どうも、たかしです。

小屋暮らし予定地に付随してきた空き家を整備するシリーズ、今回はその第4回になります。

これまで「納戸」と「寝室」の2か所のゴミを処分してきましたが、ゴミの中にはかなりの量の衣服がありまして、その中には見た感じまだ使えそうな感じのものがたくさんあったんですよね。

それが集めてみるとかなりの量になりまして、上の服で45着、下は16着、上下セットの物が2組となっております。

以前の記事で「使えそうなものは自分で着てもいい」みたいなことを書いたことがあったんですけど、それを見てくださっていた知人はどうやらドン引きしていたらしく、既にそれだけ世間との感覚のずれが出てきてしまっていることに唖然としてしまいました。

たかし

これが小屋暮らしの弊害なのか……?

小屋根ちゃん

まだ小屋暮らししてないでしょ

知人がドン引きした一幕

という訳で、これ以上知人をドン引きさせないためにも、今回はこれまで空き家を整理してきて出てきた大量の衣服をリサイクルショップに持ち込みしていきます。

僕自身衣服を全然持たないタイプで、ボロボロになるまで着たら捨てていたので、衣服をリサイクルショップに持っていくのは実は初めての体験になります。

果たして衣服はどのくらいの値段で売れるのか? 

そもそも空き家から出てきたカビ臭い衣服でも買取はしてもらえるのか?

やっていきましょう。

①売りに出す前の下準備

1.汚れ・臭いの処理

空き家から回収してきた服は、とにかく汚い&臭いです。

もちろん、空き家にあった服の中でも程度の良いものを選んできたつもりではあったのですが、それはあくまで「空き家の中ではマシ」といった程度のもので、正直僕の家の中で広げたくないぐらいには汚い&臭いです。

一回部屋の中で服を「バサッ!」とたなびかせた拍子にクロゴキブリの卵鞘が飛んで来た時は流石に叫びました。

いくらなんでもゴキブリの卵がこびりついているような服は買い取ってもらえないでしょうから、事前に全ての服をチェック&掃除しておきます。

具体的には、掃除機で目に付くゴミを吸い取って、後はファブリーズをとにかくぶっかけていきます。

正直こんな程度では全然臭いは取れないので、欲を言えばきちんと洗って日の光で乾燥させたいところなのですが、これだけの量をそこまで処理しようとすると時間も手間も相当かかってしまいますので、あまり効率的とは言えません。

時間と手間をかければかけるほど、売却した際のコストパフォーマンスが落ちていってしまうことになりますので、売却前の下処理は必要最低限にとどめるのがポイントだと個人的には考えています。

2.衣装ケースにきちんと畳んで入れて運ぶ

大量の衣服を運ぶわけですから、ぐちゃぐちゃなままゴミ袋に詰め込んで運んだ方が楽なのは間違いないのですが、それだと「ゴミみたいな衣服を処分がてら売りに来た」感があからさまに出てしまいますよね。

査定してもらう際に「ああ、ゴミね」という前提のもとで見られてしまっては、売れるものも売れなくなってしまう可能性があります。もちろん、きちんと品の状態を見て判断してくれていると信じたいところなのですが、査定する側もやはり人間ですから、汚い状態のものよりもきれいに畳まれたものの方が気持ちよく査定してくれるはずです。

そのため、衣服はきちんと一つずつ畳み、衣装ケースに入れて持ち込みます。

たまたまコオロギ飼育ケージとして使用していた衣装ケースが余っていてラッキーでした。若干コオロギ臭いですが、恐らく問題は無いでしょう。

②売却した結果……各店舗比較

衣服の売却にあたっては、前回の持ち込みでも訪れた3つの店舗に再び訪問させていただきました。

前回は雑貨が中心でしたので、今回の衣服持ち込みとの差がどのように出るのかも比較していきたいところです。

1店舗目.セカンドストリート

前回の持ち込みでは「1点のみ、5円買取」というあまりに残念な結果となってしまったセカンドストリートですが、今回も栄誉ある1店舗目に選出させていただきました。

理由としては「セカンドストリートは服飾品に力を入れているお店なので、前回の雑貨では1点5円という結果になったのではないか」という僕の中のフォロー的推測の裏付けをとってみたかったからです。

もし今回、衣服でも散々な結果に終わったならば、残念ながら僕の中でセカンドストリートは基本的に「ナシ」のお店と言うことになってしまいます。

さあ、果たして結果はどうなったのかと言うと…………っ!?

な、710円……?

710円!?

う、うおおおおおぉぉぉおおおオオオ!!!?

たかし

セカンドストリートは最高!

セカンドストリートは最高!!

