どうも、たかしです。
空き家の風呂場を、庭を望める開放的な風呂に改造していくシリーズ。今回はその第4回になります。
前回は風呂場の土台を設置し、仮で床材を組んでいきました。


土台を4隅に設置しただけでは、床材の真ん中がたわむ・端っこを踏んだ際に床板が持ち上がってしまう等々いろいろ問題が発生することが判明してしまいました。
モルタルで土台と床板を固めてしまえばある程度安定性は上がるのだとは思いますが、できれば「モルタルはあくまで補強で、基本モルタル無しでも問題なく使用できる」状態まで持っていきたいので、そのためには土台をさらに改良していく必要があると感じました。
そこで今回は、とにかく土台の数を増やし床材を支える面積を広げ、より強固な床になるようにかなり強引な補強をしていきましたので、その様子をお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
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①土台補強作業
今回解消したい問題は2つ
- 床の中央がたわむ
- 端っこを踏んだ時に持ち上がる
これらを解決するためには「中央部と端部に土台を追加する」ことが一番手っ取り早いのですが、ここで問題になるのは「追加の土台を何で作るか」ということです。
湿度が高く、頻繁に水滴が飛ぶ可能性のある場所には、一般的な木材や鉄は劣化が早まってしまうため使いづらいです。かといって腐食防止のために塗装する物大変だし、腐食に強いステンレスやアルミ製の素材となると高額になってしまうし……となると、消去法で使える資材は元々設置されていた物と同じコンクリートブロックということになってしまいます。

結果、こんなことになりました。
もともと画面手前側のもう一カ所の床の土台に使用するはずだったコンクリートブロックをほきょ用の土台に回し、さらに有り合わせの資材を使って高さを合わせて、真ん中と端に追加の土台を計6カ所付け加えた形になります。

流石にこれだけ付け加えれば床材もかなり安定感が出るようになりました。
めちゃくちゃ端っこを踏んでしまうと流石に全く持ち上がらないとはなりませんが、ひっくり返ってしまうぐらいの勢いは無かったので、これならモルタルの強度でもちゃんと支えられるのではないかと思います。

追加の土台に関しても、地盤を固めて均して、ぐらつきが出ないようにしていきました。
②もう片側の土台作成
もう片側も、同様の形で土台を作成していきます。

恐るべきは必要なブロックの数です。床板1枚を支えるために
- コンクリートブロック……8個
- ハーフブロック……10個
- レンガブロック……6個
コンクリートブロック自体は、近年価格が高騰気味な鉄やら木やらいろいろある資材の中でも相当安い方で、1つ200円前後で調達できるのですが、流石にこれだけ購入すると全部で4000円を超えてしまいました。

まずは土台4つを設置していくのですが、モルタルで固めてある地面は元々浴槽が設置してあった関係でかなり凸凹しており、このままだとなかなか安定してくれません。

そのため干渉してしまう凸部に関してはタガネとハンマーで削りつつ、土台を安定させていきました。

4つ土台を設置し終わり、その上に床板を仮置きして一度乗ってみると……

もう片側と比べて、そこまでたわみを感じることはなくかなり安定しているようではあったのですが……

やはり端っこを踏むと持ち上がってしまう点は同じでした。

そのため同じように中央部と端部に追加の土台を設置していこうとしたのですが、地面のモルタルが端っこの方が盛り上がってしまっており(恐らくもともと浴槽の排水が端に漏れ出ていかないようにしていたため)上手く設置できませんでした。そのため……

端っこの盛り上がり部をタガネとハンマーでひたすら削っていきました。
削らなければならない範囲がかなり広く、手作業でモルタルを削っていくのは本当しんどくて、2時間ぐらいかかって手がガクガクになってしまいました。

苦労の結果、全ての土台を設置することができ……

板材を仮置きした状態でも問題なく使用できるぐらい、かなりの安定感を持たせることができました。
無事「基本モルタル無しでも問題なく運用できる」状態を確保することができました。
これで土台の組み立ては残すところモルタル接着を残すところとなりました。
③次回「モルタル接着・土台完成編」へ続く
今回は問題が色々出た土台を補強していくため、とにかくコンクリートブロックを追加していって床板の安定感を出していく作業の様子をお伝えしていきました。
次回はいよいよモルタルを使用し、コンクリートブロックの積み重ね部分や土台と床板を固定していって、土台を完成させていきたいと思います。
これまで多くDIYをしていきましたが、それでもずっと避けてきたモルタルをいよいよ使用していきます。果たしてちゃんと練って塗ることができるのか……。
モルタルを使用することでどのぐらい床板の安定感が増すのかについても要注目ですね。次回、お楽しみに。
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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