どうも、たかしです。
沢水を利用してメダカ養殖用の池を作成するシリーズ、今回はその第2回になります。
前回はため池の水をメダカ池作成予定地まで引っ張るために、塩ビパイプを仮設置してちゃんと通水するかを確認していきました。


今回はメダカ池にするための穴を、農地の端の湿地となっている一角に掘っていきます。
それではやっていきましょう。
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①穴掘りの様子
1.目印の杭を打つ

まずは池を作成する予定の4隅に、竹で杭を打って目印にします。

どのぐらいの池サイズにしようかは結構迷ったのですが、まずはそこまで広い範囲にはせず2m×3m程度の池にします。
ゆくゆくは大量のメダカを飼育するため養殖施設自体は拡張してい行く可能性はありますが、その場合でも大きな一つの池にするのではなく、いくつかの池をパイプで繋げていけばいくらでも拡張は可能なので、まずは小規模な物にしてリスクを分散します。
2.掘り進めていく

池の範囲を決めたら、後はとにかく掘り進めて行きます。
湿地なのでスコップはサクサク入るのですが、水を含んだ泥はめちゃくちゃ重たくて持ち上げるのが大変で、厳しくなってきた日差しと合わせてなかなか過酷な作業でした。

メダカは水面付近を泳ぐ魚なので、池の深さはそこまで必要はありません、そのため30㎝~40㎝の深さで掘り進めていきました。
1㎥が1000Lなので、2m×3m×0.3m=1.8㎥となり、なみなみに注ぐわけでもないので大体池の水量が1000Lほどになるでしょうか。
メダカ1匹に付き1Lの飼育水が目安とされていますので、この池で1000匹のメダカが飼育できる計算になります。
まずはこの池からメダカの数を増やして行って、それが上手く行ったらさらに池を拡張→さらに繁殖させて販売まで行こうかなと言った感じですね。

掘った土は池の周りに盛って、固めて縁を作りました。

最後に縁を上から踏み固めて、池の作成が完了しました。
まだこの後、害獣対策に周囲をフェンスで囲っていく予定ですので水の引き込みはしません。周囲の環境の準備が全て完了してから水を引き込んでいく予定です。
②翌日様子を見に行くと……

なんと、一日経って様子を見に行くと、まだ水の引き込みをしていないのに水がかなり張ってしまっていました。
雨が降った訳でも無いのにこんなに水が溜まってしまうのは、恐らくこの湿地に流れ込んでいる水がこの穴に集中してしまったからではないかと考えられます。

実際、池の周囲の地面は前日と比べて水たまりが減っていて、明らかに水はけがよくなっていました。
恐らく暗渠排水みたいに、この辺りに流れ込んでいた水がより低い位置にある池に集中してしまったのではないかなと。
この辺りの水はけがよくなったのならば思わぬ副産物ですが……水が溜まってしまうとこの後の作業もやりづらくなってしまうので厄介です。
③次回「防獣フェンス&ビニール屋根作成編」へ続く
今回メダカ池の穴を掘っていったので、次回はメダカを害獣から防ぐための防獣フェンスと、雨水が大量に流れ込んでしまうのを防ぐためのビニール屋根の作成を併せて進めていきます。
できるだけメダカ池を作成するための費用は安く済ませていきたいところなのですが、こんな山奥の周囲を獣がうろつきまくっている土地でメダカを養殖するためには、害獣対策はどうしても必要になってしまいます。
この辺りはぬかることなく、これまでのノウハウを生かして徹底的にやっていきたいと思います。
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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