どうも、たかしです。
メダカ池に侵入してくるトノサマガエルを隔離するために作成したカエル牧場の餌事情を改善していく計画、今回はその第3回になります。
前回、カエル牧場の中にヘッドライトを使ったライトトラップを設置し、虫バイキングを開催しようとしましたが……

思ったよりも虫が集まって来ず、結局3時間ちょっとライトトラップを回してハッキリとカエルが虫を食べた場面が1回だけという結果に終わってしまいました。

このままではとても「虫バイキング」を開催できたとは言えず、カエル牧場の餌事情もそこまで改善できたとは言えません。
なので今回は、ライトトラップに使う照明を変えて、たくさん虫を呼び込んで今度こそ虫バイキングを開催し、カエルのお腹を満たしていきたいと思います。
それではやっていきましょう。
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①バッテリーインバーター+白熱作業灯

より強力なライトを求めていたところ、ちょうどよく空き家の残置物として置いてあった白熱球の作業等があったので、新しく電源としてインバーターを購入し、これらを組み合わせてライトトラップを仕掛け直すことにしました。

こちらのインバーターは、DCMの18Vバッテリーと組み合わせることで色々な規格の電源として使用できるようにするものです。お値段約1万円。

所有している18V・2.5Ahの物を取り付けて使用します。

クソデカ電源ボタンを長押しして、ライトが点灯したら準備OK

側面には100Vコンセント差込口とUSBtypeAのポートが2口あり……

更にもう一つ、USB-c端子のポートも一口あります。

更に更に、謎のライト機能も付いています。
暗い所で操作する際には便利なのかもしれません。

実際に白熱作業等を差し込むと、無事に点灯しました。
白熱球の光は、同じ光量でもLEDの光よりも含まれている紫外線の量が多く、虫をより呼び込みやすいと言われているので、こちらのライトを使用することで格段に前回のトラップよりも効率が上がるはずです。

ただ、バッテリーだけでは恐らく作業灯は長くは持たないと思われるので、前回のトラップのように明かりをつけたまま夜まで待つのでなく、夜になってからまたカエル牧場にやってきてライトとカメラを付けてしばらく観察、からのまた戻ってきてカメラ確認……と言ったような手間がかかってしまいます。
夜の真っ暗な農地を2度も往復しなければならないのはかなり面倒なのですが、致し方ありません。
②ライトラップの様子

夜の20時ごろにライトを点灯し、カメラを回して撮影をしてみたのですが、ライトトラップの様子は前回とは明らかに異なっていました。

開始早々、丁度いいサイズの羽虫がトラップにやってきて、早くもカエルの捕食シーンが確認できましたし……

その後も次々と羽虫がやって来ては、すぐさまカエルはそこに飛びつき、前回よりもかなり賑やかになっていました。

ご覧ください、カエルのこの飛びつきっぷり。完全にテンションが跳ねあがっています。

もうあちこちでカエルが跳びまわり、中にはライトに寄ってきてまだ飛んでいる段階の羽虫を食べようとしているカエルまでいて、もう完全に「虫バイキング」と言ってしまっていいほどの盛り上がりようでした。
これは今度こそ大成功! ……と思った次の瞬間

何と、10分持たずにバッテリーが尽きて照明が消えてしまいました。
よくよく考えたら、18V・2.5Ahのバッテリーなわけですから、電力に換算したらたったの45Whしかないわけです。
今回使用した作業等は恐ろしく電力のかかる白熱灯ですから、仮に200W の電球だったとしたらバッテリーの持つ時間は
45Wh÷200W=0.225時間=13.5分
と言う計算になります。今回10分足らずで照明が落ちてしまったのも納得ですね。
③次回「蛍光作業灯トラップ編」へ続く
今回は、空き家の残置物の白熱作業灯とバッテリーインバーターを使って、より虫が集まるライトトラップをしかけてみた様子をお伝えしていきました。
結果としては、LEDヘッドライトを使った時よりは明らかに虫の寄りは良く、カエルのテンションも相当上がっているように見えたのですが、白熱電球が異常に電気を食うために持続時間に難があるという結果になってしまいました。
いくら虫の寄りが良くても、持続時間が短いのでは虫バイキングと呼ぶには足りません。そのため「虫の寄りが良く、かつ電力消費も少なく持続性が高い」ライトが必要になってきます。
そんな都合の良い照明がある訳……あるんだなこれが。
と言う訳で次回は「蛍光作業灯」を使用したライトトラップで、今度こそ完璧な虫バイキングを開催していく様子をお伝えした行きたいと思います。お楽しみに!
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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