どうも、たかしです。

空き家の風呂場を、庭を望める開放的な風呂に改造していくシリーズ。今回はその第6回になります。

前回は土台のコンクリートブロックをモルタルで補強していき、ようやく風呂場の床が一旦完成しました。

人生で初めてのモルタル使用で、コンクリートブロックを補強していった
床板材を支える根太鉄骨もコンクリートブロックとモルタルで固定していった

長らく続いた風呂場の床作成編もようやく一区切りということで、今回からは排水路の整備に入って行きます。

元住人は直接地面に水が流れ込む方式で排水していたようなのですが、それだと地面の土がどんどん流出していってしまうのか、かなり地面がえぐれて行ってしまっていたんですよね。

なので、今回はきちんと水の流れを整備していって、地面がえぐれて行ってしまわないようにしていきたいと思っています。

今回はまず床板のデッキ材を仮組みしてみて、水を流し込み、ちゃんと想定しているように流れていってくれているのかのチェックをしていきます。

それではやっていきましょう。

①水の試し流し

モルタルで固めた土台の上に、取り外していたデッキ材をまたまた仮組し、その上から水を流して想定通りに排水されていくかをチェックしていきました。

想定としては、上の段に流れた水が手前に向かって下段に流れ、そこから更に上段に潜り込むような形で排水されるような形になっているはずなのですが……

無事、想定した通りに水が流れて、二つの床板の間の部分に水が流れ落ちるようになっていました。

後はこの水が流れる先に、雨どいのような形で水を受けるパイプを設けて、それが今現在設けている排水路と合流する形になれば良いかなと思っています。

現在全ての排水は手前の浴槽に集約されるようになっている

デッキ材の方もきちんと考えられた構造になっているのか、底の方から水漏れするということは起こりませんでした。

ただ、一つだけ心配な点があって……

なぜだか1段高い方の根太鉄骨の中から水が漏れ出ていたんですよね。

たまたまではなく、水を流し込む度にある程度の量がぽたぽたと流れ出てきていたので、どこかから水漏れしているのは間違いないです。

そこで、何処が原因なのかを探ってみると……

この、デッキ材と根太鉄骨を接合するネジ穴部分から水漏れしているのであろうことが分かりました。

このネジ穴は、恐らくもともとついていたものでは無くて元住人がDIYする際に自分で開けた物なので、割と雑な作りになっています。前住人は別に排水路を作って排水していたわけじゃなかったのでこれでもよかったのかもしれませんが、僕は地面に水が漏れ出てしまってほしくはないので、ここのところは修正が必要ですね。

②ネジ部分の止水処理を施す

ネジ穴部分から生じる水漏れに関しては、やはりネジに巻くことで隙間を埋めることができるシールテープが有効なんじゃないかと思い、早速試していくことにしました。

このようにシールテープという薄い弾性のあるテープをネジに巻きつけて、この状態でねじを締めることによりシールテープが潰れつつ隙間に上手く嵌ることで水漏れが防止できるという作戦です。

とりあえず試しに、水漏れの原因になっていそうな該当5カ所分のネジにシールテープを巻いて、これで水漏れが収まるかどうかを見ていくことにしました。

ネジをきっちり全部止めてから……

水を流していきます。

これで鉄骨部分から水が漏れ出ることが無ければ防水処理が成功したということになりますが……

覗いてみると。無事に根太鉄骨の中から漏れ出る水が無くなっていました!

③次回「排水パイプ設置編」へと続く

今回は、床面に流れた水がきちんと想定していた排水位置に落ちていくかどうかをチェックし、発生した水漏れを対処していく様子をお伝えしていきました。

これで床面~排水路までの水の流れが確保できたことになりますので、次回はここから更にこの水が現在の排水路と合流するまでのパイプを作成していきたいと思います。

今回、排水路として塩ビパイプを使用していこうと考えているのですが、実は塩ビパイプもまた扱うのは初めての資材だったりします。

モルタルの時はバチバチに苦労させられましたからね……塩ビパイプはスムーズに設置できると良いのですが。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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