どうも、たかしです。
小屋暮らし予定地に付随してきた空き家を整備するシリーズ、今回はその第5回になります。
前回の記事では、これまで空き家の片づけを進めてきた中で集まった、まだ使えそうな衣服をまとめてリサイクルショップに持って行って、その経緯と結果をお伝えしました。
結果、全ての衣服を買取してもらうことができ(最終的に値段の付かない者は1kg=5円で買い取ってもらった)、合計金額は780円にもなりました。
以前の「納戸」から出てきた雑貨を売却した額と足し合わせると、今のところ合計で1395円の売り上げとなっています。
たかし
せめて後々出る粗大ごみの処分費用ぐらいは稼ぎたい!
小屋根ちゃん
1万ぐらい稼げたら最高だね
そこで今回は、「寝室」を片付けた際にでてきた様々な品物を、再び何店舗ものリサイクルショップに持ち込んで買取をしてもらいました。
しかも今回は初の「出張買取サービス」も利用してみましたので、そちらの結果も合わせてお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
①売却する雑貨紹介
1.和物骨董品
5月人形と着物、あと着物周りの小物です。
五月人形はかなりきちんとしたつくりの物で、状態もとてもいいため期待できるのではないかと考えています。
こちらの3点ですが、和物骨董品を専門とする出張買取で査定してもらうことにしました。
一体どうなるのでしょうか? 今回のかなりの期待株になります。
2.機械類
液晶テレビやビデオデッキ、地デジチューナー、スピーカー、複合プリンターと、あとなぜかレンタルCDが大量に出てきました。
こちら全て相当古い年式の物にはなるのですが、以前8ミリのビデオカメラが出て来た時にはそれが300円で買い取りしてもらえましたので、これらもそれなりの値段をつけてもらえるのではと踏んでいます。
これらは機械類専門のハードオフにまずは持ち込んでみようと考えています。
3.その他雑貨類
その他には雑多なものを段ボールに詰めて、セカンドストリートとオフハウスに持ち込もうと考えています。
特に雑貨で期待しているのは、何と言っても「新品のギフト毛布」です
左のベージュの毛布は、「京都西川」という、現在の「西川株式会社」の前身となったブランドの毛布になっています。
また右側の毛布もかなり状態が良く、品質もいいため高額買取が期待できます。
ボロボロのミッ〇ーも持ち込んでみます。かなり状態は悪いですが、しっかり洗えば〇ッキーであれば行けるのではないかと踏んでいます。なんたってミ〇キーですからね。
②持ち込む前の下準備
持ち込む前に、汚れが目立つ物はある程度きれいに拭いておきます。
汚いよりはきれいな方が売れる確率は上がるはずですからね。
ミッキ〇は浴槽に水を溜めて、中性洗剤で揉み洗いしてみました。
こちら洗濯後の〇〇〇〇になります。かなり見た目すっきりして、これなら何だか行けそうな気がしますよね?
③買取結果
1店舗目.出張買取「福ちゃん」
「福ちゃん」は、出張買取を主に、宅配買取や店頭買取も行っている和物骨董品を中心とした買取サービス店になります。
電話で予約を取り、自宅まで来てもらって玄関先で査定をしてもらいました。
さて、その結果はと言うと……
300円でした。 うーん……期待していただけに残念。
査定員さんのお話によると、五月人形の買取は基本的に相当厳しいそうです。
特に顔付きの日本人形は「髪が伸びそう」「不気味」といった理由でウケが悪いようで、まだ鎧人形の方が買取できる可能性があると言っていました。
また、五月人形は状態や品物自体の質はほとんどどうでもよくて、あくまで「作者が人間国宝かどうか」で値段が決まるそうです。それによると、今回の人形は有名な作者ではあるけど人間国宝ではないと。
以上の理由から五月人形の買取は不可となりました。ガーン……。
また着物の方も、「喪服で家紋が付いてしまっているため買取はできない」ということで、結局鞄と草履のセットのみの買取となった次第です。
ちなみに上記画像の表の一番上にある「イミテーションアクセサリー一式」というのは、査定員さんの方から「何かアクセサリーのようなものが在れば買い取れますよ」とのご提案をいただいたので、燃えるゴミに出す前だったこれまで買取不可だった物を見てもらった結果です。
「福ちゃん」では、金メッキのおもちゃアクセサリーの買取に特に力を入れているらしく、積極的に売り込みをかけている様子でした。
金メッキの玩具アクセサリーの寄せ集めだけで4万円を超えた査定もあったらしいので、もしも家にそれっぽいものがある方がいらっしゃいましたら、「福ちゃん」に見てもらってはいかがでしょうか?
