どうも、たかしです。

今現在僕が小屋暮らしをしている土地は、有難いことに電気・水道の基本的インフラは整備されているのですが、残念なことにガスが通っておらず、お湯を沸かす方法が今のところ激安電気ヒーターで沸かすか、自作薪ボイラーで沸かすかしかありません。

しかしこれらの方法はどれも、10~20Lのシャワーに使う少量のお湯を沸かすのにしか使えず、体ごと浸かれるような100L、200Lのお湯を沸かすのには向いていません。

そこで以前動画で、ホース+バスポンプを使った太陽熱温水装置を試して、露天風呂に疲れないかどうか試してみたのですが……

結果としては明らかな集熱不足で、水温が10度ちょっと上がって温水プールぐらいにしかならず、とても「お湯を沸かした」とは言えない物となってしまいました。

しかし、僕はどうしても自作の太陽熱温水装置で沸かしたお湯に浸かるというロマンを諦めることができません……!

ということで、今回は前回の失敗を生かし、より太陽熱を効率的に活用できるように改善を施してリベンジをしていきたいと思います。

今回は前回得られた反省からどのような改善をすればいいか考え、準備をしていった様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①ホースの準備

前回の実験では、ホースは単純に元から所有していたホースリール(30m)を引き延ばして、地面に広げただけでした。

やはり太陽熱を効率よく回収するためには、まずホースの色は黒の方が良いのと、長さもできるだけ伸ばして表面積を広げる必要があります。

そこで今回用意したのは、長さ50mの真っ黒ホースです。重ならないよう渦巻き状にして、形が崩れないよう針金で固定しました。

こちらはアイリスオーヤマさんのホースで、長さ50mかつ真っ黒となるとほとんど選択肢がこれ一択と言っていいぐらい丁度いい商品でした。

他の黒・50mってなると無いことは無いんですが、どれも非常に高価で……こちらのホースも9000円近くするんで決して安くはないんですけどね。

また、温度を効率よく上げるためにはできるだけ密閉した方が良いということで、ここから更に巨大なポリ袋を使ってホースを包んでいくことにしました。

袋の口はアルミテープで包んで蓋をします。

これにより袋の内部が温まり、また風邪の影響を受けづらくなることでより効率よく水を温められるんじゃないかと思います。

②日照時間

前回は実験準備に思いのほか手間取ってしまい、もともと午前9時には開始しようと思っていたのが押しに押して10時開始になってしまいました。

また、この土地は庭に日が当たる時間が短く、今の時期でも午後2時を過ぎたら庭のほとんどが日陰になってしまうという問題もありました。

そこで今回はまず何とか早起きをして実験を午前8時から開始を目指し、また更に集熱部であるホースを屋根の上に設置することで少しでも日光を浴びる時間を延ばせないかを試していきます。

空き家の屋根はトタン屋根になっており、傾斜もなだらかなため、ホースを設置しておけば地面に設置するよりもより効率よく温まり、かつ高い位置にあるため日光もより長い時間浴びることができるはずです。

ただ一つ心配なのは、ホースの位置がかなり高くなってしまうため以前の実験でも使用した「バスポンプ」でちゃんと水が汲み上げられるかどうかという所ですね。

バスポンプのスペック表には「最大揚水2.5m」と書かれていたので、水を溜めるタライの位置を高くすれば何とかなるような気もするのですが……これはやってみないとどうとも言えません。

もしダメだったら、もっとちゃんとしたポンプが必要ということになるんですけれども……ただでさえホースでかなりお金がかかっているのに、更にポンプまで買うというのは避けたいところです。

③天候

前回の実験時は、天気予報で一日中晴れの日を選んだにもかかわらず。途中からかなり蜘蛛が濃くなってしまってあまり太陽熱が集まらなくなってしまうという事態に見舞われました。

しかし、これを何とかしたいと思っても天候だけはやはり何ともならないんですよね……特に山の天気は変わりやすいですから、午前中快晴でも午後からいきなり雨が降って来るなんてこともしょっちゅうなので。

できるだけ天気のいい日に実験したいとは思いますが、でも理想を言えば「多少雲がかかってもちゃんとお湯が沸く」ような太陽熱温水装置を目指していますから、一日中超快晴でなくとも温まって欲しいところではあります。

④次回、実験開始

とにもかくにも、試してみなければ始まらないということで、次回早速用意した新ホースの太陽熱温水装置を試してちゃんと温まるのかどうかを実験していきたいと思います。

果たして以前以上に水がちゃんと温まってくれるのか?

そもそもバスポンプはちゃんと水をくみ上げてくれるのか?

やっていきます。お楽しみに!

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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