どうも、たかしです。

笹や木が生えまくって荒れ果ててしまっている崖を整備していくシリーズ、今回はその第二回になります。

前回は、道路までせり出してしまっていた大量のイタチハギの木を全て伐採していきました。

土むき出しでかなり荒れてしまっている崖
飛び出ている枝を全て伐採、農地へと移動させていった

今回は、シカをおびき寄せてしまう要因となっている笹を全て刈っていき、さらに巨木となってしまったネムノキを伐採して、崖の整地を全て完了していくまでの様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①笹を刈る

笹の伐採には、電動式のDCMバッテリー草刈り機を使っていきます。

この草刈り機、エンジン式と違って先端の刃付近の方が重たいという特徴があって、どちらかと言うと今回みたいな刃を持ち上げる必要のある崖地の伐採には向かないのですが……エンジン式の草刈り機もうガソリンを完全に抜いて休眠状態にしちゃってるんですよね。

そこからまたガソリン入れてエンジン際指導して……ってなるとかなり面倒なので、横着して電動草刈り機でやってしまうことにしました。

こういう時はやっぱり気軽にさっと起動して使える電動草刈り機は便利だと思います。

まずは下から普通に草刈り機を持ち上げて刈ることができる範囲をやっていったのですが、こんなんじゃ全然全体を刈ることはできません。

位置が高くて手の届かない位置の笹をどう伐採しようか、辺りを観察しつつ考えた結果……

崖の端の辺りが傾斜が緩くなっており、そこの笹を刈ってしまえばそこから高い位置の笹にも手が届きそうだったので、まずは端の方から伐採していくことにしました。

多少緩やかになっているとはいえ、全然安定はしない踏ん張りの聞かない地面状況の中、端っこの笹を刈っていって……

崖の上の方の笹に届きそうな場所を確保することができました。

端っこの方を起点として、とにかく何とか足がおけそうな場所を探しつつ刈っていきます。

何回も尻もちをつきながら、落下しないよう慎重に作業を進めていきます。

笹が生い茂って隠れていましたが、崖の途中にもちょくちょく足がおけそうな場所があって、そこを起点としてどんどん崖の中央部にまで進んでいくことができました。

中腹辺りから刈れる笹が無くなったら、今度は崖の頂点に立って上から笹を刈っていきます。

先端が重い電動草刈り機を崖下に出して笹を刈る訳ですから、重心的に少しでも油断したら落下してしまいそうで超怖い作業でした。

崖上から届く範囲の笹を全て刈った後、そこから更に進んで行けそうな場所を見つけつつ刈り進めていって……

一通り崖上の笹を刈っていくことができました。

崖上から刈り切れなかった中途半端な位置の笹は、梯子を足場としてかけて処理していきました。

刈った笹は、集めて傾斜のさらに奥の、僕の土地の端っこの方にまとめて移動させておきました。

笹ばっかりは刈った後の利用法が特に浮かばないんですよね……草なら肥料になるし、木なら薪になるし、竹なら資材になるのですが、笹はどうにも……何か利用法ありますかね?

②ネムノキの伐採

笹を全て刈ってスッキリしたところで、最後に崖に生えている巨木「ネムノキ」を伐採していきます。

ネムノキはマメ科の植物で、庭木や街路樹なんかに使われることが多い植物のようです。

こちらは夏に撮影した物。なかなか特徴的なピンク色の綺麗な花を咲かせます。

見た目綺麗だし、崖に生えているのだから別に邪魔ってわけでもないし、シカの餌になっている様子も無いので生やしていても良いかな~と思ったのですが、ちょっと流石に大きく成長しすぎなんですよね。

道路の上にある電線に引っかかっても嫌だし、このまま崖の上で斜めに伸び続けたらいつか崖ごと根っこから崩れ落ちてしまいそうで怖いです。

と言う訳でちょっと申し訳ない気持ちにもなりますが伐採してしまおうと思います。

切ったネムノキは角度的に道路に倒れ込みますので、滅多に車の通らない道とはいえ伐採した瞬間に丁度車が通ろうものならとんでもないことになってしまいます。

そのため、道路上に梯子と草刈り機を障害物としておくことで、車が万が一にも入ってくることの無いようにしておきました。

まずは木伐採のセオリーとして、倒れ込む方向にくの字の切り欠けを入れておきます。

そして反対側から一気に切り込みを入れていきます。

以前崖に生えていた杉の木でも同じようにやりましたが、今回のネムノキの方が2回り以上大きい木なので、万が一にも自分の方に倒れてきたら……と思うとかなり怖かったです。

切り込みを入れるにもかなり時間がかかりましたが、ついに……!

無事ネムノキを伐採することができました。特にどこかに引っかかったり、倒れる方向が想定外になったりすることも無くスムーズに伐採することができました。

切った木は流石にそのまま丸ごと運ぶの難しかったので、細かく球切りしてまたまた階段を上って農地の端っこに移動させておきました。

また薪が増えてまう……使い切れない……。

その後ネムノキの陰に隠れて伐採しきれていなかった細かい笹を切って、細かい伐採を済ませたら……

ようやく全ての伐採作業が完了しました!

伐採前と比べて、崖の形状も分かりやすくなりめちゃくちゃスッキリしました。

庭からの眺めもめちゃくちゃ良くなりました。あとはシカがやってこないことを祈るばかり……。

スッキリしてしまった分通りやすくなって、逆に出入りが激しくなったなんてことにならないと良いんですけどね。

③まとめ

今回は崖に生えている大量の木や笹を全て伐採して綺麗に整備していった様子をお伝えしていきました。

今回伐採したイタチハギや笹に関しては、どうせこれだけ日当たりのいい崖だとまた生えて来るとは思うので、毎年マメに整備をして崖全体に草木の根が張って、崩れることの無い崖が成形されるよう意識して整備していきたいと思います。

この崖が崩れてしまったら、物理的に住むスペースが削られてしまう訳ですからね。日常のメンテナンスが重要です。

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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