2店舗目.ハードオフ
ハードオフでは機械類を持ち込んで査定してもらいました。
前回の持ち込みでは、古いマイクのみ「無料引き取り」という割と残念な結果だったハードオフでしたが、今回は結構自信のある品々を持ち込んでいますから、ぜひともリベンジしたいところです。
さあ、結果はどうだったかと言うと……
250円でした。 えー……何だか微妙だな。
この結果は正直かなり意外でした。まさかテレビやプリンターが売れずにビデオデッキや地デジチューナー、CDが売れるとは……。
今回の買取結果を受けて思ったのは、「古くても売れるものは、今現在販売している物で代えが効かない物」なのだろうということです。
以前売れた「8ミリビデオカメラ」もそうでしたが、ビデオデッキも地デジチューナーも今現在では基本的に生産しておらず、店頭に並ぶ可能性が非常に低い物ばかりです。そのような物であればごく一部からでも需要があるので買取ができるということなのだと感じました。
それで言うと、液晶テレビも複合プリンターも、今現在では完全上位互換とすら言える最新式の物が店頭で買えますし、中古市場だとしてももう少し新しいものの方が遥かに需要があります。そのため「買い取り不可」という判断になってしまうのでしょう。
店側からは「複合プリンターは無料でなら引き取りしてもいい」という提案がありましたが、僕には奥の手があるのでお断りさせていただき、次の店へ向かいました。
3店舗目.セカンドストリート
今回も雑貨持ち込みの1店舗目として訪れたセカンドストリートですが、正直あまり期待はしていませんでした。
これまでの買取の傾向から「セカストは服飾品が買取の中心で、よっぽど状態のいい物しか値段を付けない」ことが分かっていましたからね。
それでも一応、言ってしまえば「ふるいにかける」ような感覚でセカンドストリートに雑貨を持ち込んでみました。
さて、結果はどうなったかと言うと……
3点のみ、30円の買取でした。 うん、まあ……でしょうね!
予想通りです。負け惜しみではありません。
値段が付いたものは、新品のおしりふき2個+未開封のハンカチ1個でした。
たかし
何て言うか、「セカスト」って感じだね……!
小屋根ちゃん
本当辛めだな
ささっと気持ちを切り替えて、次の店舗へと向かいます。
4店舗目.オフハウス
もはや御用達、安定感の固まり、「オフハウス」です。
これまで何度もセカンドストリートがスルーしてきた品物を値段を付けて買い取ってきてくれた、まさしく「拾う神」です。
今回もセカンドストリートで買い取ってもらえなかった大量の雑貨品を持ち込んで査定してもらいます。
さあ、その結果は…………?
…………え?
せ、1070円!!!??
たかし
オフハウスは神!
オフハウスは神!!
小屋根ちゃん
セカストとの落差エグない?
