どうも、たかしです。

ホース+バスポンプを使って水を循環させて太陽熱でお湯を沸かせる装置を試す計画、今回はその第2回になります。

前回は、以前動画で行って上手く行かなかった太陽熱温水装置の反省から、改良した太陽熱温水装置の準備を行っていった様子をお伝えしていきました。

黒ホース50m+ポリ袋で密閉して保温

今回は早速この改良型温水装置を、実際に日当たりのいい屋根の上にあげて実験をしてみましたので、その時の様子をお伝えしていきます。

……という予定だったのですが、やはりバスポンプでは限界があったのか、大変グダグダな結果になってしまいました。お見苦しいのですが、どうかお付き合いください。

それではやっていきましょう。

①実験環境セット

まずはホース50mからなる温水装置を屋根の上にあげていきます。

これが最初にして最大の難関で、こちらのホースかなり重たくて8.2kgほどあります。それでいて渦巻き状なので持ちづらいし、不安定な脚立はしごに乗りつつ持ち上げなくてはならないしで、めちゃくちゃ恐怖でした。

いやほんと、ちょっと重心が後ろに寄っちゃってはしごごと後ろに倒れたらTHE☆ENDですからね。

無事に温水装置を屋根にあげることに成功。

屋根の傾斜は非常に緩やかで、錆び錆びのトタン屋根は摩擦も強いためずり落ちることはなさそうです。

ずっと長期間置いておくなら何かしら固定しておいた方がいいでしょうが、ちょっと実験するだけならこのままで良さそうでした。

続いて水を溜めるタライとホース・バスポンプもセット。

できるだけポンプでくみ上げなくてはならない水の高さを低くしたいので、タライの位置はこのように奇妙な位置に置かざるを得ませんでした。

今回の実験環境の全容です。

バスポンプによって汲み上げられた水が屋根上の温水装置をグルグルと周り、ホースリールを介してタライの方へと戻るという形になっています。

結構な高さがあるように見えますが、一応バスポンプのカタログスペックである全揚程2.5m以内には収まっています。

これで何かしら問題が生じない限りは水が循環するはずですが、果たして……

②実験の様子

いきなりタライ一杯に水をためて実験するのは、いざダメだったときにもったいないので、まずはバスポンプが浸かるぐらいの量溜めてちゃんと水が循環するかをチェックすることにしました。

さて、いざスイッチを押してみると……。

水が流れませんでした。

やはりバスポンプの揚水力不足のようです……カタログスペックをそのまま信じちゃだめですね。車の燃費と一緒。

となると、ポンプをもっと威力の高い物に入れ替えなくてはならないのですが、そもそも本当にお湯が沸くかどうかも定かではない装置に、既にホース50mだけでも結構お金がかかっているのに、大体8000円~12000円ぐらいする水中ポンプを導入するというのはちょっと尻込みしちゃいます。

なので、何とかしてバスポンプのままで実験ができないかと思い……

タライの方の底上げを行って再チャレンジすることにしました。

こうなってしまうともうお湯が沸いたとしても浸かることはできないのですが、とにもかくにも温水装置と水とを近づけて何とかバスポンプが水をくみ上げてくれることを優先させた結果がこの有様だったのですが……。

これでも水は循環せず。

これはもう流石に新たにポンプを購入するしかないのか……

まだだ! まだ終わらんよ!

もはやバランスは最悪です。いつタライがひっくり返らないかドギマギしているのですが、ここまで来たら意地ですね。

こりゃあ流石に水が流れるでしょう。

とはいえ、もう何度も大量に水を無駄にしているので、バケツに水を汲んで仮でバスポンプを起動することに。

そして、またまた流れませんでした。なんでやねん!

ならばとバケツを持ち上げてみましたが、これでも流れませんでした。

③次回「NEWポンプでの温水装置始動」

結論:バスポンプで水をくみ上げるのは無理

実際どれぐらいまで水が上がっていたのかというと、恐らくですが黒いホースの入り口部分までは上がっていたのですが、そこからグルグル回っている部分までは無理だったという感じでした。

敗因としてはバスポンプの汲み上げ能力の低さももちろんそうなんですが、それに加えて温水装置のグルグル部分まで水を押し込むというのがバスポンプにはキツく、それがカタログスペックを大幅に下回る揚程力となってしまったのではないかなと思います。

そんな訳で結局追加でおニューのポンプを購入し、再度実験をやり直す事態になってしまいました。お金が……お金が消えていく……。

ネットで購入したので、ちょっと日が空いてしまうかもしれません。そうでなくても最近梅雨で一日晴れの日なんか少ないのに……あぁもうじれったい。

梅雨だけマジで何とかなりませんかね日本?

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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