どうも、たかしです。
崖上に並んで生えている庭木の剪定を進めていくシリーズ、今回はその第二回になります。
前回は、庭木の内最も巨大で枝葉の量も多い金木犀の透かし剪定をし、光の通りを改善しスッキリとした印象にしていきました。


今回は、今の11月の時期に剪定適期がある2つの庭木の内もう一方の、「ヒバ」を剪定していきます。

こちらの枝がもう密集しすぎて訳の分からない状態になってしまっているのが「ヒバ」の木です。

「ヒバ」は針葉樹であるヒノキ科に属しており、葉っぱの形も非常にヒノキに似ています。
庭木としてよく植えられているのが「ニオイヒバ」という品種なので、こちらもたぶんそうなのだと思います。

ニオイヒバはその名の通り、葉をもんで臭いをかぐと特徴的な柑橘系の爽やかな香りがするそうで、こちらのヒバからもそんな感じの臭いがしたのでたぶんニオイヒバで間違いないと思います。

側面から見てみると結構酷い状態で、ほとんど葉が生えておらず、密集した枝のほとんどが既に枯れてしまっています。

こまごまとした枝をかき分けてもなお、向こう側が全く見えないような状況です。

かろうじて光が当たる部分と、頂点部分に葉がちらほら生えていますが、頂点部分でさえ両隣の木と干渉しあってしまって十分に光が届いている感じではありません。
現在すでに木の形がかなり乱れてしまっており、木全体に光が届いていないような状況となってしまっていますので、今回はこちらのヒバの木を大胆に切り戻し剪定を行い、通気性・採光性を改善していって、一旦樹形をリセットするぐらいの気持ちでやっていきたいと思います。
それではやっていきましょう。
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①枯れ枝をとにかく剪定していく

まず何といっても、木の中心部に繁茂してしまってもう葉すら付けない枯れてしまっている枝を、ゴリゴリに剪定していきます。

太い枝、細い枝お構いなしに、現状で葉を付けていない枝を片っ端から選定し、まずはせめて反対側まで光が通るように進めていきました。

切り進めていくと、密集した枝の間に入り込んだ枯れ葉が長い間堆積して分解され、もはや腐葉土溶かして詰まってしまっていました。
一体どれだけの間放置されたらこうなるのでしょうか……。

片側の枯れ枝を一通り剪定し終わったら、今度は反対側から選定を進めていって……

ようやく反対側まで光が通るぐらい枝の量が少なくなってきました。
②切り戻し剪定をする

枯れ枝の処理が終わったところで、両隣の木と干渉してしまっている現状を完全するため、木上部の切り戻し剪定を行っていきました。

今の状態よりももう少し樹高を低くして、今後また枝が生えてきて樹形が整って来たら良い感じに低く丸い生垣の形に収まってくれることを祈って、大胆に中心部の枝を途中からカットしていきます。

中心部の全ての枝の切り戻しを行い、樹高がグッと縮まりました。
③細かい剪定→作業完了

最後に残った葉っぱ付きの枝の内、細かい枯れている枝を剪定して仕上げをしていきました。

崖側に伸びている枝も、こまごまと生えている枯れ枝を剪定して見た目をスッキリさせ、中心部に十分光が当たるようにすることで、また中心部から葉が生えてきて樹形全体がまた整ってくれることを期待します。

こうして、全ての剪定作業が完了しました。

めちゃくちゃに枝が繁茂していて訳が分からなくなっていた木の中心部もだいぶスッキリしました。
かなり寂しい見た目になってしまいましたが、また来年以降新しい葉が生えて復活してくれるといいなぁと思います。
④まとめ
今回は、崖上に並んで生えている庭木の内2つの木を剪定していく様子をお伝えしていきました。

剪定前と比べて、格段に庭に至る坂道の最高が改善され、明るい雰囲気になったと思います。
まだ他にも剪定できていないツバキやクチナシなどの庭木があり、以前剪定したモチノキやサザンカ、マツなども1年近く経ってまたちょっと余分な葉が茂り始めているため、またちょくちょく剪定時期を見て庭木の管理を行っていきたいと思っています。
あまり巨大になってしまって崖ごと倒れてしまうようなことになったら嫌だし、枝葉が密集しすぎるとやはり景観的によろしくありませんからね。
庭木とは一生の付き合いだと思って、継続的にメンテナンスをしていきたいと思います。
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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