どうも、たかしです。

小屋暮らし予定の土地に付随してきた空き家の整備を進めていくシリーズ、今回はその第24回になります。

これまで、放置された荷物で大変なことになっていた空き家を、各部屋ごとに少しずつ片づけを進めてきましたが、前回の「物置・玄関の片づけ」にて、一旦一通りの片づけが完了しました。

空き家の間取り図

これまで僕は、空き家方出てきたまだ使えそうな物や価値がありそうなものを捨てずにリサイクルショップに持ち込むことで、何とか処分費の足しにしようと奮闘してきました。

僅かでも価値のありそうな物ならとにかく回収&リサイクルショップへ

ですが、空き家から出てくるものは衣服・家電・生活雑貨などの日用品ばかりで、リサイクルショップに持ち込んでもほとんどが1点10円の価値しかつかず、高くても1点300円ぐらいが関の山といった感じで、なかなか大きな利益を得ることができずにここまで来てしまいました。

当ブログ名物「セカスト査定

片づけを始めた当初は「何かお宝が眠っているかも!?」と期待していたのですが、それもだんだん薄れて、ここ最近では「鉄くず」の方がよっぽど堅実に儲けが出ることに気付き、すっかり気持ちはそちらの方にシフトしていってしまっていました。

どんなにボロボロの品でも、きちんと解体して持っていけば確実に買い取ってくれる鉄くず業者は神

そんな折、最後の最後「居間」そして「物置」の片づけをしている時に、とうとう莫大な価値がありそうな品物がいくつか出てきたのです!

今回の記事では「居間」そして「物置」の片づけをしている時に出てきたお宝(!?)を買い取り専門店に査定してもらった結果、どのくらいの価値があったのかをお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

シリーズ記事

【土地整備】空き家の整備 ①:納戸の片づけBefore・After

【土地整備】空き家の整備 ②:納戸を片付けて出てきた物を売ってみたら○○円になった

【土地整備】空き家の整備 ③:寝室の片づけBefore・After

【土地整備】空き家の整備 ④:空き家から出てきた衣服を売ったら○○円になった

【土地整備・検証】空き家の整備 ⑤:寝室から出てきた雑貨を売ったら○○円になった

【土地整備】空き家の整備 ⑥:キッチンの片づけ(前半)

【土地整備・検証】空き家の整備 ⑦:オフハウスの店舗間の格差がとんでもなかった話

【土地整備・検証】空き家の整備 ⑧:キッチン(後半)+風呂場の片づけ+とんでもない事態発生

【土地整備・検証】空き家の整備 ⑨:オフハウスの店員間の格差がとんでもなかった話

【土地整備・検証】空き家の整備 ⑩:空き家の使えそうな家具を売ったら○○円になった

【土地整備】空き家の整備 ⑪:空き家から出た粗大ごみを解体する……座椅子・布団編

【土地整備】空き家の整備 ⑫:空き家から出た粗大ごみを解体する……ソファベッド編

【土地整備】空き家の整備 ⑬:空き家から出た粗大ごみを解体する……棚・クローゼット編

【土地整備】空き家の整備 ⑭:空き家から出た粗大ごみを解体する……こたつ・食器棚・竹カーペット編

【土地整備】空き家の整備 ⑮:空き家の蛇口を修理する……蛇口の先からの水漏れの場合

【土地整備】空き家の整備 ⑯:空き家から出たタイヤをどうしたら安く処分できるか考える

【土地整備】空き家の整備 ⑰:空き家から出た廃タイヤのホイールを自分で取り外してみる

【土地整備・検証】空き家の整備 ⑱:廃タイヤ・ホイール処分&売却したら差し引き〇〇円になった

【土地整備】空き家の整備 ⑲:空き家の蛇口を修理する……蛇口の継ぎ目からの水漏れの場合

【土地整備】空き家の整備 ⑳:居間の片づけBefore・After

【土地整備・検証】 ㉑:ガチンコ買取比較!セカンドストリートvs買取王国(衝撃のラスト)

【土地整備】空き家の整備 ㉒:空き家から出た廃家電を解体して鉄くず業者に売る

【土地整備】空き家の整備 ㉓:物置の片づけBefore・After(ラストにとんでもない品が!?)(前回)

【土地整備・検証】 ㉔:空き家から出たお宝(?) を査定してもらったら○○円になった←今ここ

①お宝(?)紹介

今回査定してもらう、空き家から出てきたお宝候補をご紹介します。

1.古札

どちらも昭和の時代に発行が中止されている「一円札」と「百円札」です。

軽く調べたところ、このぐらいの時代と状態の古札だとほとんどの場合額面以上の価値は無いということだったのですが、査定のプロであれば思わぬ観点で価値を付けてくれる可能性もあるので一応見てもらいたいと思います。

2.サングラス

玄関のシューズクロークの上に置いてあったサングラスです。

なかなかカッコいい見た目と、それなりに質の良さそうな感じを受けたので持ち帰ってみたのですが、調べてみるとそれなりに有名なブランド「Ray-Ban」の物だったことが分かりました。

