どうも、たかしです。

小屋暮らし予定の土地に付随してきた空き家の整備を進めていくシリーズ、今回はその第57回になります。

空き家の庭に残されていたボロボロのトイレ小屋の解体をはじめて既に6記事目、思った以上に難航しております。

外装を全て剥がして取り壊すところまではスムーズに進んだのですが……

木材の解体に入ったとたん作業が滞ってしまいます。

90mm×90mm角材の処理」や「基礎杭の取り外し」「雪が積もる中の作業」などなどの事情が積み重なり、想定以上の時間と体力を奪われ、とうとう3日目にまで突入してしまいました。

そんなこんなで、今回こそ木材の解体・処分作業を終わらせます。

また、外壁や屋根のの解体作業時に回収したトタン板や、その他金属ゴミに関しても今回鉄くず業者に持ち込んで処分しましたので、その様子も合わせてお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①木材の撤去完全完了

この日は幸いにも2日目のように現場が雪景色などということも無く、解体が面倒な土台や柱関係の木材が残り少なくなっていたこともあり、スムーズに作業を進めることができました。

太い角材を解体し終わったら、後はひたすら細かい木材を斧で割って袋に詰め込んでいきます。

この日出ただけでもゴミ袋7袋分もの木材があり、恐らく解体で出た合計木材は20袋分にものぼります。

ゴミ袋に木材を入れようとすると、ささくれに引っかかってすぐに袋が破れてめんどくさいことになるので、ささくれをできるだけ潰しかつ厚めの袋を用意するのがおススメです。

とはいえ、自治体指定のゴミ袋で無いと回収してもらえない地域の場合はゴミ袋の選択肢にも限界があるんですけどね。僕が住む自治体の指定ゴミ袋は本当に薄いので、かなり神経を使います。

これにてようやく全ての木材の解体・処分が終了しました! 

いやー疲れた。

②金属ゴミの持ち込み処分

小屋の解体に当たって回収した金属ゴミを、鉄くず業者に持ち込んで買取処分してもらいます。

内訳としては、主に屋根と外壁に使われていたトタン板、それと少量の杭や農機具部品などの雑品です。

トタン板は厚さこそありませんが長さが相当あって、6尺(約182cm)×62cmサイズの物は車に詰め込むのもギリギリなだけあって結構な重量があります。

もしもこれが普通の鉄として46円/kgで買取してもらえればそれなりの収入になるのではないかと思います。

トタン板が長すぎて、運転席に座っていると顔のすぐ横にはみ出したトタン板があり、なかなかの圧迫感です。

このままだと運転に集中できなかったため、トタン板を疑似的に「後部座席から顔を覗かせてキスを迫る犬系彼女」に見立てることで何とか自分を誤魔化しました。

左折する時とかに死角の目視確認がまるでできないため、マジで邪魔でしたし死ぬかと思いました。世の彼女持ちはこんな危険な状態で日々運転しているのでしょうか。正気の沙汰じゃありませんね。

さて、これだけの苦労をして持ち込んだトタン板の買取額はと言うと……

1380円買取! しっかりと鉄として買い取ってもらえました。

③まとめ

今回は6記事にもわたって空き家の庭にあったボロボロのトイレ小屋を解体する様子をお伝えしてきました。

当初予定していたよりもかなり間延びしてしまいましたが、何とか完全に自分一人で、重機や電気工具の力を借りることなく追加支出することも無く解体することができました。

今回トイレ小屋を解体して感じたことは、「解体して取り壊すことよりも、その後の廃材処理の方が自分一人の手作業だと遥かに大変」ということです。

実際、取り壊しまでにかかった時間は3~4時間ほどでしたが、その後木材の解体・処分に10時間近くはかかっていますからね。小屋の規模にもよると思いますが、取り壊すこと自体はそれほど大変だとは感じませんでしたが、廃材の処分に関しては単純作業だし、腕が疲れるし、時間はかかるしで精神・肉体共に疲労が大きかったです。

これが例えば「産業廃棄物」とか「粗大ごみ」として大きな角材のまま搬入して処分で切ればグッと楽にはなると思いますがが、その分処分費用は1万・2万で済まないでしょう。そうするぐらいなら業者に依頼した方が確実に安く収まるかと思います。

結論としては、自分の背で届く倉庫レベルの小屋の解体だったら、自分一人で行うことは不可能ではありません。ただ、廃材の処理はかなり大変なので、チェーンソーのような電気工具を持っているのでなければ相当な苦労を覚悟した方が良いかとは思います。

さて、小屋の解体が今回で完全に終了かと言えば実は、そうではなくて……

まだ「基礎ブロック」と「肥溜め壺」の撤去作業が残っているんですよね。

コンクリートブロックは地面にモルタルでくっつけられているため、まずはこれを剥がす必要がありますし……

肥溜め壺は完全に地面に埋まっている上、中にヘドロと水が溜まってしまっているためそれも取り出す必要があったりと、これまた一筋縄ではいかなそうです。

少なくとも年内には撤去してしまいたいですね。鉄部品は全く無さそうなので正直何のうま味も無いのですが、ここまでやって基礎だけ残っているというのも気持ちが悪いので。

また取り掛かる際にはその様子をお伝えしていきたいと思います。

以上で今回の記事は終わりです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。