どうも、たかしです。
土地整備を進めていくシリーズの空き家編、今回は第2回になります。
前回の記事では空き家の中でも最もゴミが積み重なっていた「納戸」の片づけをして、超大量のゴミを回収しました。
その量はなんと45Lのゴミ袋12袋分!
もちろん、これだけの量のゴミがあったら、中にはまだ利用価値のありそうなものも出てくるわけで……
段ボール二箱分の結構な量の売れそうな物が集まりました!
中には高価そうな物も!?
たかし
こ、これは一攫千金もあり得るのでは!?
わくわく
小屋根ちゃん
うーん……胡散臭い
今回の記事ではこれらの品物を色々なリサイクルショップに持って行って、その結果をご報告していきます。
果たしてどのような物が売れたのか!?
一攫千金の品物はあったのか!?
やっていきましょう。
①売りに行く前の下準備
1.ジャンルごとにあらかたまとめておく
リサイクルショップに出す前に、品物をジャンルごとにあらかた分類しておきましょう。
リサイクルショップにもよるかもしれませんが、結構店側は品物一つ一つのクオリティを気にすることはあまりなくて、「生活雑貨」だとか「運動用具」だとかジャンルで値段をつけてくることが多いです。
そのため、ジャンルごとにまとめて出して置けば店側としても見やすくなって査定が早くなるメリットがありますし、単体だと「これはボロ過ぎでしょ」というようなものでも、潜り込ませればワンチャン「生活雑貨まとめて○○円」と言った感じで値段をつけてもらえることがあります。
なので、大量の品物を査定に出すときには同じジャンルのものをまとめて出すということを僕はよくやります。
その他、ジャンルではくくりにくい物でも、店側が見やすいようにある程度はまとめておくと好印象なのではないかと思います。
右上のおっさん置物とかけっこう意味不明ですが、案外こういうものが売れたりしますからね。とにかくトライすることが大事です。
2.洗ってきれいにしておく
明らかな埃や汚れでみすぼらしい見た目だと、せっかく物がしっかりしていてまだまだ使えるものでも「査定対象外」にされてしまって値段が付かない時があります。
なので、そこまで過敏になる必要も無いとは思いますが、ぱっと見で明らかな汚れは査定前に洗っておくと値段をつけてもらえることが多いです。
特に上記画像のような「収納ラック」だとか、あと「食器類」なんかは高確率で値段が付くジャンルなので、汚れをしっかり洗って、さも新品であるかのようにしておくと良い結果が見込めます。
②各店舗の査定の結果
1店舗目.セカンドストリート
全国に800以上の店舗を展開している総合リユースショップです。
なぜこちらを1店舗目に選んだのかというと、以前休職に入った際に仕事の荷物を大量に売ったことがあったのですが、その際に2店舗目として行った時に1店舗目では査定外だったものが売れたことがあったんですよね。
その時の良いイメージがあったので、今回は1店舗目に抜擢させていただきました。
さあ、その結果は!?
ご・ご・ご・ゴ・5円!!!???
いや、流石にわが目を疑いましたよ。だって段ボール箱2箱分ですよ?
価値のありそうな物や未使用の物だってたくさんあったのに!!
半ギレしながらも参考までに唯一売れたものが何なのか見せていただくと……
ダイソーのフェイスタオルでした。
うーん……どうやらセカンドストリートは「服飾品」をメインでやっているので、生活雑貨や機械類に対してはなかなか辛めなのかもしれませんね。
思い返せば、以前2店舗目として訪れた時もDCMのエプロンを買い取ってくれていたような気がしますし、そういうことなのでしょう。そう思うことにします。でないとセカストを嫌いになってしまいそうなので。
ちなみにほとんどのリサイクルショップは値段の付かない品物の引き取りはやっていませんので、値段の付かなかったものは全てそのまま返ってきます。世知辛いですね。
2店舗目.オフハウス
こちらはハードオフやブックオフなどの系列にあたるリサイクルショップです。
ハードオフが電子機器、ブックオフが書籍を専門とした買取を行っているのに対し、こちらのオフハウスでは生活雑貨を始め家電・家具や一部電子機器など幅広い買い取りを行っており、思わぬ品物に値段をつけてくれることがあります。
僕個人としては、値段の上下はともかく、最も幅広く品物に値段をつけてくれるリサイクルショップだと感じており、大量の品物を売りに出す際にはまず最初に立ち寄るリサイクルショップです。
さて、そんな僕が最も信頼するオフハウスは、果たしてセカンドストリートがスルーした品物たちに値段をつけてくれたのでしょうか?
結果はというと…………
な・な・な、なんとっ!! 510円での買取となりました!!!
たかし
流石はオフハウス!
どんな商品でも手広く買い取りしてくれるよ!
小屋根ちゃん
どんなものが売れたの?
さて、ではどんな品物にどんな値段が付いたのかを見ていきましょう。
まず言うと、全ての品物を買い取ってもらえたわけではありません。だいたい全部の品物のうち3分の2ぐらいの品を買い取ってもらえた感じですかね。
こちらが買い取ってもらえた品々になります。
未開封だった品物のほぼ全て、あとは箱やトレー、食器、一部雑貨、ビデオカメラなどが買い取りの対象となりました。
細かい内訳を聞いたわけではないので、レシートと照らし合わせて大体の予想となるのですが……
- ビデオカメラ……300円
- 未開封の品……まとめて50円
- 真珠?のネックレスなど……30円
- 食器系……まとめて30円+何か一個だけ高値10円(多分ほぼ新品だったガラスの器)
- 箱、トレー……1つ10円×4
- 謎……50円←「タオル消耗品他」が何か分からず……めちゃ高く売れてるけど、そんなのあったかなぁ?