見えにくいが、フレーム部分にロゴが刻まれていた

「Ray-Ban」自体、そこまで超高級ブランドって感じではないので飛びぬけて価値がある訳でもないとは思いますが、それでも一応ブランドものですから、意外と価値が付く可能性はあります。

3.シルバーアクセサリー&銀の延べ棒

居間から見つかったアクセサリー類と、銀っぽい延べ棒です。

アクセサリー類は磁石で判別して、鉄製ではなさそうなものを集めてあります。ただ、だから銀製なのかと言うとそうでも無さそうで、本物のシルバーアクセサリーならばどこかに刻印がされているはずなのですが、どの品にもそれが無いんですよね。

それは延べ棒に関してもそうで、パッケージっぽい袋に「中銀」って書いてあっただけで延べ棒自体に刻印がありませんし、しかも「中銀」で調べても「中国銀行」しか出てこないしで、今のところ全くの謎棒となってしまっています。

果たしてこれら胡散臭いアクセサリー&棒にも価値があるのかどうか、注目です。

4.香木?

今回のメインお宝、「見るからに香木っぽい木×4」です。

「香木」とは、長年かけて木の油が木自体に染み込んで甘い香りを放つようになった物で、古来から「香道」としてその香りが芸道として親しまれるなど、非常に歴史のある品で、現在でも香料の原料として使われており、線香の香りのもとでもあります。

この香木、現在その希少価値と共に価値が爆上がりしており、最高級の物であれば1gで数万円するというとんでもない品となっています。価格が高騰していると言われている金ですら、高くても1g8000円ほどであることを考えるとそのとんでもなさが伝わると思います

さて、今回空き家から出てきたこの木なのですが、見た目がめっちゃ香木に似ているように見えませんか

もしこれが本当に香木だったらとんでもないことです。1本100万だとして4本で400万ですからね。

それだけで土地購入価格を遥かに超えてきます。一気に黒字ですよ。

ただ心配な点としては臭いが全くしないことですね。少しかび臭いぐらいです。

まあ、香木は火をつけて香る物らしいですから、常温状態では臭いがしないという可能性もあります。とにもかくにも査定を受けてみるっきゃありません。

②査定店紹介

今回査定してもらうお店には、以前五月人形や着物を査定してもらった時と同じ「福ちゃん」を選びました。

福ちゃんHP:https://www.fuku-chan.info/?page=keyword

こちらを選んだ理由としては、僕の住む地域に無料で出張買取を行っているお店であり、様々な和物骨董品に通じているお店だということ。あと、以前の査定でリサイクルショップにも買取拒否されたようなイミテーションアクセサリーもまとめて買い取ってくれたことがあったので、今回アクセサリー類を見てもらうということで再びこちらの店に査定してもらうことにしました。

前回の査定では、五月人形や着物に関しては様々な事情から買取拒否で、一部着物関連の小物とイミテーションアクセサリーの身の買取となりましたが……今回はどうなるでしょうか。

前回の査定結果、買取額は300円だった

③査定結果

査定担当として、前回査定してもらった時と同じお兄さんがやってきました。

さあ、気になる査定結果がどうなったのかと言うと…………!!

大☆爆☆死

はい、売れたのはアクセサリー類のみ。それもアクセサリー類ですら全てメッキだったということで、まとめて500円という結果でした。

「香木」に関しては、やはりただの流木ということでした。お兄さん曰く「このサイズの香木はまず出てこない」「本物だったら億ですね」「本物は家の外からも臭いがするぐらい香りが凄い」とのことでした。

銀の延べ棒に関しては、「刻印が無い物の買取は難しい」「分析して買い取ってくれるような機関にお願いするしかない」とのことでした。

古札に関しては、ナンバーがぞろ目だったりでもしないと値段は付かない」とのことでした。

あと、サングラスに関しては数百円の価値ぐらいなら付けられるとのご提案をいただいたのですが、そちらの方は辞退させていただきました。このサングラスが欲しいと僕の友達が言っていたので。

それなりに高額が付かなかったら辞退するつもりだったんですよね。冷やかしのようなことをしてしまって申し訳なかったです。

④まとめ

今回の査定結果を受けて、世の中そんなに甘くないということがよく分かりました。

ただ前の家主は、何の変哲もないただの流木を何で物置に後生大事にしまい込んであったのかが本当に謎ですね。

紛らわしいことはやめていただきたいもんです。おかげで飛んだ肩透かしを食らってしまいました。

あと、銀の延べ棒に関しては何とか売る方法を見つけたいです。銀の価格は現在1gで100円ほどですから、200gぐらいのこの棒が本当に銀であるならば2万円ぐらいの価値があるということになりますから。

また専門的に銀を取り扱えるお店を探して、もし売ることができたならばその様子もお伝えしたいと思います。

という訳で今回の記事はこれで終わりです。

次回は「居間・物置」から出てきたその他品物の買取編になります。こちらもこちらで、結構とんでもない展開になったのでぜひお楽しみに!

ここまでお読みいただきありがとうございました。