どうも、たかしです。
来たるべき冬のに向けて、風呂場環境の寒さをどうにかするために薪ボイラーを採用する計画を立てています。
前回の記事では、空き家から撤去・回収した「石油ボイラー」のボイラー部分を薪ボイラーとして改造使用できないかどうか試していきました。
残念ながら水タンクの配置と薪投入口の折り合いがつかず、水タンク部分ごと切断してしまい水が漏れてしまうようになってしまったため使用不可という結果となってしまいました。
しかし、既製品の薪ボイラーを購入しようとすると安いものでも6万円以上するということで、とても手の届くものではありません。
そのため今回は、より安価で手に入る「薪ストーブ」を改造し、薪ボイラーとして使用することができないかどうかやっていくことにしました。
こちらの薪ストーブは、大体8000円ほどと非常に安価で手に入れることができます。
今回はこちらの薪ストーブを使用し、お湯を沸かす薪ボイラーを作成することができないか改造していく様子をお伝えしていきます。
それではやっていきましょう
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①改造計画
今回こちらの計画を立てるに際して、YOUTUBEチャンネル「ecoばかクリエイション」様のドラム缶と薪スト―ブを使った自作薪ボイラーを参考にさせていただきました。
ここまで大掛かりな物は作れませんが、仕組みを利用し、小規模ながらお湯を沸かすためのボイラーだったら作成できるのではないかと思いました。
計画としては、ドラム缶の代わりにトタンバケツを利用し、薪ストーブ本体でお湯を温めつつ、フレキパイプを煙突の中に通してこちらでも熱交換を行うという仕組みになっています。
この計画の難点は、何といってもフレキパイプとトタンバケツの接続です。水漏れが無いようきれいにトタンバケツに穴をあけ、接続できるかどうかが不安なところです。
②改造の様子
1.フレキパイプ取り付け用ニップルをトタンバケツに付ける
まずはフレキパイプ接続のための平行ニップルをトタンバケツに取り付けるため、穴をあけていきます。
さて、ここでいきなり問題なのが、トタンに穴をあけるためには電動ドリル用のドリルビットを使用するのですが、ここまで大きな口径のドリルビットは持っていませんし、購入するとなると2000~3000ほどかかってしまいます(大口径ドリルビットは高い!)。
そのため、ニップルの口径を写し取った後に小口径のドリルで細かく穴をあけ、貫通させた後……
万能ヤスリを使って、地道に削りつつ穴を形成していくことにしました。
割ときれいに穴をあけることができました。
ニップルとトタンバケツの固定には、上記動画でも紹介されていた「ボールタップ取り付けナット」を使用しました。
これでフレキパイプとトタンバケツを接続するための取り付け口が完成しました。……がしかし
水漏れしとるやんけ……。
実はecoばかクリエイション様で紹介されていたナットと違って、ナットと反対側の「受けワッシャー」がセットに入っていなかったのでもしかして……とは思ったのですが、案の定水漏れしてしまいました。
その後、受けワッシャーをホームセンターを回って探したのですが全く見当たらなかったため……
更にナットを追加で購入し、両側からナット&パッキンで挟み込むようにしました。
しかし、それでも水漏れが発生……。
その後色々、本当に色々試した結果……
何とか水漏れなくニップルを取り付けることができました。
最終的には「パッキン無しにして、シールテープをニップルに撒きつけつつ、両側からナットで思いっ切り締め付けて挟み込む」という方法で水漏れを解消することができました。
なぜパッキンがダメになってしまったのかは分かりませんが……質が悪かったのか、僕の使い方が悪かったのか。
とにかく、何とかこれでフレキパイプを取り付ける足掛かりを作ることができました。
2.フレキパイプを煙突内部に巻きつつ通す
続いて、フレキパイプを煙突の中に、熱交換部分である巻きを作りつつ通していきます。
トタンバケツと同じく、まずはフレキパイプが通るよう穴を写し取って……
ドリル+ヤスリを使って穴をあけていきます。この時開ける穴は別に水漏れを考慮したりする必要は無いので、フレキパイプを通しやすいよう大きめに開けておきました。
フレキパイプを通します。
この時、下の穴はトタン側の下穴よりも若干上に、上の穴はトタン側の上穴よりも若干下になるよう配置しました。こうすることで温められた水が自然と下から上へと移動していくルートをフレキパイプ内に作ることができると思います。
中では大体2巻きほどの熱交換部分が設けられています。
真っ直ぐなまま通して煙突内で巻くのはかなり大変なので、軽く巻いた上でフレキパイプを通した方がまだやりやすいと思いました。
トタンバケツと接続して、ボイラー部分が完成しました。
果たしてこれで上手くいくかどうか……
③まとめ
今回は、薪ストーブを薪ボイラーに改造していくための作業の様子をお伝えしていきました。
とりあえず水漏れなく、熱交換部分を作り、トタンバケツとフレキパイプを接続することには成功しましたが、これが果たしてボイラーとして機能するかどうかは実験してみないと分かりません。
そのため、次回はこらがきちんとボイラーとしてお湯を沸かすことができるかどうか、どの程度沸かせるかの検証をしていきます。
とりあえず、薪ストーブ自体は十分用意していた簡単な薪でも機能することは確認済みなので、次回はボイラーをセットして、実際にお湯を沸かせていきたいと思います。
今回の記事は以上となります。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。