こんな感じですかね。
やはり大健闘だったのはビデオカメラでしたね。一個300円が付くということはなかなかありません。
他にもいい線行ってたのは箱・トレー類ですね。1個10円ですから、他の「まとめて○○円」の品々よりは圧倒的なポテンシャルを誇っています。
1個で50円で売れている「タオル消耗品他」は何だか良く分からないですね。ほとんどのタオルは買取してもらえてなかったので……そんないいタオル入ってたかな?
とにかく、これで多くの品が売れてしまいましたが、まだ3分の1ほど売れ残っているものがありましたので、引き続き別店舗にも行って見ました。
3店舗目.買取王国
愛知県を中心に大阪方面にも多くの店舗を持つリサイクルショップです。
個人的には、上記2店舗と比べると若干アウトロー感のあるリサイクルショップだと思っていて、普段はあまり利用しないのですが、今回は検証と言うことでやってきました。
さて、2店舗回ってもなお売れ残ってしまった品を、買取王国は買い取ってくれたのかと言うと……
残念ながら、どの品も値段をつけてはもらえませんでした。
ただ、重さで換算しての引き取りをしてくれるらしく、売れ残りの品全てで5円で引き取るという提案をしていただきました。これは上記の2店舗ではなかったサービスですね!
僕はこの後もう1店舗回るつもりだったので断ってしまったのですが、どこからも買い取ってもらえなかった品を最後に買取王国に持ち込んで、とりあえず引き取ってもらうというのはアリかもしれません。
4店舗目.ハードオフ
言わずと知れた電子機器系の大手買い取りショップです。
2店舗目で行ったオフハウスの系列店ですが、こちらは電子機器に力を入れているということで、売れ残った電子機器系もここでなら引き取ってもらえるのではと思い、残った品の内の電話機やアイロン、マイクなどを持ち込みました。
結果……どれも値段は付きませんでしたが、マイクだけタダで引き取ってもらいました。
残念。
③売れ残った物
4店舗のリサイクルショップを回ってもなお、値段が付かず残ってしまったものを紹介していきます。
まずはタオル類です。
これが売れ残ったのは結構意外でした。特に真ん中下のハンカチタオルなんか新品できれいだし、絶対売れてもおかしくないと思ったんですけどね。
やっぱり空き家でゴミの中に埋もれていたものなので、ちょっとシミっぽいのが付いているのが良くなかったのでしょうか。
ただまあ、せっかくなので使えそうなものはわが家で洗って使用していきたいと思います。特に右上のバスタオルとか良い感じですし。
続いてはその他家電です。
機械系は、ビデオカメラ以外は全然売れませんでした。やっぱり古すぎるのが良くなかったのでしょうか。
携帯電話なんかは「レアメタルが使われてるから売れる」なんて話を聞いたことがあるような気がしたんですけど、あれってスマホだけでしたっけ? ガラケーは全く売れる気配がありませんでした。
残念ながら、これらは利用価値が流石に無いので全て破棄になりました。
続いてハサミです。
これも売れなかったのが結構意外で、汚いものはともかくきれいなハサミだっら引き取ってもらえるかと思ったんですけど全部だめでした。
ハサミはもしかしたら新品以外は受け付けてもらえないのかもしれませんね。まあ、確かに不要になりがちですし、リサイクルショップ側も在庫が有り余っているのでしょう。
使えそうなものはわが家で使用し、ボロいものは破棄しようと思います。
その他、雑貨・アクセサリー類もいくつか売れ残ってしまいました。おっさんの置物売れ残ってるやんけ。
あと、めちゃくちゃ期待していたルイヴィトンの時計や古銭も売れ残ってしまいました……嘘だろ?
④リベンジ
どうしても納得がいかなかった以下の3点のみ、もっとちゃんとした鑑定ショップで見てもらうことにしました。
特に古銭は、ググってみたところどうやら「宋銭」という古代中国王朝である「宋」の時代に作られたものが日本に移入したもので、平安~鎌倉時代に使われた古銭だということが分かりました。
で、販売しているサイトを覗いてみると結構高値で取引されているんですよ!
これがもし本物ならアツいはず。そう思い、骨董品の中でもさらに古銭に詳しい鑑定ショップにわざわざ車を長距離走らせて持って行きました。
さあ、その結果はと言うと……っ!!!
100円で売れました。…………しょぼ。
店主のおっさんが苦笑しながら「これ安いんだよねww100円でいい? わざわざ来てもらってごめんねwww」って言ってました。
小屋根ちゃん
ガソリン代でトントンだろこれ
たかし
チキショーーーッッ!!
あ、あとルイヴィトンの時計ともう一つアクセサリーは、他の鑑定ショップで秒で門前払いされました。
世知辛え、世知辛え……。
⑤まとめ
という訳で、結局今回のリサイクルショップ巡りでは、合計6店舗回って以下の結果になりました。
- セカンドストリート……5円
- オフハウス……510円
- 買取王国……残り物だったため、5円で引き取り→断ったため0円
- ハードオフ……マイクだけ無料で引き取り
- 骨とう品店……100円
- 鑑定ショップ……門前払い(「うちでは取り扱えないですねぇ(苦笑)」って感じで)
合計結果は615円!
う~ん、せめて4桁は行きたかったんですが……まあ、ガソリン代ぐらいにはなったかな?
とはいえ、元々は捨てる予定だったものが努力と工夫によって価値が付き、また新たな買主のもとで使用されることになった訳ですから、この労力は決して無駄ではなかったはずです。SDGsですね。
みなさんも、ぜひ不要なもので売れそうなものがあったらリサイクルショップに足を運んでみてください。思わぬものが高値が付くこともあるかも!?
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。