どうも、たかしです。
前回の記事では、とうとう収穫することができたラディッシュを調理し、お昼ご飯を頂く様子をお伝えしていきました。
この時「開墾してから初の収穫」と言ったのですが、実は正確には「真の初収穫」はこのラディッシュでは無かったんですよね。
なぜなら、実はラディッシュの収穫ができるまでに、各野菜の間引きの際に出る「間引き菜」を収穫し、食べていたからです。
エンドウの間引き菜をごま油で炒めた者の食レポは以前の記事でお送りしましたが、今回はそれ以外の「ラディッシュ」「ホウレンソウ」「シュンギク」の間引き菜の食レポをお伝えしていきます。
家庭菜園のもう一つの楽しみと言える「間引き菜」の素晴らしさをお伝えできたらと思います。
それではやっていきましょう。
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①ラディッシュ
植え付けから2週間ほどでラディッシュは1回目の間引きを行いました。
「使用+本葉2枚生え掛け」の段階で間引きをしたため、見た目はほとんどカイワレですね。
今回種まきを考え無しにやりすぎたため。間引き菜が大量に出ました。
そのため、贅沢にマヨネーズで和えてサラダで食べてみました。
その味はと言うと、見た目の通りカイワレとほとんど同じような、ピリッと辛みがありつつ葉が柔らかく、とても美味しくいただけました。
その後1週間で早くも2回目の間引きをしました。この時は本葉4枚が生えている段階で、1回目よりも間引いた数こそ少なかったですが、量自体はかなりのものになりました。
そのため、一部は1回目と同じマヨネーズ和えサラダにして、残りはうどんの具に使いました。
味はと言うと、1回目の間引きのような辛みはほとんどなく、かなりシンプルな味わいになっていました。表現が難しいですが、スーパーでも売っているようなベビーリーフと言った感じですね。
まだまだ葉は柔らかかったのでサラダに使うのもいいし、焼いても茹でても美味しくいただけると思いました。
間引きのタイミングで味わいに変化があるのが、ラディッシュ間引き菜の面白いところですね。
②ホウレンソウ
前回の記事でも書きましたが、ホウレンソウはなかなか発芽から結構ムラがあって、ラディッシュほどはたくさん間引き菜を取ることができませんでした。
ラディッシュと同じく、「子葉+本葉2枚」の段階で間引きをしましたが、量はかなり少なく正直食べるかどうかも迷ったのですが、捨てるのももったいないので食べることにしました。
ホウレンソウと言えば茹で調理ですよね。ホウレンソウはシュウ酸という体に良くない成分を多く含むため、基本的に生食は厳禁です。
ゆであがったホウレンソウ間引き菜を、これまたホウレンソウらしくおひたしにしてみました。汁が多すぎました。
食べてみると、この小ささにもかかわらずちゃんとホウレンソウらしい噛み応えと甘みが感じられました。量が少なすぎたので一瞬で食べ終わってしまいましたが……むしろ残った汁の処理に頭を抱えてしまいました。
2回目の間引き菜ではそれなりの量が取れましたので、今度は味噌煮込みうどんにトッピングしてみました。
食べてビックリ、もはや完全に普通のホウレンソウでした。しっかりした噛み応えと濃厚な甘みを感じました。
どうやらホウレンソウは、間引き菜の段階から一貫してホウレンソウらしい味わいを楽しむことができるみたいです。
③シュンギク
春菊はホウレンソウ以上に間引き菜の量が取れず、一回目に関しては流石に食べようが無いため収穫しませんでしたが、二回目に関してはある程度量が確保できたので収穫することにしました。
春菊は生で頂けるみたいだったので、量が少なかったことからどん兵衛のトッピングとして使用していただきました。
そのお味はと言うと、ホウレンソウともラディッシュとも全く違うとても清涼感のあるスッと鼻に抜けるような香りがとても特徴的でした。
キク科の野菜独特の香りなのかもしれません。ハーブ系の香りというか、けっこう主張が強いためもしかしたら苦手な人もいるかもしれないと思いました。
どん兵衛との相性は個人的には悪くなかったです。美味しくいただきました。
④まとめ
今回はラディッシュ・ホウレンソウ・シュンギクの間引き菜の食レポをお伝えしていきました。
野菜によって、そして間引きの時期によってそれぞれ味わいが全然違うため、収穫までの楽しみとして間引き菜もいただくというのは、家庭菜園の醍醐味ですね。
どうしてもそこまでの量が取れないため、ちょっとしたサラダとかトッピングぐらいにしか使えないことが多いですが、僕は普段家でご飯を食べる時どうしてもインスタント・レトルト品で彩に欠けることが多いので、間引き菜はその隙間を埋めてくれる非常にありがたい存在でした。
間引き菜を楽しめるというのは、苗植えには無く種から育てることの利点であると言えると思います。
今後も、間引き菜を食べられる野菜を積極的に育てていきたいと思いました。
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。