どうも、たかしです。

小屋暮らし予定の土地に付随してきた空き家の整備を進めていくシリーズ、今回はその第87回になります。

以前の記事で、キッチンの床板を剥ぐために一旦庭へと移動させた冷蔵庫ですが、この度リサイクル券の購入から指定取引場所への搬入まで、全て自分でやってみましたので、今回はその時の流れをお伝えしていきます。

結構大変な思いをして何とか庭まで運び出した冷蔵庫。容量は170L
本記事でお伝えすること
  • 処分費にはいくらかかったのか
  • 自分一人で冷蔵庫をどうやって搬入したのか
  • 指定取引場所はどのようなところだったのか

通常であれば、冷蔵庫は新しい物と買い替える際に電気屋さんなどの業者が持って行ってしまうものだと思いますが、中には引っ越しなどで急きょ冷蔵庫を処分しなくてはならないこともあると思います。

そんな時に、できるだけお金を掛けず自分で処分するためにはどうしたら良いかの参考に本記事がなればと思います。

それではやっていきましょう。

①リサイクル券の種類・価格を調べる

まずは処分する冷蔵庫の「メーカー」「サイズの大小(170L以下かそれより上か)」から、リサイクル券の購入価格を調べます。

冷蔵庫を処分する際には、粗大ごみなどの自治体の回収に頼ることはできず、「リサイクル券」というものを購入して「指定取引場所」に持ち込む必要があります。

簡単に言えば「テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン」のような家電は、排出者(ゴミを出すもの)に対し、「家電リサイクル法」という法律によって、適正にリサイクルされるよう費用の負担と適切に処分するための指定取引場所まで搬入する義務が発生するという風に定められているためです。

さて、この「リサイクル券」なのですが、以下の3つの要素によって値段がかなり細かく分けられています。

  1. 家電の種類
  2. 家電のサイズ
  3. メーカー

家電の種類やサイズによって値段が変わるのはまだ何となく理解できますが、メーカーによっても値段が変わってくるというのは驚きです。

ここで今回僕が処分する冷蔵庫のメーカーとサイズを調べてみると……

メーカー名は「リッカー」

どこかで聞いたことのある名前だなと思ったら、僕の大好きなYOUTUBE動画の一つである「カカチャンネル」様の「しくじり企業」シリーズで紹介されたこともある、かつてミシンで日本一のシェアを持ったこともあるかなり大きなメーカーですね。

いろいろあって1984年に倒産しているようで、現在は存在しない企業みたいですね。

サイズは170Lでした。

冷蔵庫は「内容量が170L以下かそれより大きいか」かどうかでリサイクル券の料金が変わってくるので、これはギリギリ小サイズの区分で処分できますね。ありがたい。

リサイクル券の価格は、リサイクル券を購入する場所でもある郵便局で調べることもできますが、「家電リサイクル券センターHP」にある「家電リサイクル料金検索ページ」にて調べることも可能です。

こちらのページでメーカ名「リッカー」を検索すると「コード999:指定法人」として結果が表示され、冷蔵庫・冷凍庫(小)のリサイクル券は5200円でした。

た、高ぇ……。

試しに超大手企業である「パナソニック」様のリサイクル料金も調べて比較してみたのですが

家電リサイクルセンター「パナソニック」料金検索ページ

結構値段が違って、全体的に一まわり安いんですよね。なぜに?

大手企業は優遇を受けているということなのか? これはまさか日本の闇????

この指定法人というのがどういう意味なのか気になったので調べてみた所、「家電リサイクル券センターHP:よくある質問」にある回答によると

中小事業者からの委託を受けてリサイクルを行うこと、および現存しない、あるいは事業撤退した製造業者等に代わってリサイクルを行う

とあるので、「家電リサイクル法」により定められている義務としてのリサイクル業務を負担することのできない事業者から委託を受けてリサイクルを行う法人のことを指しているのが「指定法人」ということになるようです。

なるほどなるほど。委託されているからその分リサイクル料金が高くなっていると……っておい!! リサイクル料金払うのはこっちなんですけど!!?

つまり「後々潰れそうだったり、規模の小さい企業」が生産している家電リサイクル法対象の家電は、大手企業と比べて処分の際に余計な値段がかかるって言うことですよね……これ大手企業の製品以外買うなってことになりませんかね?

