どうも、たかしです。

季節が過ぎ去るのは早いもので、最近はもうすっかりと気温も落ち着いて来て気付けば11月。そろそろ本格的な寒さも到来してきそうな時期になってきました。

さて、10月の初めに菜園に野菜を作付けしてから1ヶ月が経過しました。前回の記事では作付けから10日ほど経ち、芽が出てきた野菜たちの様子をご紹介していきましたが……

さて、その菜園が現在どうなっているかと言うと……

こんな感じです!

何とかどれ一つ枯れることなく、無事に今日まで成長して来てくれています。

やはり最近寒くなってきたためか、成長が若干遅くなってきているような気もしますが、このままなら収穫までうまくいきそうです。

と言う訳で今回の記事では、1ヶ月経つまで野菜たちがどのような感じで成長してきて今日まで至るのかをご紹介していきます。

それではやっていきましょう。

①2週間~3週間

作付けから2週間ほどが経過すると、ほとんどの野菜は子葉の次の次の本葉が出始め、そこからぐんぐん成長するようになっていきました。

こちらはラディッシュ。相変わらずの密集具合ですが、子葉の間からギザギザした本葉が出始めているのが分かります。

流石に密集しすぎていたので、ある程度間引きして数を減らすことにしました。もはや間引きと言ううより、無数に生えている毛を梳くみたいな感じになってしまいましたね。

こちらはラディッシュ。かなり成長が早く、本葉も少しずつ大きくなってきていました。

こちらも密集してきている場所に関しては間引きしていきました。

こちらはホウレンソウなのですが、他の野菜と違ってこちらはずいぶん場所ごとの成長に差が出てきてしまいました。ホウレンソウは酸性土壌を嫌い、それが影響して成長に差が出ることがあるそうなのでそのせいかもしれません。

とはいえ、成長してきている場所はやはり密集してしまっていたため、こちらも間引きをしていきました。

こちらはエンドウ。種まきから10日ほどでもう間引きしなくてはいけないほどに成長が早かったこちらの野菜ですが、それ以降もぐんぐん茎をのばして来ています。

驚きだったのが、間引きのために茎の根元からちょん切ったエンドウからまた新しい茎と葉が出始めていたことですね。

やはりマメ科は生命力が高いようです。

またちょん切ろうかとも思ったのですが、冬越しのためには株が小さいほうが良く、今現在伸びている株はもししたら大きくなりすぎている可能性もあるので、この小さい方の株もあえて残しておくことにしました。邪魔になったら大きい方か小さい方かどちらかを間引くことにします。

ハクサイに関しては特に問題なく成長してきていたのですが……

ナシケンモン幼虫

大きくなるにつれてまとわりつく虫の量や大きさも増してきて、その対処に追われるようになってきました。

ヨトウガ幼虫

冬が近づいて来て虫たちも焦っているのか、日に日に増える食害に僕の方もあくせくしてしまいます。

他の野菜にはそこまで虫がつかず、ハクサイにばっかり集中してしまうというのは、やはりキャベツしかりアブラナ科の野菜の葉は抜群に虫にとって食べやすいということなのでしょうか。

②3週間~4週間

作付けから3週間~4週間たつと、ほとんどの野菜が2枚目以降の本葉を出してその成長スピードを速めていきました。

ほとんどの野菜が2回目の間引きのタイミングに来ていたため、追肥と合わせて行っていきました。

こちらはシュンギク。若干他の野菜より成長速度に難があるような気がします。

ハクサイの横に植えられているせいか、時々食害の跡も見かけます。キク科なのでそこまで虫が寄ってこない野菜のはずなんですけどね。

とはいえそれなりの大きさになって来たので2度目の間引きをしました。あとはこのまま収穫できる大きさまで成長してくれることを祈るばかりです。

ラディッシュも流石の成長速度で、あっという間に2度目の間引きです。葉の大きさも他の野菜と比べて大きく、立派に成長しています。安心感が違いますね。

ホウレンソウも2度目の間引き。

相変わらず場所ごとの成長差がかなりあるのですが、成長している物はそれなりの速度で収穫へ向かってくれています。

エンドウですが、もうかなり傍若無人に茎をのばしまくっています。

初めは支柱を建てた方が良いのかなとも思ったのですが、防寒の観点から言うと地面を這っていた方が都合がいいらしく、後々ドーム状に不織布を掛けて霜からも守っていく予定なので、このままの状態で放っておくことにしました。

完全放置していたら防獣ハウスからも出て行ってしまいそうなのでドギマギしています。

ハクサイはそれはもう立派な物で、そろそろ結球してもおかしくないところまで来ています。

左下の少し小さい子なのですが、元々苗の時点で元気が無くてもはや薄い葉っぱ一枚ぐらいの状況だったのにここまで元気を取り戻してくれたのは凄いと思いますね。無事収穫まで行ってくれたら嬉しい限りです。

食害跡も目立っていますが、こちらは芋虫に加えてコオロギやゴキブリに食べられているのも大きいです。雑食性の昆虫は喜んでハクサイの葉を食べるようなのですが、芋虫と違って住み着いて食べている訳でもないので駆除しようもなく、防虫ネットで完全に覆うぐらいしか対策が無いみたいなんですよね。なのでもう諦めています。

以上、植え付けから1ヶ月経った野菜たちの成長の記録でした。

③まとめ

今回は植え付けから1ヶ月経った野菜たちの様子を、各野菜ごとに見ていきました。

様子を見ながら間引きをしたり追肥をしたり、芋虫を追い払ったりと気にかけてあげるべきことはそれなりにあるのですが、それでも1日15分ぐらい様子を見て世話するだけで事足りるので特に面倒ではありませんね。むしろ日々変化していく野菜の様子を見守ることが日々の楽しみになっています。

今回の記事の中でたくさん間引きの様子が書かれていたと思うのですが、この記事では敢えて書かなかったのですが実はその間引きした野菜たち「間引き菜」は全て日々の食事に組み込んで有効活用していっています。

と言う訳で、それら各野菜の間引き菜をどのように活用していったのか、味はどうだったのか等々をまた「間引き菜食レポ」記事としてお伝えしていきたいと思います。お楽しみに!

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。