたのですが、どうやら僕の土地に生えている小径の竹では同様の加工は難しいみたいなので、もう最初から細かい1本の竹材にして、それをそのまま手の部分に使うことにしました。

4分の1でも十分細いので、曲げ加工をするのに問題はないはずです。

全て4分の1にカットしたことにより、結構な量の竹材ができました。

さらに、前回は曲げる箇所をかなり適当にやってしまっていたので、今回は全て規格を統一するために曲げる箇所を先から5㎝の所にマークしておきました。

2.曲げ加工

さあ、いよいよ曲げ加工のリベンジです。前回より量が多くて鍋に入りきらなかったので適当な石で抑えてあります。

前回は3分ぐらいしか煮込まなくって上手く曲がらなかったため、今回は色々な実践記事なんかも参考にしつつ15~20分ほどの長時間煮詰めていくことにしました。

こちらが煮詰め終わった竹。ちょっと触っても分かるぐらい前回より遥かにぐにゃぐにゃしています。

これならいけそうです。

竹の曲げ方ですが、これまた色々な記事を参考に、鉄パイプの穴に竹を突っ込んで一気に折り曲げる方法でやっていきました。

曲げるというよりは折ると言った方が良いんじゃないかと言うぐらいグニっと曲げていきます。

ちゃんと竹が柔らかくなっていれば折れることなく曲がってくれます。

ただいくつか折れてしまったのもあって、要因としては元々の竹材の乾燥が進んでしまっていて既に柔軟性が失われてしまっていたせいだと思います。実践記事の中にも「乾燥してあるやつより伐採してすぐの青竹の方が曲げ加工はしやすい」とありましたので、今後曲げ加工が必要な物を作成する際にはそこのところも考慮した方が良さそうです。

折り曲げた竹を型に並べて、ここで竹材の長さを全て「折り目地点から30㎝」に揃えていきます。

そして更に、肩の方にも30㎝の長さでつっかえさせる部材を下部に取り付けていきます。

これで上と下で挟み込むような形で竹を固定することができますが、このままだとまだ竹がどうしても上に押しあがってきてしまうため……

最後のダメ押しに更に端材をビス止めし、端材が曲がったまま固定できるようにしていきました。

後ろから見るとこんな感じ。きれいに竹が並んでいます。

ここまでやって気付いたのですが、最初からこの状態の型を作成しておいて、曲げた竹からどんどん差し込んで行った方が効率は良さそうですね。

もしまた次作ることがあったらこの型を使い回したいと思います。

3.乾燥のち組み立て

さて、そこから3~4日ほど竹を放置し、乾燥して曲がった状態で竹が固定されるまで待ちました。

果たして曲げ加工は上手く行ったのか……?

じゃじゃん!

見てください、この綺麗な曲線を! 強度もそれなりにあって、完全に曲げ加工が成功しました!!

ただ、これだけきれいに曲線になっているのは実は半分ぐらいで、残り半分はちょっと折れかけていたり切れ目が入ってしまっていたりと、成功率はまばらでした。やはり乾燥後の竹を使用してしまうと曲げ加工が難しくなってしまうみたいです。

とはいえ、熊手に使うのには問題なさそうだったので続いて組み立て作業を行っていきました。

イメージとしては、半分に割った竹同士で2カ所で竹材を挟み込んで、更に針金で竹材同士を固定していって形作ります。

まずは半分に割った竹2枚で竹材を挟み込み、大まかな形状を整えます。

続いて針金を編み込んで行って、竹材を横一列にきれいに並べつつ固定していきます。

更に挟み込むだけだった部分を針金を巻き付けていくことでより強固に固定しつつ竹材の感覚を一定範囲に調整。

最後に根元部分も同じく半分に割った竹材2枚で挟み込んで……

余計な部分をカットして熊手の手部分が完成しました。

ただ、竹自身についてしまっているねじれやクセによって、なかなか折れ曲がった部分を全てきれいにそろえるというのがどうしてもできませんでした。

その後釘を使って元々用意していた持ち手部分と繋げて……

反対側からもう一本の竹材と持ち手とで挟み込むような形で針金で固定。これで持ち手もぶれないようしっかり固定することができ……

自作竹熊手がとうとう完了しました!!

残念なのはやはり先っぽの部分が揃えられなかったこと。

もし次回反省を生かすのならば、できるだクセの少ない竹を選ぶことと、大量に曲げ加工をしてクセのあるやつは後々取り除けるようなバッファを設けておくことでしょうか。

とにもかくにも、早速この竹が有用なのかどうかが何より大事です。早速農地のシカ糞を回収しにむかいます。

③シカ糞回収の様子

農地でしか糞を回収していきましたが、使用感は「可もなく不可も無く」と言った感じでした。

というか正直微妙。

まあ、回収できなくはないんですけれども、やっぱり先っぽの部分が揃ってないのでどうしてもすき間が大きくなって、糞が零れ落ちるため何度も掻く必要が出てきちゃうんですよね。

元々農地自体固い枯れ草の短い刈り残りが密集しているため、糞を回収するのが難しい環境ではあると思うのですが、それにしてもなかなか回収できないためストレスが溜まって疲れてしまいます。

とはいっても使えないレベルでは無いためこの熊手を廃棄してじゃあ次の奴を購入するというのもはばかられるという……。

そんなに頻繁に使う者でもありませんので、せっかく作ったのもありますし、とりあえずはしばらくはこの熊手を使用していきたいと思います。

④まとめ

今回は農地のシカ糞を回収すべく、土地から出た竹で熊手を自作していく様子をお伝えしていきました。

結果としては、やっぱり既製品800円にはそれ相応の価値があるということが、今回これだけ時間をかけてあまり納得のいくものを作成することができなかったことから痛感することになりました。

流石ホームセンター。流石中国産。

ちなみに今回農地全体を熊手で掃いた際に、基材になるので糞と一緒に周りの草も回収してたらたった1回で結構な量になってしまいました。

これから1~2週間に1回ぐらいの頻度で同じように回収していくつもりですが、その度この位集まるのだったらこれはなかなかいい感じでたい肥に利用することができるかもしれません。

また今後シカ糞堆肥の行く末に展望が見えてきましたら、ブログの方でもお伝えしていきたいと思います。

動画にはしません。農業周りの動画は伸びないので。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の動画でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。