どうも、たかしです。

庭に設置した防獣フェンスのすき間を見つけて侵入してきたアナグマを何とか庭から締め出すため、防獣フェンスのアップデートを前回施していきました。

崖際の防獣フェンスの無い場所から……
アナグマが侵入してきていることが判明
新たにフェンスを設置し、今度こそ庭の全周を囲っていった

今度こそアナグマの締め出しに成功したのかどうかを確かめるため、再び夜通しカメラを回してアナグマの様子を観察しようとしたのですが……

GoPro+モバイルバッテリー+照明で夜通し撮影

さぞかし侵入できずにアタフタしているアナグマの姿が取れるのだろうとばかり思っていたのですが……そこにはとんでもない映像が写っていました。

というわけで今回は、アップグレードを施した防獣フェンスに対してアナグマがどんな行動に出たのかと、それを踏まえて累計3度目となるアップグレードを防獣フェンスに施して行った様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①夜撮の映像

前回の夜撮でアナグマが侵入した、現在は防獣フェンスで塞がれている部分に向かって撮影を始めました。

アナグマは毎晩やって来るわけではないのですが、だいたい2日に1回ぐらいのペースでやってきており、この日はまあ間違いなくやって来るだろうというタイミングでした。

そのうちフェンスの向こうにアナグマが表れ、しばらく辺りを伺った後に穴を掘るなりフェンスを持ち上げようとするなりして侵入する様子が見られるだろうと思っていたのですが……

!!!!??

な、何とまさかのカメラの後ろからいきなりアナグマが登場しました……。

え、いったいどういうこと? 他に侵入できる隙間があったってこと? 

それとも実はずっと空き家の床下に既に侵入していて、夜になるまで待ち構えていたとか……??

色々な推察が脳裏を巡る中、アナグマはひょうひょうとカメラの前を横切り、フェンスの方へと近づいていくと……

更なる衝撃の瞬間を僕に見せつけたのです。

※見づらかったので明るさを調整しています

ふぇ、フェンスを通り抜けてるーーーーーー!!!!???!!

何度も映像を確認したのですが、間違いなくアナグマはフェンスを通り抜けてそのまま闇の中へと消えていっていました。その証拠にアナグマの体がフェンスの金網より向こう側に行っているのが分かると思います。

いや、本当に最初見た時は脳みそに?が100個ぐらい浮かびましたよ。ターミネーターのT-1000かよって話ですからね。

②防獣フェンスのアップグレード(3回目)

翌朝、アナグマが通り抜けていったフェンスをチェックしましたが、もちろんその部分だけ網が噛み千切られているとかそういうことも無く、フェンス自体は何の問題も無く健在していました。

つまり、アナグマはこちらの幅が握りこぶしほども無い隙間(公式スペックで高さ7.5㎝・横21.8㎝)を潜り抜けていったということになります。

アナグマの能力はその穴を掘る能力ぐらいかと思っていましたが……どうやら体の構造も相当柔軟にできているようです。確かにやたらくねくねしてて芋虫みたいで気持ち悪いなって思ってたんですよね(←憎さマシマシの主観)

まあ、確かにこの防獣フェンスの商品名は「いのしし君」であって「あなぐま君」ではないわけですから、アナグマの侵入を阻めなくても仕方がないわけで。

あなぐま君」、一刻も早い販売、待ってます。

幸いにも、防獣フェンスの外部には前カ所外側からの地際侵入対策のためのネットが下部に既に張ってありましたので、3度目のアップグレードはさらにこのネットをきめ細かくネットで固定していくだけで済みました。

といっても、アナグマが通れないほどの細かい接合となると「両端上中下3カ所」「真ん中上下2カ所」「更にその間の下部1カ所ずつ」の計10カ所を接合する必要性がある訳なので、なかなかすんなりと設置完了とはいきません。

しかも防獣フェンスは庭全体で計21枚も設置しているため、単純計算200カ所近い量を接合しなければならずなかなか大変でした。

しかもこの外周付近、当のアナグマが「壁沿いに沿って移動する」習性を持っているうえ外部との干渉地帯でもあるためかやたらマダニがいて怖いんですよね。設置作業中にも手や腕にちょくちょくまとわりついて来て、流石にビビりました。

それでも、どこか1カ所でも手を抜けば目ざとくそこから侵入してきかねない「凄み」をアナグマからは感じるので、全ての箇所徹底的にネットを張り巡らせていきました。

空き家の裏手までの一周をぐるりと隙間なくネットをガチガチに固定し。これで今度こそアナグマ侵入対策は完了です!

③まとめ

今回は今度の今度の今度の今度こそアナグマを締め出すことに成功したかと思いきや、まさかの防獣フェンスが「あなぐま君」で無かったことによりあっさり通り抜けられてしまうという事態に陥り、慌ててネットをガチガチに固めて追加アップグレードを施して行った様子をお伝えしていきました。

さあ、これに対しアナグマは次回一体どんな手に出て来るのか……ってもうアナグマが突破すること前提の考え方になってしまっていますが。

でもどうしても「これで絶対にアナグマは侵入してこれない!」て言い切ることもできないんですよね。そのぐらい野生獣のしつこさって本当に半端ないですから。この1年獣の存在を身近に感じながら生きてきてそれが身に染みてしまっているんですよね。

ですが、最後に勝つのは人類だということもまた僕は確信しています。

たとえ次回、アナグマが思わぬ手で防獣フェンスを突破してきたとしても、不屈の精神でそれにまた対応し、最終的には絶対に勝利したいと思います。

皆さん、どうか期待しておいてください。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。