どうも、たかしです。

空き家の排水を土地の前の側溝まで延長する計画、今回はその第三回になります。

前回は、排水パイプを設置するために掘った穴に沿って全長を測り、必要な分の排水パイプを調達するところまでの様子をお伝えしていきました。

パイプが設置できるかチェックしつつ長さを計測
計26m(+α)分のパイプと接続ソケット部品を大量調達した

今回は調達したパイプを使って実際に排水を側溝まで繋げていき、ちゃんと排水が側溝まで流れていくかチェックをして一連の作業を完了させていきたいと思います。

それではやっていきましょう。

①パイプの仮設置

調達したパイプを、まずは全体に仮で設置していき、問題なさそうであればボンドで固定して本設置していきます。

順番は浸透槽の所から順番に、側溝に向かっていく流れで置いていきました。

まずは元々設置してあった、空き家の残置物を利用して作った排水パイプを外して……

新しいパイプを設置していきます。

障害物やコーナーの関係で長さが合わない部分は、その都度現物合わせでパイプカッターで調整していって設置していきます。

仮設置ではある物の、適当に置いてしまって本設置の際にやっぱり上手く行かなかったなんてことになっては最悪なので、それなりにしっかりと接続ソケットで接続していきます。

障害物のある所はどうしても真っ直ぐ接続するというのが難しく、若干接続ソケット部分で折れ曲がってしまっていますが、後でボンドできちんと固定させれば多少曲がっていても問題はないはずです。

45度ソケットで角度を付けつつ、側溝に向かってパイプを連結させていきます。

途中、どうしても当初予定していた設置用の穴からパイプがズレてしまう事態が発生しました。

こうしてみると、実際にパイプを仮設置してから→穴を掘るという順番の方がズレも無駄も発生しづらいように思えますが、そうすると今度はパイプを調達する際必要な全長長さがかなり想定しづらくなってしまうので、結局はこの順番でやってズレは後から修正するしかないのかなとも思いました。

コーナー部分は45度ジョイントで良い感じに穴にハマっていきました。

後は真っ直ぐ林を抜けていって……

最後の坂部分も45度ジョイントで上手いこと繋げていけば……

無事に側溝のある場所までパイプを仮設置することができました!

結局、当初は26mあれば足りる予定だったのですが、途中微調整のためパイプをカットしたり、想定していた設置穴に上手く嵌らない部分なんかも出たせいで、最終的には2mパイプ×14本=28m分のパイプを使用しました。

+αを準備しておいてよかったです。もしここで「足りない!」なんてことになったら街まで下りて追加パイプを往復1時間半かけてホームセンターで調達しなくてはならないところでしたからね。

余剰分、大事。

設置穴のズレていた箇所は、後から掘って調整しておきました。

②本設置&実験

いよいよ、接続ソケットにボンドを塗って、パイプ同士を固定して本設置をしていきます。

水漏れが起きないように、後から抜けることの無いよう、しっかりと押し込んで、固定していきます。

14本パイプを使用しているので、接続箇所は13カ所。その全てにたっぷりボンドを塗って、絶対水漏れしないよう強固に固定していきました。

側溝へ続く最後のパイプもしっかり固定し、これで設置作業は完了です。

早速、ちゃんと排水が側溝まで流れてくれるか、実際に水を流して実験していきます。

浸透槽近くの推薦から直接水を浸透槽に流し込んで、オーバーフローを引き起こし、排水がちゃんと流れていくかをチェックします。

大量の水を一気に流し込み、オーバーフロー水位まで水が溜まりました。

ここからなおも水を継続的に流し込み、その結果側溝までつながっているパイプの先から水が流れ出れば成功なのですが……

無事に排水がパイプの先から流れ出てきていました!

パイプの途中を一通りチェックしても水漏れが発生している形跡は見られなかったので、無事にパイプの接続は問題なく完了できていたみたいです。

浸透槽とオーバーフロー排水の接続箇所からやや水が漏れ出てしまっていましたが、これは後々モルタルかなんかで塞いでしまえば問題はないはずです。

③パイプを埋める→完成

最後に設置したパイプを一通り地面に埋めていきました。

この辺りは特にシカの行き来が多い場所なので、地表に露出していると踏まれて割れるといったことが起こりかねないので、できる限り埋められる箇所は見えないよう埋めていきました。

最後、側溝につながるパイプの長さを調整カットして、全ての作業が完了しました。

④まとめ

今回は、空き家の排水を側溝まで繋げるため、排水パイプを延長していった様子をお伝えしていきました。

今回行っていった排水パイプを側溝まで延長するという構想は、実は空き家に引っ越してくる前、浸透槽をDIY設置した時点で何となくは思い浮かんでいた物でした。

ですが、その当時はまだ自分自身あらゆる資材に関して不慣れで、道具も少なく、排水パイプを長距離延長するなんてこと資金的にも資材的にも、そして技能的にも難しいと考え断念していたんですよね。

それを小屋暮らしの1年間を通して色々な経験を積み、こうして昔はとても手を出せなかった開拓までできるようになったのは何だか感慨深いものが在りますね。

せっかくこれでオーバーフローを気にせずに水をジャンジャン排水できるようになりましたので、もう長らく使ってこなかった「洗濯機」をいよいよ再導入する時が来たのかもしれません。

せっかくなら空き家~浸透槽までの排水も再整備して、より便利に洗濯機を使用できるようにしていきたいですね。

近々洗濯機の再導入編も記事にしてお伝えしていく予定なので、どうかお楽しみに。

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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