ある程度予想はしていましたが、これほどまで差が出るとは……この記事がセカンドストリートのネガキャンになってないか心配になってしまうぐらいです。
さて、初めて1店舗での1000円越えを果たした訳ですが、レシートから読み取るに、やはり功労者は「ギフトの毛布」ですね。
何と言っても単体で600円ですよ!? やはり京都西川は別格でしたね。
もう片方のギフト毛布も健闘はしてくれましたね。2枚入りだったので1枚200円×2で400円、ていうか何ならギフト毛布だけで1000円に届いてますからね。
ブランドって凄い。それを痛感した査定結果になりました。
ちなみにミッキーは売れませんでした。ふざけんなディズニー。
5店舗目.買取王国
最後に売れ残った品物を全部かき集めて、買取王国へと向かいました。
お目当てはもちろん「重量買取」です。
買取王国ならば、あらゆるリサイクルショップに買取拒否されてしまったどんな品でも、「1kg=5円の重量換算」という仏のようなサービスで受け入れてくれるのです。
という訳で、売れ残りを全て持ち込んだ結果はと言うと……
110円での買取……っ。これぞ正に「仏」
たかし
もう一生買取王国について行きます!
小屋根ちゃん
ていうか重すぎだろ
今回は機械類が多く含まれていたため、重量も非常に嵩張って何と20kgにもなってしまいました。その結果、重さだけで100円もの買取金額になっています。
利用させていただいておいてこんなことを言うのも何なのですが……このシステムバグってません?
きっと「全ての品物を値段をつけて買い取ることで、次もまた持ち込みに来てくれるはず」といった狙いのもと行われているサービスなのだとは思いますが……なんだか毎回のように一番最後にどこからも買取拒否されたものばかり持ち込んでいるのが申し訳なくなってきてしまいました。
「次からは一番最初に持ち込んでみようかな?」っている気持ちにもなってきますよね。今まで一回もまともに買取王国に査定してもらったことがありませんし、実験としてそれもアリかもしれません。
④まとめ
今回、5店舗回って買い取りをしてもらった結果はこのようになりました。
- 出張買取「福ちゃん」……300円
- ハードオフ……250円
- セカンドストリート……30円
- オフハウス……1070円
- 買取王国……110円
合計金額は1760円です。 これまでの買取金額1395円と合わせて、総合計が3155円になりました
これはなかなかいい調子ですね! 目標額1万円の三割を超えました。
あと主な掃除場所はキッチンと居間ですので、何かブランドものの皿だとかが出てきたり、家具が上手く売れたりすれば目標達成も夢ではありません。
今回の持ち込みで痛感したのは「日本人形はマジで売れない」ということです。
どこのリサイクルショップに行っても、「日本人形は取り扱ってません」で一蹴され続けましたからね。あまりに拒否られ過ぎて、買取王国に持ち込むころにはすっかり心が折れてしまって査定に出すことすら忘れていました。
ならばと、五月人形を取り出して外側のガラスケースだけで売れないかどうかも試してみたのですが、背面の部分だけガラスじゃなくて屏風みたいな柄の台紙になっていたり、そもそも床面と人形がめちゃくちゃ強固に接着されていて取り外すことができなかったりと分解することすら困難で、もう五月人形を売ることは不可能だという結論に至らざるを得ませんでした。
人形には魂が宿ると言いますし、本来なら寺でお焚き上げしたり奉納したりといった方法で処分すべきなのでしょうが、そんなことをする金と余裕は僕にはありません。
という訳で、必死に頭を下げて許しを請うた後、燃えるゴミに出させていただく運びとなりました。
自撮りしながらのテキトーな土下座だったので、呪われる可能性もかなりありますが、それはもう甘んじて受け入れる覚悟です。
ていうか、日本人形嫌われ過ぎじゃありません? 日本人が日本人形を嫌うのって、冷静に考えてヤバすぎですよね?
誰だ日本人形をオカルトの代表格みたいにした奴は。
五月人形が売れなかったのは間違いなくそいつのせいです。絶対に許しません。
今回の記事はこれで終わりです。
次回の空き家整備はキッチンの掃除を予定しています。
腐った物とか、ゴキブリとか、ヤバいものがいっぱい出てきそうですね。今から恐れおののいています。
ブランド物の食器とか出てきてくれないかなあ……。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。