どうも、たかしです。
現在薪ストーブを改造して作った薪ボイラーを風呂場に導入する計画を検討中なのですが、ここで一つ解決しなければならない課題が発生しました。

それはボイラーで温めたバケツ内のお湯をどうやってシャワーに利用するか、という点です。
ご覧のようにトタンバケツは煙突内に配管されたフレキパイプと接続されており基本的に動かすことはできません。
フレキパイプを取り外すことはできますが、お湯が沸いた状態でそんなことをしたら当然接続穴から一気にお湯がこぼれていってしまいます。

僕はこれまでシャワーを浴びる際には、「バケツに溜めた水をプールヒーターで沸かして、それを空気圧式のポータブルシャワーに入れ替える」といった形でやって来ました。
従来の方法のまま薪ボイラーのお湯を使おうと思ったら、ポンプかなんかを使って沸かしたお湯をポータブルシャワーに移し替えて利用するということになると思うのですが、それではめんどくさいです。何よりポータブルシャワーの容量が7Lしかないため、トタンバケツの容量18Lのお湯をフルに活用するためには、2回以上いちいちまたポンプで移し替えなければならないということになり、あまり現実的ではありません。
何とか「薪ボイラーのお湯を、トタンバケツを動かすことなく簡単にシャワーとして利用でき、かつ安価に手軽に導入できる方法」が無いか考えた所、いい方法が見つかりました。
それは「バスポンプ」を利用したシャワーを使う方法です。
バスポンプを使って汲み上げたお湯をそのままシャワーとして利用することができれば、トタンバケツを動かすことなく薪ボイラーのお湯を活用することができるはずです。
と言う訳で今回は、バスポンプを利用した「バスポンプシャワー」DIYの様子と、それを実際に使用してみた感想をお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
①作成の様子
1.資材紹介

使用するのは
- KOSHIN製バスポンプ 1700円ほど
- ホース3m(内径15mm) 400円ほど
- 散水ノズル 1000円ほど
の3つです。
散水ノズルは普通のシャワーにしても良かったのですが、手元でワンクリック式のON・OFFができる点と、シャワーだけでなく色々出し方を切り替えできるという点で優れていると感じ、こちらを選びました。
ホースの内径は、バスポンプ・ノズル両方に適合するサイズの物を選びました。
バスポンプは、ホームセンターで普通に置いてある物だとこのKOSHIN製一択でした。その中でもタイマーやらの余計な機能の無い最もシンプルな物を選択しました。
2.作成の様子
バスポンプシャワーの作成に、難しいことは何一つありません。何なら工具すら必要ありません。

ホースとノズルを接続して……

ポンプとホースを接続する。これだけ。
そもそもバスポンプ自体の水勢が大したことないので、これだけで充分ホースが外れることも水漏れすることも無く使用することができてしまいます。
②実証実験

風呂場にセットし、早速試してみることにしました。水容器には、普段ポータブルシャワーに移し替えるお湯を沸かす用の8Lバケツを使用しています。
バスポンプは勢いが弱いというのは良く聞いていたことだったので、果たして問題なくシャワーとしてノズルから散水されるのかどうかはちょっと不安だったのですが……

問題なく出ました。
確かに勢いは弱く、これを園芸用だとか洗浄用だとかに使おうとするとイマイチだとは思いますが、体を洗うシャワー用として使用するのならば全く問題ないぐらいの勢いはありました。

ただ、ノズルの方で散水を止めるとすぐにポンプが浮いてきてしまって水を吸い出せなくなるという事態が頻発したため、ポンプに重りを取り付ける必要がありました。
上記引用動画でなぜホースに金具を取り付けていたのか謎だったのですが、こういうことだったんですね。
ちなみにこの重りは「ワイヤークリップ」という金具で、鉄メッキ性の物であれば600円ほどで購入できます。

この状態で、バケツ満杯から連続使用でどれだけ持つのか測ってみました。
計測結果は1分30秒。実際に見ているとかなりの勢いでバケツから水が減っていくので、8Lのバケツの場合だとあまりゆっくりシャワーを浴びている余裕はなさそうです。
とはいえ、実際に自分のみで体験してみないことには何とも言えません。ということで、一回このバスポンプシャワーを利用して風呂に入ってみることにしました。
③実際に使用した感想
ポータブルシャワーとの違いにフォーカスして感想を書かせていただくと、一番目立ったのは「シャワーの水量」でした。
手動圧縮式のポータブルシャワーは、水勢はかなりの物があるのですが、毎秒放出される水の量はかなり少ないです。

それに対しバスポンプシャワーは、8Lバケツがすぐに無くなってしまうことからも分かる通り、普通のシャワーと変わらないぐらいの水量があります。
水量が多いことによるメリットは、何といっても「洗い流すのが楽」なこと。
ポータブルシャワーの水量だと、かなり局所的に泡が残っている場所だとか、濡らしたい場所だとかにシャワーを当てる必要があり、体全体の泡を流そうと思ったらそれなりに根気のいる作業になります。
それに対しバスポンプシャワーは、上からザ~っと浴びるだけでも大体の体の泡は流せてしまいます。後は脇だとか背中だとかお尻だとかの泡が残りがちな部分にサッとシャワーを当てれば前身の洗い流しが完了します。
きちんと計測したわけではないですが、体感ではポータブルシャワーの時と比べてシャワーを浴びる時間が5分の1ぐらいには短縮されたような気がします。これは物凄い成果です。
水量が多いことでお湯を使い切ってしまうまでの時間も当然短くなっている訳ですが、それに関しては気を付けていれば何とかなるレベルでした。そもそも体を洗い流すのにかかる時間自体が短縮されている訳ですからね。
バスポンプシャワーの難点を上げるなら、バケツ内のお湯を最後まで使い切ることができないことでしょうか。どうしてもポンプの形状の関係で、最後深さ1㎝ほど位のお湯が残ってしまいます。
薪ボイラーのお湯を使うことを考えると、この最後1㎝のお湯をどうにかする方法も考える必要がありそうですね。排出口を別に作るとか。
後、バスポンプを動かすためには当然電源が必要なことも、アウトドアとかでシャワーを浴びたい人にとってはマイナス点でしょうね。バッテリー式のポンプ式ポータブルシャワーなんかもありますが、聞くところによると結構壊れやすいみたいなので、その場合はやはり手動圧縮式のポータブルシャワーが優先されるでしょう。
全体の総括としては、バスポンプシャワーは十分薪ボイラーのシャワーとして使用することができそうだと思いました。
④まとめ
今回はバスポンプを使用した「バスポンプシャワー」をDIYし、実際に使用してみた感想をお伝えしていきました。
バスポンプを使用するためにはどうしても電源が必要になるため、バスポンプシャワーを活用できる機会と言うのはなかなか無いかもしれませんが、僕と同じような状況下(まともな風呂の無い家屋の中で、簡易的にシャワーを浴びたい)の方にとってはそれなりに有力な選択肢の一つになるのではないかと思います。
今回は8Lバケツで使用してみたのであっと言う間にお湯は使い切ってしまうのですが、これが薪ボイラーに使用している18Lのバケツであればお湯量は2倍以上な訳ですから、もっとゆったりシャワーを浴びることができそうです。楽しみですね。
薪ボイラー計画もいよいよ残すところ設置&実証実験のみとなりますので、本格的に寒くなる前に導入できるよう頑張っていきたいと思います。
今回の記事は以上になります。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。