小屋根ちゃん

熱い手のひら返し

流石はセカンドストリート、服飾品の取り扱いは一級品であることがわかりました。

注目すべきは単価の高さですね。1点10円が買い取り額の最低ラインであることに加え、きちんとした品物に関しては1点100円以上で安定して買い取ってくれるアベレージの高さがセカンドストリートの魅力です。

どうやらセカンドストリートは「ある程度きちんとした質の物を、ある程度の値段で買い取る」というスタンスのリサイクルショップらしいということが、前回と今回の査定からよく伝わってきました。

それにしても710円は凄いです。一発で前回の持ち込み額615円を超えてきました。

服飾品のポテンシャルを感じますね。

とはいえ、これだけの品物が買い取り不可判定で戻ってきてしまいました。

きちんとは数えていませんが、大体全体の3分の1ほどが売れた感じですね。ですが、まだまだここで終わりではありません。

2店舗目.オフハウス

さて、前回の持ち込みではセカンドストリートに完全スルーされた品物を大量に買い取ってくれて、510円というまずまずの値段をつけてくれたオフハウス。

衣服でも同様に、セカンドストリートに見捨てられた衣服を大量買取してくれるのでしょうか!?

果たして結果は…………っ!!

さ、30円……!?

くうぅ~……まあいいでしょう!

前回と比べると買い取り率が大幅に下がってしまいましたが、やはりそれだけ今回はセカンドストリートがきちんと買い取ってくれたということなのでしょうか。

それでもセカンドストリートが見捨てた品物を買い取ってくれただけでも十分有難いです。

売れた品物は上画像の3点、いずれも女性ものでした。

それにしても今回は査定が爆速で、受付をしてからものの3分もかからずに呼び出しを受けてびっくりしました。量が減っているとはいえ、セカンドストリートが30分以上かかったのに対してこれは流石に早すぎる気もしますが。

レシートを見ると分かったんですが、今回査定してくれた方は店長だったんですね。流石は店長、仕事が早い。

こちらは売れ残ってしまった品々ですが、今回は前回と違って店側から「無料引き取り」の提案をいただきました。

雑貨品とは違って衣類は何かしら利用価値があるということなのでしょうね(寄付とか?)。

ですが、今回はあともう1店舗回る予定だったので、残念ながらそちらは辞退させていただきました。

3店舗目.買取王国\

さて、こちらの買取王国、僕の方のお目当ては何かというと前回の持ち込みでも提案していただいた「値段の付かない商品の重量換算買取」です。

買取王国では、値段が付かないような状態の物でも1kgごとに〇円という形での引き取りサービスを提案してもらえることがあります。そうすれば、オフハウスでは無料引き取りだったものが、お金をもらっての引き取りになる訳ですから、少しでもお金がもらえるのならばという願いをもって今回最後にこちらを訪れました。

さあ、結果はどうなったかと言うと…………っ!

やっ、やったッ!! 40円ゲット!!

やはり狙い通り、どれも値段は付きませんでしたが「1kgごとに5円」での買取をご提示していただけました。

ここでポイントになるのが、服は量が嵩張るためかなりの重量が出るという点ですね。

合計8kgだったので、5×8で=40円の買取となりました。

そしてめちゃくちゃ重くて、臭くて、持ち帰りたくなかった売れ残りの衣服もきれいさっぱり!

買取王国がどのくらい高く買い取ってくれるのかは、僕は1店目として行ったことが無いため分かりませんが、この「無条件で重量換算で全て引き取る」というサービスは最高だと思います。

皆さんも、「どこからも買い取ってもらえなくて、持ち帰るのも嫌だ」という商品は最後の最後に買取王国に持ち込むと、少しのお金ももらいつつ引き取ってもらえるかもしれないのでお勧めですよ!

③結果まとめ

今回3つのリサイクルショップを回り、結果は以下のようになりました。

  • セカンドストリート……710円
  • オフハウス……30円
  • 買取王国……40円(1kg=5円の重量買取)

合計金額は780円です!

うーん、4ケタ台まで行けば最高だなと思っていましたが、まあそれでもなかなか健闘したのではないでしょうか。何と言ってもボロの空き家から出てきた、普通だったらゴミになるような物だった訳ですから。

今回分かったのは、「セカンドストリートは良い衣服であればそれなりの値段で買い取ってくれる」ということと「衣服は割と無料でも引き取ってもらえるので、捨てるくらいだったらリサイクルショップに持ち込むと良い」ということですね。

みなさんも、不要な衣服を処分したいという時には、ぜひともリサイクルショップへの持ち込みを検討してみてください。

今回の記事がそのような方のご参考になれば幸いです。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。