どうも、たかしです。
先日空き家の裏庭にある、地面に埋まっていた岩場を発掘して大量の石材を回収していったのですが……

どうも近所の方曰く、こちらの石は下の杉林がかつて田んぼだったころの水路だったんじゃないかとのことでした。
かつて田んぼ用の用水が整備されておらず湧き水や沢水をそのまま利用していた時代に、人の手によって設置された物だったんじゃないかということですね。確かに、自然に形成された岩場にしてはデカい石が多すぎると思いました。
まあそれはそれとして、現状お隣の土地が杉林になってしまっている以上、僕の土地の地面に埋まっていたこの石をどのように活用しようと問題ないはずです。
という訳で、今回はこの大量の石材を使って「庭の小道」を作成していきたいと思います。

今後こちらの庭を「日本庭園風」にどんどんシャレオツな見た目に進化させていきたいと思っているのですが、その導入としてドカンとど真ん中を通る小道が石畳で作成出来たらめちゃくちゃ映えるんじゃないかなと思いまして、そもそも石材を大量採掘したのもそれを見越してだったんですよね。
どのぐらい石材が集まるか不明瞭だったので「ワンチャンいけそうだったら」ぐらいの気持ちだったのですが、これだけ大量に集まってしかももしかしたらまだ埋蔵しているかもしれないとなったら、石畳の小道を作成するのにもはや何の憂いもありません。
今回は実際に石材を仮置きしつつ、どのように庭小道を作成していくかの計画を立てていきます。
それではやっていきましょう。
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①仮置き

大量の石の中から、石畳に良さそうな比較的平らな物を選んで、まずは裏庭の方へ運んでいきます。

石畳を庭の真ん中に作成していくとなるとかなり大量の石材が必要になると思いますが、とりあえず仮置き……というかイメージを立てるための枠置きをするためにそれなりの量の石を移動させていきました。

石畳は、作業小屋手前から空き家の玄関口までを繋げるように敷いていく予定なので、実際敷いたらどんな感じになりそうなのかめちゃくちゃ大雑把に石を並べていきます。

石畳を更に小屋まで繋げて一本の通路にできたら最高なのですが、車で庭に乗り上げる際に邪魔になりそうであるとか、そもそも絶対石材が足りないとか、諸々の理由で作業小屋↔空き家間の道を作成することにしました。

イメージとしてはこんな感じです。幅約1mぐらいの道を、スロープの先から作業小屋まで渡していく形ですね。
枠を作っただけでもう既にカッコよく見えます。本当にこの通りの道を石畳で作成出来たら絶対オシャレではあるのですが、実はこの枠作りだけで以前採掘した石材の4分の1~3分の1ぐらいは消費してしまっています。
残りの石材も石畳にするのに適しているとはお世辞にも言えない石が多数あったりするわけで……これは全然足りなくなりそうな気しかしません。
なので、少しずつ石畳を作成しながら、恐らくは石材が足りる範囲での長さに変更が入るんじゃないかとは思います。
理想は空き家のスロープまで直結にしたいんですけどね……厳しそうです
②作成の方法
石畳を作成する際には、
「地面を掘る」
→「砕石と土を混ぜて地盤を固める」
→「石を並べる」
→「砂利で隙間を埋める」
と言った順序でやっていく予定です。

自然石で石畳を作成するわけですから、当然隙間なく綺麗に詰めるなんてことは絶対できっこないです。それを目指したら発狂するぐらい時間がかかってしまうであろうことは、石垣作成でもう身に染みました。
なので、大まかに石材の形状をうまく組み合わせてできるだけ隙間を無くしたうえで、その隙間に砂利を詰め込むことで隙間を埋める&石材を固定するという工程になります。
なので、完全に石畳にするというよりは「石畳80%+砂利20%」ぐらいのイメージで作成していくことになります。綺麗に石畳を詰めるのも砂利だけで地面を埋めるのもどっちも厳しいから、その合いのこで道を作るって感じですね。砂利はかなり安く調達できるので、今回は購入してしまおうと思います。

地盤を固める砕石はまた石畳には使えないような石材を割って作成しようかと思っていますが、あまりにも大量に必要になってしまって自分で割っていたらいつまでも終わらないなんて事態になってしまった際には、こちらも砂利と同じぐらい安く調達できるので最悪購入することもアリかなと思っています。
本来的には、砕石に混ぜるのには土では無く砂を使うであったり、石材を固定するのにモルタルを使用したりともっと資材費をつぎ込めばできることは色々あるのですが、とりあえずは最低限の資材で作ってみて、それでだめそうだったらやり直して……って感じでやっていきたいと思います。
③次回「一部作成編」へ続く
じかいからはいよいよ石畳の作成に入って行くのですが、これまでの経験から「最初の方は絶対上手くいかず見た目が不格好になる」ということは分かり切っています。
なのでまずはごく一部に関して全工程を通して試しで作ってみて以降かと考えています。
石畳を庭に作成することで、一体全体の印象がどのぐらい変化するのか非常に楽しみです。
今回の記事は以上です。
また次回の動画でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。