どうも、たかしです。

空き家の風呂場を、庭を望める開放的な風呂に改造していくシリーズ。今回はその第3回になります。

前回は解体した風呂場の凹んでしまっていた地面を、余っていた土砂等で埋め立てて整地していきました。

基礎が浮いてしまっていたボロボロの地面を……
埋め立てて綺麗に均して行った。

今回はこちらの整地した上からコンクリートブロックで土台を設置し、床材まで仮で組んで実際に乗っても大丈夫かどうか試して行ったのですが……色々と問題が発生してしまいました。

その一連の様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①資材の準備

今回、土台に使用するコンクリートブロックをハーフの物と合わせて各4こずつ用意しました。

また、床材は元々風呂場に使われていた謎のデッキ材を流用していく予定なので、汚れてしまっていたそれらを水洗いしておきました。

取り外す時にバラバラに分解してしまっていたので、今回仮組みに使用するために軽く組み立てておきます。

②仮設置

今回風呂場の床を長く取るので、既に基礎が設置してある場所の隣に新しく用意したコンクリートブロックで土台を仮設置しました。

その上に元々置いてあった床材を置いて……

その横にも、1段下がる形で床材を設置します。

こちらが今回イメージする風呂場の水の流れになります。

勾配を2枚の板の重なる部分に向かって下るように取ることによって、水の流れが真ん中に集中するようにします。

当然そのままだと水は地面に流れていき、また土砂が流出してしまって以前の二の舞に……となりかねないので、水が流れ落ちる部分に雨どいのような物を設置し、排水路を確保すると言った形になる予定です。

③土台の設置

イメージができ上がったところでまず下側の土台を設置していこうとしたのですが、ここで問題が発生します。

なんと、元々あったコンクリートブロックの土台が割れてしまいました。

もともとコンクリートブロックの上にハーフブロックを重ねる形で土台が作られていたのですが、下部分のコンクリートブロックがぱっくりと割れてしまいました……

仕方がないので割れてしまった部分は削り取って……

ハーフブロック+ハーフブロックの土台として使うことにしました。安定感は下がりそうですが、地盤をきちんと整備すればイケるかと思います。

気を取り直して、土台下の地面をより強固にしていきます。

まずは土台がハマるように浅く穴を掘って……

その穴に砕石を敷いて地盤を強化しつつ高さを調整します。

コンクリートブロックをまっすぐ立たせたら、穴ごと周囲を掘った残土で埋めて、グラつかないようしっかり固定していきました。

同様の処理をもう片方にも施し、全ての土台が立ったため、いよいよ床材を仮で置いてみて問題が無いかをチェックしていきます。

結構な高さですし、床材はなぞのデッキ材なのでかなりおっかなびっくりですが、何とか問題なく立ち上がることができました。

しかし、やはり渡し幅が結構あるため、真ん中の方は若干たわんで不安感があります。

それに何より恐ろしいのが、一番端の方に立つともう片側が持ち上がり危うくひっくり返りそうになってしまったということです。

これはヤバすぎです。もちろん床材の本設置の際にはモルタルで土台と固定するつもりではありますが、それでも完全に持ち上がってしまうぐらいバランスが崩れたら恐らくモルタルの強度だけでは耐えきれない瞬間がやって来ると思います。

モルタルはあくまで補強と考え、モルタル無しでも安定して立つことのできる床材と土台にしなくてはなりません。

真ん中部分のたわみといい、どうやら土台の構造をもう一度考え直す必要がありそうです……。

④次回、「土台補強編」へと続く。

今回は土台を設置し、床材を仮で置いてみたけっか現状では問題があることが判明するまでの様子をお伝えしていきました。

前住人が使っていた物をほぼそのまま踏襲する形なので、特に問題は起きないと思っていたのですが……なかなか難しい物ですね。

とはいえ、「前住人もそうやっていたから」との理由だけで押し切ってしまうには現状は余りにも問題がありますから、せめて「よっぽど変なことしなければ、普通に過ごす分には問題なし」ぐらいにまで強度があることを確認できないと、なかなか本組みにまで進むことはできません。

次回は土台をもっと補強して、床材が持ち上がったりたわんだりすることの無いようにしていく予定です。

まだまだ排水路の整備だったり、庭を望める窓の設置だったりやることは山積みなのですが、なかなか作業が進まずにやきもきしますね……どうしても未経験のことを自分一人だけでやろうとするとこうなってしまいます。

時間だけはたっぷりありますから、長い目で風呂場の改造は進めていたいと思います。

以上で今回の記事は終わりです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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