どうも、たかしです。

竹とシカの糞でコンポストを作り、新しく作った畑に使う分の肥料を賄っていく計画、今回はその第二回になります。

前回は、土地開拓で出た大量の竹を資材として活用できるよう、枝と葉っぱを取り除いて一本の棒状に加工していきました。

今回はこの竹を使って、シカの糞をたい肥に発酵させていくためのコンポストボックスを作成していきます。

それではやっていきましょう。

①竹を井桁に組む

まずは竹を1mの長さにカットしていきます。

今回竹でコンポストボックスを作成すると決めてから、どのような構造にしようか色々調べつつ考えていたのですが、そうしたら基本的に堆肥を作る際には「高く積めて雨が当たらなければいい」と言うことが分かり、コンポストボックス自体も結構簡単な作りで良さそうでした。

なので今回は竹で簡単に囲いを作り、その囲いを竹の杭で固定し、最後に蓋をするという形式でコンポストボックスを作成していきます。

囲いを作るための竹を大量に作成することができたら……

適当な石を基礎とし、その上に竹を縦横順番に積み重ねていくことで井桁状に組んでいきます。

こうすることで、雨風が横から入り込むことをある程度防ぎ、風通しを良くして発酵を促すと共に、基礎のすき間から余分な水分も流れる状態にします。

ただ、もちろんただ井桁に組んだだけでは竹がグラついて非常に不安定な状態なので、今度はこの井桁状の竹を固定するための杭を打ち込んでいきます。

②竹杭で固定する

竹を今度は大まかに長めに切り出して……

地面に打ち込むことができるよう、先を斜めにカットします。

準備した竹を井桁の四辺それぞれを挟み込むように打ち込んでいきます。

打ち込む衝撃で井桁がやや崩れてしまいますが、杭を打ち込んだ後に固定すればいいので崩れていくのは無視します。

1辺につき2カ所で固定するため、1辺で竹を4本使って固定していきます。

それを4辺で合計8カ所固定することになるので、竹杭は合計16本使いました。できるだけ真っ直ぐ綺麗に打ち込みたかったのですが、やはり竹杭がしなってしまったりそもそも竹自体が曲がっていたりして、結構いびつな感じになってしまいました。

全ての竹杭を打ち込んだ後、崩れてしまった井桁を既に打ち込んである杭の間に挟み込むようにして組み直していきます。

組み直した後、竹杭の飛び出した余計な部分を切り取って行って……

これで囲いの部分が完成しました。ビスや釘と言った資材を使わず竹だけでそれなりに頑丈な囲いを作ることができました。

③屋根を付ける→完成

最後に囲いの上に屋根を付けて雨水が堆肥に浸透していかないようにしていく必要があります。

屋根に関してはめちゃくちゃシンプルに、空き家の残置物だった合板の端材を囲いの上に乗っけることにしました。

竹杭がかなり深くまでしっかり打ち込まれているので、結構な重さの合板もしっかり支えてくれます。

合板だけだと今度は雨水の腐食耐性が心配なので、更にその上からこれまた残置物として庭に転がっていたポリカ製の板を乗せて……

ポリカ板が風て飛ばされないよう重石を乗せたら……

資材費ゼロで、コンポストボックスが完成しました!

④次回、「堆肥作成編」へ続く

今回は竹を使ってコンポストボックスを作成していく様子をお伝えしていきました。

次回は土地中に転がっているシカの糞を掻き集めて、コンポストボックス内に積み上げて堆肥を作っていきたいと思います。

一体土地の中にはどれだけのシカの糞が転がっているのか、見ものです。

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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