どうも、たかしです。

今回からしばらくの間、空き家の排水周りに関する開拓を進めていきます。

今現在、空き家の排水は僕がDIYした浸透槽が担っています。

普通は雨水などの排水として使われる浸透槽なのですが、こちらを設置する以前は土地の中に排水が垂れ流しになってしまっている状態だったので、「土地に垂れ流しになるよりは……」と次善策として設置しました。

久しぶりに蓋を開けて中を覗いてみると……

中はそこまで変化はなく、浸透槽の貯水層として地面に大量に埋めてある砂利が見えています。

ただ、これは恐らくですが1年使用したことにより砂利の間にゴミが徐々に貯まって、貯水能力自体は設置した当初よりだいぶ落ちてしまっているのではないかと思います。

それは浸透槽の縁の変色している部分が、オーバーフロー時の水位のところまで来てしまっていることから、頻繁にオーバーフローしてしまっているのであろうことからも予想できます。

では、オーバーフロー時に流れ込む排水パイプの先はどうなっているのかと言うと……

防獣フェンスの部分ぐらいで排水パイプは途切れてしまい、そこからは結局排水が土地に垂れ流しになってしまっているというのが現状になります。

土地に流れ出た排水は、よっぽど大量に流れ込まない限りは隣地にまで流れず土地内で留まることは確認済みではあるのですが、しかしやはり現状の排水は非常に中途半端だと言わざるを得ません。

そこで今回は、このオーバーフロー時の排水が土地に流れ出るのではなく、ちゃんと土地の前に設置されている側溝まで流れ出るように延長していきたいと思います。

それではやっていきましょう。

①側溝までの道のり

側溝までの道のりは、まず雑草生い茂る斜面を超えて、林を抜けて……

そうしてようやく、以前復活させた側溝まで辿り着くそれなりに長い道のりになっています。

大変な作業にはなりそうですが、これまでも何回か塩ビパイプを使用して来ていてだいぶ慣れてきましたので、何かしら問題が起きなければ側溝まで排水パイプをつなげるのは不可能ではないはずです。

②掘り進める

フェンス内側の排水パイプの終わりは、こんな風に土管の中に水が流れ込んでフェンスの外に流れ出るようになっています。

そのため、新しく延長する排水パイプはこちらの土嚢の下からフェンスの外に出るように繋げていくことになります。

基本的に塩ビパイプは日光紫外線による劣化の影響や、野生動物による踏み割り被害などを避けるために地面に埋めつつ設置していきますので、ひたすら側溝までの道のりに穴を掘っていきます。

辺りにはたくさん杉の木があるため、割と頻繁に木の根っこに引っかかります。

そのつど手鋸で根っこを切り払い、掘り進めていきました。

もはやお約束となったゴミもそこら中から発掘されます。

というか、この辺りの斜面一帯ゴミがかなり散らばってしまっています。空き家の元住人はゴミが出たら庭からこの斜面にポイしていた……ということなのでしょうか。ヤンチャ過ぎますね。

斜面での穴掘りは思った以上に重労働でした、

スコップで地面を掘る時は、脚で縁を踏みつけて地面にスコップを深く突き刺していきますが、その作業が斜面だと足をより高く上げなければならず、踏み込む際にも力を入れずらいので難しいんですよね。

ていうか本当に、土地開拓って地面掘ってばっかりですね。生きていくために地面を掘る必要があるのはほとんどの生き物がそうですからね。仕方がないですね。

途中曲がりつつ、掘りやすい道を探しつつ、林を抜けていきます。

基本排水パイプは真っ直ぐ設置していきたいのであまりくねくねと掘りたくは無いのですが、途中で地面が盛り上がっている所があるとその分めちゃくちゃ深い穴を掘らなくてはいけなくなるので、その場合は迂回しつつ進んで行っています。

太い杉の木を抜けまして……

ようやく側溝が見える所まで来たのですが、ここからがまたキツイ!

日の当たる場所になると、地面に生えている草の量が多くなって地面がめちゃくちゃ固くなるんですよね。そうなるとスコップが全然刺さりません。

そのため、最後ラストスパートは開墾鍬を持ってきて地面を耕しつつ進んでいきました。

そうしてようやく全ての穴掘りが完了しました!

ギリギリまで排水パイプを側溝まで繋げなくても、ここまで来たら排水が側溝に流れていくはずなので、側溝に向かって坂になっている場所の辺りまでで穴掘りは終了しました。

③掘った穴の全体

掘った穴はこんな感じ。

まだとりあえず大まかに掘っただけなので、また次回もっときれいに穴を整備していきたいところです。

途中、めちゃくちゃ太い木の根っことかもあってめちゃくちゃ疲れました……。

最初の地点から全体を見るとこんな感じ。それなりにイイ感じに掘れたんじゃないかなと思います。

④次回「穴整地、距離測定編」へと続く

今回は排水パイプを側溝まで延長していくために、設置するための穴を掘っていった様子をお伝えしていきました。

今回掘った穴はまだまだ荒く、もう少し深く真っすぐ掘り直す必要があるのと、排水パイプの全体距離がどのぐらいになるのか測定する必要があるので、次回はそこのところを進めていきます。

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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