というかそもそも、生産企業が不甲斐ないだけなのをなぜに消費者がその割を食わなくてはならないのか……やっぱり家電リサイクル法って闇でしかないなと思わざるを得ません。

②優銀局でリサイクル券を購入

メーカ名とサイズが分かったら、郵便局の窓口で行って伝えることでリサイクル券を購入することができます。

窓口にて払込票も含めた何枚もの転写綴りになった「家電リサイクル券」を渡されるので、そこに以下の内容をその場で自分で書き込んでいきます。

書き込む項目(自分の場合)

  • 製造者コード(999)
  • 品目(31)
  • リサイクル券の料金(5200)
  • 排出者の名前、住所、電話番号(この場合は自分)

製造者コードや品目、リサイクル券の料金については窓口で教えてもらいながら書くことができるので、事前にしらべておかなくてはならないということはありません。

リサイクル券にはその他に収集運搬業者について記入する欄もありますが、事故搬入の場合は記載の必要ありません。

料金については、その場の郵便窓口にて支払いました。リサイクル券料金5200円に加えて払込手数料に消費税合わせた203円を足し、合計5403円を支払うこととなりました。

何度でも言わせてください。

た、高ぇ……。

③指定取引場所に搬入する

リサイクル券の購入が済んだら、いよいよ指定取引場所に自分で搬入することとなります。

リサイクル券自体に収集運搬業者について記入する欄があるということは、リサイクル券を購入してからやっぱり自分で運搬するのは不可能と分かって業者に依頼するとなると厄介なことになりそうなので、先に自分で運搬するのが可能と分かってからリサイクル券を購入した方が良さそうですね。

僕は今回冷蔵庫を自分の車で搬入するに際して、特に特別な道具は使用しませんでした。必要なものは、冷蔵庫を最低限支えることが可能な肉体と、冷蔵庫が入るサイズの荷室がある車、それとゴザです。

まずは冷蔵庫と荷室受け口がギリギリまで近付くよう車を付け、荷台入り口が傷つかないようゴザをセットします。

後は底の方から冷蔵庫を持ち上げ、ゴザで滑らせるようにして荷室へと入れていきます。

結構に質の奥の方で冷蔵庫の角が引っかかったので、ゴザをもっと奥の方まで伸ばして滑るようにしておいた方が良かったかもしれません。

何はともあれ、無事冷蔵庫を荷台に入れ切ることができました。

サイズ感としては、この170Lの冷蔵庫でかなりギリギリです。もう1サイズ上だと恐らく入らなかったでしょうし、コンパクトカーとしては荷室がかなり広めの我が愛車「フィット」でここまでギリなので、荷室が小さめの車だと170Lの冷蔵庫でも事故搬入に使うのは厳しいかもしれないなと感じました。

指定取引場所については、郵便局でも案内はしてくれますし、「家電リサイクル券センターHP」の「指定引取場所案内」のページから調べることもできます。

自治体によって何カ所かあったり、営業時間が決まっていたりするようなので、事前に調べておくことをお勧めします。

空き家のある自治体の場合は、市街地の中に2カ所あったのですが、その内の一カ所は住宅街の中の全然目立たない場所にあるひっそりとした倉庫のような場所で、見つけるまで結構付近をうろうろしてしまいました。

敷地内に入ると従業員の方が案内してくれて、車から冷蔵庫を下ろすのも手伝ってくれました。正直下ろす時に足を打ったりしないか結構心配していたので、これはかなり助かりました。

その後、受付のような場所でリサイクル券を綴りごと渡したら、必要なページだけを持っていかれた後控えだけが戻ってきて引き渡しは完了しました。特別な手続きのようなものは何もなく、非常にあっさりと済んだ印象です。

リッカーの冷蔵庫は、作業員のお兄さんがフォークリフトでササっと倉庫の奥に持って行ってしまいました。さようならリッカー。

④まとめ

今回は、空き家から出た古い冷蔵庫を、リサイクル券の購入から指定取引場所への搬入まで全て自分で行った様子をお伝えしました。

結果として、リサイクル券の購入費用の5403円がかかり、正直めちゃくちゃ高いと思いますし未だに納得はしていないですが、もしも業者に依頼していたら更に費用が掛かったであろうことを考えると、そこまで複雑だったり面倒といった手続きもありませんでしたので、まあよかったかなと思います。

悔しさの余り指定取引場所の従業員のお姉さんに「あんな古い冷蔵庫、本当にリサイクルするんっスかwww」とぼやいてしまったところ、お姉さんはキョトンとして「あ、はい。破砕して金属としてリサイクルします」と言っていました。

そうですよね。意味不明なボヤキをしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。

リサイクル料金というものは、メーカ名によっても変わってきて、自社でリサイクル業務を担える大手企業の方がその料金は安くなってくるみたいなので、今後処分にリサイクル券が必要な家電を購入する際にはそこのところも気を付けて購入したいなと思いました。

皆さんもどうかお気を付けください。購入した家電のメーカーが後々倒産したりなんかしたら処分する際に思わぬ費用を払わされることになるかも……。

ベンチャーの家電は買うな。家電リサイクル法は我々にそう教えてくれているようです。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。