どうも、たかしです。

空き家の風呂場を、庭を望める開放的な風呂に改造していくシリーズ。今回はその第5回になります。

前回の内容では、風呂場の床を支える土台のコンクリートブロックを大量に追加して、床がたわんでしまったり端を踏んだ時に持ち上がってしまったりしないよう補強していったのですが……

床材の根太鉄骨を支える土台に加えて、真ん中と端にも補強ブロックを追加
結果、床の上に乗った際にも安定して支えることができるようになった。

あれから結構間が空いてしまったのですが、その間一体何をしていたのかというと……とにかくモルタルに苦戦していました。

やはり初めて使う資材ということで、全く予想の付かないことがたくさん起こって全然作業が進まずに四苦八苦しておりました。モルタルは本当難しい……。

今回はそんな悪戦苦闘する様子含め、風呂場の土台をモルタルで補強していった様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①モルタルを練る

今回使用したのは「ドライモルタル」という、水と混ぜて練るだけで使用できるモルタルです。

モルタルとは「セメント+砂」を配合した物を水で溶いた物なのですが、こちらのドライモルタルであれば混ぜる手間が省けます。モルタル素人にはありがたい商品です。

ちなみにテープが張ってあるのは、袋に最初から穴が空いてしまっている規格外品が安く売っていたのを買ったためです。こういう安売りに僕弱いんですよね。

案の定、規格外品のせいで中のモルタルが一部固まって塊になってしまっていました。

とはいえ全体から見たらごく少量で、これで定価の4分の1ほどの値段(800円だったのが200円で売っていた)で買えるんだったらお買い得ですよね。

モルタルをバケツに投入したら、水を少しずつ投入しながらかき混ぜてモルタルを練っていきます。

モルタルを使う際に、練るためのトロ船だとか、塗るためのコテだとかの道具も色々買い揃えようかどうか迷ったのですが、今回は既にある物だけでやってみることにしました。

どうしても必要だと感じた者から、おいおい購入していこうかと思っています。

経験者じゃないので、どのぐらい水で練ればいいのかがわからず、動画で調べて「味噌ぐらい感じ」やら「クリームチーズのイメージ」だとか色々出てきたのですが、実際に練ってみてもやっぱりよく分かりませんでした。

実際に使っていく中で一番いい硬さのイメージがだんだん自分の中で固まっていくのかなという感じで、とりあえずこの位で塗っていくことにしました。

②土台を固める

モルタルをコンクリートの土台同士の連結部に塗っていくのですが、まず思ったのが「コンクリートを縦に積んでいく際にモルタルはめちゃくちゃ塗りづらい」ということでした。

見て分かる通り、縦に積んだコンクリートブロックって穴になっているので、モルタルを塗れる面積がめちゃくちゃ狭いんですよね。

狭い面積を手で何とか塗って行って、その上にブロックを重ねるのですが、設置面積が狭すぎるためかイマイチ接合できている感じはありませんでした。

やっぱりこういう時には、穴の中全てモルタルで埋めてしまって、上下のブロック内の穴全てにモルタルが詰まっている状態で連結させるのが良いのだろうなと思うのですが、そんな量のモルタルを用意することができないので、今回はイマイチな連結でとりあえずOKにすることにしました。

もともとモルタル無しでも十分床を支えられる強度の土台にはしていたので、モルタルでちゃんと結合できていなくても大丈夫だとは思います。モルタルに頼るような強度設計にしていなくてよかったです。

モルタルで接合しつつ、高さ合わせもしていきました。

時々上に乗って、高さがちゃんと合っているか確認しつつモルタルを塗り重ねていきます。

狭い空間の中でモルタルを塗りつつ、高さを意識しながら、時々床板を乗せて、高さがあっていなかったらまたモルタルを塗り直して……と言った感じで、ただでさえモルタルに慣れていなくてしどろもどろなのにその上床の強度も気にしていかなくてはならないので、めちゃくちゃしんどかったです。

しかもモルタルがどのぐらい必要かとかの量感も無いので、すぐにモルタルが無くなってしまってはまた練り直して、また足りなくてまた練り直して……て感じで、当初予定していた作業時間の2倍以上の時間がかかってしまいました。

初めて使う資材の時って、まずはその資材に関して慣れていくのに集中したいから、本当はもっとどうでもいい遊びみたいなDIYの時にモルタルを試してみた方が良かったんでしょうけどね……そんな余裕僕には無い……。

結局、1日のしかも午前中だけとかで土台のモルタル補強を終わらせるつもりだったのに、片側だけで1日いっぱいかかり、結局2日間丸々土台の補強に費やしてしまいました。

狭い空間で腰をかがめながら、視界も悪い中慣れないモルタル作業……それを2日間丸々……いやぁマジで疲れました。

モルタルがもうトラウマだよ……。

③根太鉄骨の固定

土台のモルタルが乾いてしっかり強度があることを確認してから、床の根太材となっている鉄骨をモルタルで土台と固定していく作業に入って行きました。

まずは鉄骨の位置が変わってしまわないよう、慎重に床板だけを外していきます。後からどこがどの板材か分からなくならないようちゃんとマークをしてあります。

鉄骨だけになった状態で、モルタルで土台と鉄骨を固定してより強度を上げていきます。

鉄骨には床板と適合している位置のネジ穴があり、この状態から少しでもずれてしまってしかも固まってしまうなんてことがあると、再びこの上から床板を取り付けるのが困難になってしまうため、これもまたかなり気を使う作業になりました。

どのぐらいの強度が出るかは定かではありませんが、できるだけたっぷりモルタルを使って根太鉄骨と土台を固めていきます。

ついでに、補強用の土台の方の高さ合わせも最後の微調整を行っていきました。

ていうか、こうやって鉄骨だけの状態にして棒を渡しつつ床のレベルを見て高さ合わせをした方が、いちいち組み直して乗ってみて高さがあっているか見て……なんてやるより遥かに楽だったので、最初からこうやってやってればよかったですね。

何事も経験か……。

全ての根太鉄骨と土台の接合作業が終わり、これで全てのモルタルを使った作業が終わりました……終わったはずです。

④次回「排水路作成編」へ続く

今回は初の使用となるモルタルで土台を固めていった様子をお伝えしていきました。

これで床板が完全に固定されて安定して使用できることが確認出来たら、次は排水路の作成に入って行きます。

前住人と同じように、ただ床板から水が地面に流れていくだけにしているとやがて地面が削られて土台が傾いてしまうであろうことは確認していますので、そうならないようしっかり水が排水されていく流れを作成していきたいと思います。

どうやって作っていくのかについては……次回のお楽しみということで。

次はパッと作成出来たら良いんですけどね……。

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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