どうも、たかしです。

今回からは空き家の排水周りを改善していくシリーズをお伝えしていきます。

こちらが今現在の排水周りの様子。排水は風呂場と流し台から来ていて、まずはそれらを浴槽の中に集約し、大きなゴミは排水口蓋でキャッチするようになっています。

では浴槽から流れ出た排水はどうなっているかと言うと……

浴槽の排水口に接続されたホースが、壁の下から外に出ていって……

それが浸透桝までつながって排水が流れ出て、オーバーフローした分は以前延長したオーバーフロー排水塩ビから土地の前に流れている側溝へと排出されるようになっています。

今回の排水周り改善では、これらの排水の流れの内「流し台~浴槽」間の排水ホースと、「浴槽~浸透桝」間の排水ホースを塩ビに交換していって、それぞれ排水の流れがスムーズにするかつ頑丈な作りにしていきたいと思います。

第一回となる今回は、まず「流し台~浴槽」間の排水ホースを塩ビパイプに交換していく様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①流し台ホースの現状

流し台の排水は、流し台の排水口からホースをめちゃくちゃ伸ばして、それを直接浴槽の方まで繋げるという形になっています。

こちらの整備をしたのはもう1年以上前、まだ空き家に引っ越してくる前の3月にまで遡ります。

まだキッチン床のクッションフロアも張っていない頃のことですね。

まだ当時は塩ビパイプを全然使ったことが無くて、できるだけ簡単に排水を繋ぐことができる方法はないかと考えてこの方法をとった訳ですが、今考えるとちょっと悪手だったかなと。

やはりホースはたわむので。どうしても水が流れると上記写真のようにたわんでそこに水が溜まってしまうんですよね。そうすると今度はそこに汚れが溜まっていって、しまいには水が流れづらくなったり、たまに汚れのカスが一気に流れ出てきたりしてしまいます。

排水ホースって結構高くて(当時420円/m)値段面で見ても大して塩ビパイプと変わらないので(塩ビパイプは大体4mで1700円ぐらい)、最初から塩ビパイプで設置しておけばよかったなと今なら思います。

②交換の様子

今回排水ホースは、一段下がって壁際にホースが伸びてたわんでしまっている部分から交換していくことにしました。

塩ビパイプへの切り替えには、塩ビと排水ホースをつなげるためのアタッチメント部品という非常に都合の良い物が売っていたので(1000円)、そちらを利用することにしました。

適当なところでホースを切って……

アタッチメントにホースと塩ビパイプ双方を差し込む、これだけ。

本当は接続する時にボンドを使って完全に固定させるのですが、後から変更する可能性もあるのでとりあえず差し込むだけで仮固定します。

そのまま塩ビパイプが突き当たるまで延ばしたら、そこから90度エルボで曲げて……

そこからまた90度エルボで曲げて浴槽内へと塩ビパイプを突っ込み、これで排水パイプの交換が完了しました。

③排水実験

設置が完了したところで実際に流し台に水を流して、ちゃんと排水が浴槽まで問題なく流れていくかチェックしていきました。

その結果、何の問題もなく浴槽まで排水が流れてくれました。

心なしか排水ホースだった時よりも水の勢いが良いような気がします。

全体的に見てみても、排水ホースから塩ビパイプに変えたことでスッキリしてだいぶ良くなったんじゃないかと思います。

④次回「浴槽~浸透桝」間の排水ホース交換編へ続く

今回は空き家の排水周りのうち、「流し台~浴槽」間の排水を改善していった様子をお伝えしていきました。

次回は今回整備した水路の先である「浴槽~浸透桝」間の排水ホースを改善していきます。

地面に埋まっていたり、間に防獣フェンスがあったり、浸透桝も絡んできたりとなかなか交換には骨の折れる部分ではありますが、やはりただのホースを使うよりもちゃんとした排水パイプに切り替えた方が今後長く使える排水設備になるはずなので、しっかり整備していきたいと思います。

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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