どうも、たかしです。

大雨が降ると土砂が溜まってしまうため池をどうにかするために、沢とそこからため池につながる水路を改装していくシリーズ、今回はその第2回になります。

前回は、大雨が降った際に沢が氾濫してしまうことを防止するために、沢幅を拡張していきました。

すぐに土砂が堆積してしまうため池を何とかしたい
沢幅を拡張し、同時に元々あった水路を埋めていった

今回はまずため池内にまだまだ堆積している土砂を撤去していって、土砂が流入しないように塩ビパイプを使った水路を作成していく様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①土砂の撤去

今回はガチで土砂の撤去をするため、ウェーダーを装着してため池の中に入って土砂の撤去を行っていきましたが、見た目の水深とは全く違ってビックリするぐらいずぶずぶ足が入って行きました。

流れ込んできている土砂は、一部砂状の物もありますがそのほとんどが細かく砕かれた枝や葉っぱなので、体積だけ大きくて密度が全然ないんですよね。なのでため池というかもはや沼のようになってしまっていました。

この細かい土砂がすぐにカエル牧場やメダカ池につながっているフィルターアミ付きの取水管を詰まらせる原因となってしまっているので撤去していきました。

一通り取り終わった後がこんな感じ。土砂を掻きだした分水際が下がっているのが分かります。

まだ完全に土砂が取れたわけでは無さそうですが、もうそこが泥まみれになってしまって訳が分からなくなってしまったので一旦この位で諦めました。

②水路づくり

最後に現在断絶されてしまっている沢とため池をつなぐ水路を塩ビパイプを使って作成していきます。

このように、斜めに伸ばした塩ビパイプの先に45度エルボを設置し、沢水を取り入れるようにしてみると……

パイプの先から少量ながら沢水がため池に流れ込むようになります。

こうすればもしも大雨が降って増水が起きたとしても、塩ビパイプの径に限界がある以上取り込まれる水の量もそこまで増えず、土砂が流れ込む量が抑えられるんじゃないかと考えます。

もし詰まってしまったとしても、むしろそれで余計なため池の増水が抑えられるのだとしたらむしろ安全装置として働くと考えることもできます。

少量ながら、しっかり沢の水はため池へと流れ込むようになっています。

メダカ池への取水に関しては、そこまでの水量が必要なわけではないのでこの程度で十分でしょう。

完全にパイプを埋めて、取水用の水路の設置が完了しました。

水が大量に流れ込み、オーバーフローしてしまった際の排水パイプも同じく塩ビパイプで作成しました。

水が流れ込むパイプと同じ系のパイプを使っていますし、取水量>排水量になることはまず起きないはずなので、これでため池が氾濫する可能性もほぼほぼなくなったはずです。

水路を整えたことにより、枯れてしまっていたカエル牧場の水場も無事復活しました。

これで全てのため池&沢改装工事が完了しました。

③まとめ

今回は大雨により沢が氾濫し、ため池に土砂が流れ込んでしまうのを防止するための改装工事を施していく様子をお伝えしていきました。

今回の改装工事がちゃんと機能するのかどうかは、実際に大雨が降ってみないと何とも言えないため、また台風がやってきて沢が増水するようなことがあればその際の様子なんかもレポートできればと思います。

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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