どうも、たかしです。
僕が小屋暮らしをしている空き家付きの土地には、前住人一族が植えたであろう庭木が数多く生えています。

昨年の冬には、その内フェンスで囲った庭の中に生えている「モチノキ・サザンカ・アカマツ・ヤマモモ」の剪定を進めていったのですが……
今回は、昨年の冬に剪定した庭木とはまた別の、崖上に並んで生えている庭木の剪定を進めていきます。

土地に面している道路から庭へと上がっていく斜面の脇に生えている庭木は、恐らくもともと生垣的用途で植えた物だとは思うのですが、長年放置されていたためか枝がもはや道の上まで飛び出てしまっており、葉が密集しすぎているため光の通りも悪く非常に湿っぽくなってしまっています。
なので、並んでいる庭木をどんどん剪定して、斜面に光が差すようにしていきたいのですが、樹木の種類によって剪定適期があるらしいので、今回は今の時期が剪定適期である庭木の剪定だけ進めていきたいと思います。

今回は庭木の中でもひと際巨大で、葉の密集具合もかなりの物であるこちらの「金木犀」の剪定を進めていきます。

もはやほとんど光がとおらないぐらい生えまくってしまっている枝葉を、光がとおるようにスッキリとさせる「透かし剪定」を行っていきます。
それではやっていきましょう。
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①ひこばえの剪定

まずは幹の根本付近から直接生えている枝である「ひこばえ」の剪定をしていきます。

基本的に幹から直接生えている細い枝に関しては全て剪定していくのですが、中でもひこばえは放置して太くなってしまうと木の足元の方が無駄にごちゃごちゃしてしまい、樹形の乱れにもつながるので、一つ残さず徹底的に切っていきます。

これでだいぶ足元がすっきりしました。
こうやって見ると、過去に太くなってしまったひこばえを剪定したような跡がいくつも見られるので、過去の住人も定期的に剪定をやっていたのかもしれません。
②下からどんどん太目の枝を切り落としていく

ひこばえの剪定が終わったら、今度は太めの枝でもどんどん不要な物を切り落としていきます。
切り落とすべき不要な枝と言うのは色々なパターンがありますが、基本的には「他の枝の成長の邪魔になってしまっている、なってしまいそうな枝」を見つけては切り出していく感じになります。

他の枝に干渉するようにして伸びている枝、下向きに伸びてしまっている枝、内向きに伸びてしまっている枝等々……細かくしっかり分類して切るとなると枝の量が量だけにしんどくなってしまうので、大体のパターンを頭に入れつつ「これは邪魔そうだな」と思える枝をどんどん剪定していきます。

とりあえず地面から手を伸ばして剪定できる範囲をやっただけでも、かなり下側はスッキリしてきたように感じます。

道路側から見るとこんな感じ。
しかしやはりこれだけだと上の方の葉のボリュームが多すぎて、まるでアフロかのようなずっしりした印象になってしまいます。
となると脚立を使って剪定したいところですが、場所が場所だけに平らな地点がほぼ無く、安全に脚立を使うことがかなり難しい状況です。
そのため……ここは腹をくくって、木に登って剪定をしていくことにしました。

一応、気休め程度ではありますが安全ベルトを腰に巻き……

足のかかる場所から一気に登ります!

フックを太い枝に引っかけて作業を開始。

とにかく目に見える、手の届く範囲の不要な枝をどんどん剪定していきました。

太めの枝でも、レシプロソーでガンガン切っていきます。

上の方の枝もカットしていきます。
とにかく枝葉の密度を下げるため、すぐ隣で平行に生えていて役割がかぶっている枝を見つけては、恐れることなくガンガン剪定していきました。

その結果相当枝葉の密度が下がり、ぱっと見の印象はかなり日が差し込むようになってきました。

剪定前と比べて、向こう側の空がくっきりと透けて見えるようになってきています。

しかしそれでもやはり、道路側から見た時の木の上側のもっさり感はそこまで改善されてはいません。
後もう一息選定を進めていく必要がありそうです。
③細かい枝の剪定

最後の仕上げとして、わずかに平たんな場所を見つけて脚立を建てたり、高枝切ばさみを使ったりして、これまでの剪定では手が届かなかった細かい枝の剪定を進めていくことにしました。

全体のバランスも考慮しつつ、とにかく木上部のもっさり感を少しでも減らすため、不要な枝を見つけては剪定をしていきます。

そうやって細かい枝を大量にカットしていった結果……

最終的にこれだけ光がとおるようにスッキリとした印象まで変化させることができました。

道路側から見るとこんな感じ。まだちょっと気の上部に葉が集中してしまっているような感じには見えるのですが……どうしても手が届かないのでこの位が限界ですね。
③枝の片づけ→次回へ続く

最後に、大量に出た剪定枝を農地のいつもの枝置き場へと運んでいきました。
この枝はまた来年のボイラー用の薪に利用するため、一年間放置することとなります。

細かい枝もブルーシートでくるんで、きれいさっぱり片付けていきました。
これだけ大量の枝葉をゴミ袋に入れて捨てるとなるとかなり大変なので、やはりポンと放置しておける広い土地があるというのは便利ですね。まぁ土地が広いからこそこういうメンテナンス作業に付随するゴミも出ることになる訳ですけれども。
次回は、もうひと種類今の時期が剪定適期の庭木があるので、その剪定を進めていって、初冬の庭木剪定は一旦終わりとしていきたいと思います。
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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