どうも、たかしです。
空き家の風呂場を、庭を望める開放的な風呂に改造していくシリーズ。今回はその第9回になります。
前回は風呂場の排水路を整備し、実際にシャワーを浴びるための設備を一通り完成させていきました。


ここからは半露天シャワー室完成に向けての仕上げ作業ということで、待ちに待った「壁ぶち抜き」を今回は行っていきます。
周囲を壁に囲まれて、暗く淀んだ空間になっている風呂場が、壁をぶち抜くことでどのように変化するのか?
やっていきましょう。
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①壁をぶち抜く

まずはぶち抜く箇所のマーキングをしていきます。
壁一面を一気にぶち抜き……と行きたいところですが、いきなりあまりに広範囲の壁を取っ払ってしまうと、後からやっぱりもう少し小さくしておけばよかったとなっても取り返しがつかないのでここは慎重にサイズを決めていきます。

平行器を使いながら、カットする範囲をペンで目印付けていきます。

目印を付けた部分をディスクグラインダーでカットし……

胴縁にくぎで打ち付けられている部分を、くぎ抜きを使って取り外していきます。
胴縁に関しては、より開放感を求めるのであれば壁ごとカットしてしまいたいところですが、構造材に関してはどこでどのように躯体を支えているのか分からないため残しておきます。

内壁に関してはカットできましたが、その奥にまた外壁のトタン波板が残っていますので、こちらもカットしていかなくてはなりません。

内側から外のトタンをカットするのは大変なので、内側からは目印となる場所にドリルで穴だけあけておきます。

これで、外から見た時にどこをカットすれば内壁側のぶち抜き部分と合うのかが分かりやすくなります。

外側に回ったら同じく平行器を使ってペンで目印を打ち……

ディスクグラインダーでカットしていきました。

これでとうとう、風呂場の壁にぽっかりと庭を望む穴が空きました。

これだけだとまだ暗いので、水道管を挟んでもう一カ所を穴を空けて、壁のぶち抜きが全て完了しました。

ご覧ください、この解放感! 周囲を壁で囲まれてしまっていた時と比べたら段違いに明るく、風の流れが生まれて爽やかになりました。
②シャワーカーテンを付ける

壁をぶち抜いたのは良いのですが、穴をそのままにしておくと下手したら鳥や虫が中に侵入して住みついてしまう可能性があります。
何といっても山の中ですから、今はちょうどスズメバチの新女王が巣に適した場所を探してウロウロしている時期ですし、結構ガチでヤバいです。
そのため、使用しない時にはこちらのシャワーカーテンで穴を塞いで侵入される可能性をすこしでも下げておきます。

丁度いい位置に内壁を止めるための胴縁が走っている箇所があったので、そこにドリルで壁に穴を空けて、胴縁にビス止めをしてカーテンレールを取り付けました。

浴室の壁の端から端までをカバーするようにカーテンレールを取り付けたら……

左右にシャワーカーテンを取り付けて一連の作業が完了しました!

閉じるとこんな感じ。どうしても水道管がある関係上真ん中は完全に塞ぐことができないので、穴の大きさはこの位で丁度いい塩梅だったんじゃないかと思います。

開くこともスムーズにできます。
冬の寒い時期なんかはどうなるか分かりませんが、このカーテンが少しでも冷気を防いでくれることに期待したいところです。
③次回「浴室扉取り付け」編へ続く
今回、とうとう壁をぶち抜くことができ、シャワーカーテンまで取り付けてついに完成……とは実はまだなりません。
後もう一つだけ、やり残していることがあります。それは……

こちらの「浴室扉」を取り付けることです!
これは元々空き家の前住人が取り付けた物で、僕が引っ越してきたころには立て付けは最悪だしパーツは欠けているしで結構邪魔だったので取り外して、でも捨てるのも大変だしもしかしたら何かに使えるかもだしで今日まで取っておいたものです。
今回風呂場の壁をぶち抜いたことで、間接的に空き家自体壁に穴が空いてしまっているような状態になっていますので、ここで1枚この浴室扉を間に噛ませることで空いてしまった穴分のスカスカ分を補填しようという作戦です。
という訳で次回、この浴室扉を修理しつつ洗って綺麗にして、再び浴室に取り付けた所で今回の「半露天シャワー室DIY」は全て完成ということになります。
次回、お楽しみに!
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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