どうも、たかしです。

こちらは現在沢水を利用して作ったメダカ池で飼育中のヒメダカ達。特に問題なく、毎日元気に池の中を泳ぎ回っています。

期待通り、最近どんどん卵を産むようになって、繁殖は順調に進んでおります。
ですが、今回の主役となるのはこのメダカたちではありません。

今回の主役はこちら。メダカ池に大量侵入し、捕獲されてしまったトノサマガエルたちです。
メダカを捕食する危険性があるため捕獲し、ハウス外に放したところでまた戻ってきてしまう可能性があるのでケージ内に捉えたままにしていたのですが、このような狭い環境に過密状態で放っておいてしまっては、そのうち弱って☆になってしまいます。

既に数日こうやって狭いケージ内で屋外放置されている割にはまだまだ元気ですが……。
かといって、準絶滅危惧種に指定されているような生き物を駆除するというのも流石に忍びない……個人的にもカエルはそこまで嫌いじゃないので、できれば命を奪いたくはありません。
という訳で色々考えた結果、カエルを大量に放し飼いにするための「カエル牧場」を作成し、そこに捕獲したカエルをどんどん投入していくことにしました。
今回はカエル牧場を運営することによる僕側のメリットはどこにあるのかということのご説明と、実際に設置していく様子を骨組みを作るところまでお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
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①カエル牧場を運営する理由
カエル牧場を運営するうえで、僕のメリットとなるのは下記の2点となります。
- メダカの餌になるカエルの卵が大量に手に入る
- トノサマガエルを売ることができるかもしれない
まず、以前の実験でも判明したように、メダカの成魚は生まれて間もないぐらいのオタマジャクシならば積極的に餌として捕食します。
実際、メダカ200匹を池に放って2~3日で、池にたくさん発生していた小さなオタマジャクシたちはもうほとんど目立たなくなってしまいました。
また、現在メダカの卵を隔離している水槽に産み付けられていたカエルの卵を池に放ったことがあったのですが、こちらも池に放り込んだ瞬間すぐに食いついて捕食しようとしていました。
つまり、カエル牧場を運営することで、カエルの繁殖期限定というごく短い期間(4~7月ごろ)ではありつつも、大量にメダカの餌をタダで手に入れることができるのです。
カエルを飼育する際には、餌として生き餌を準備するのが大変なのですが、屋外での放し飼いであれば、牧場内に入り込んできた虫で十分餌は賄えるのではないかと思っています。つまり餌代もタダで、メダカの餌となる卵だけが手に入るという夢の施設となるのではないかと。
また、トノサマガエル自体ももしかしたら販売することができるんじゃないかという期待があります。
トノサマガエルは準絶滅危惧種に指定されている生き物ですが、捕獲したり売買したりすること自体は禁じられていません。
ただ、ほとんどのフリマサイトでは生体自体の売買が禁止されており、ほぼ唯一と言っていい生態売買が可能なヤフオクでさえ「環境省レッドリストに掲載されている絶滅危惧種・準絶滅危惧種に指定されている生き物」の売買が禁じられているため、トノサマガエルの売買が可能なネット上のプラットフォームはほぼありません。
そんな中、唯一トノサマガエルの売買記録がある大手プラットフォームが「ジモティー」になります。

僕は以前ジモティーを利用して焼却炉DIYに使うためのドラム缶(200L)を手に入れたことがあります。その時は僕が済んでいる地域から近い地域にある業者さんから、不要になったエンジンオイルが入っていたドラム缶を2000円で、直接手渡しで(僕が赴いて)やり取りをしました。
そんな感じで、基本的なジモティーの理念としては「フリマ的やりとりを同じ地域内に在住の個人間で行えるようにするための情報掲示板兼マッチングシステム」みたいなものだと思うのですが、そんな中で一部それこそヤフオクみたいに生体のやり取りをしている記録があったんですよね。
別にこれは違法でもルール違反でもない、通常のジモティー内でのやり取りなので、もしかしたら僕が捕獲したトノサマガエルも売れるんじゃないかなと。
いくら放し飼いと言っても、限られたスペース内であまりにも過密になってしまったら、やはり餌が足りないだとか争いが始まってしまうだとかで問題も起きそうですから、カエル牧場を運営しつつ、ちょくちょくジモティーで販売しながら数の間引きをしつつ……みたいに出来たら理想的なんじゃないかなと思うんですよね。
②牧場設置の計画を立てる

今回、カエル牧場を設置する場所はこちらの、ため池のすぐ隣にしたいと思います。
こちらのエリアは周囲が気に囲まれていて日光が余り届かず、常に若干水が染み出していて湿地になっており、畑として利用するのも何かしら建物を建てるのにも使いにくいエリアとなっていましたので、カエル牧場にするには最適なんじゃないかと思います。

また、すぐ横のため池からパイプを繋げて、カエル牧場内に池を作ることができるのもここが最適ポイントだと考える理由です。
やはりカエルの飼育環境として水場は必須ですし、牧場内に水場を設けることによってそこに卵を産んでくれれば即座に回収しメダカの餌として利用する流れがスムーズに行うことができるでしょう。

どれだけ大量のカエルをぶち込んでも問題なく運用できるよう、カエル用の飼育環境としては破格の2m×3mで囲いを作っていこうと思います。
これだけあればカエル同士で喧嘩することも減るでしょうし、牧場内に入ってくる虫等の餌もそれなりに充実するんじゃないかなと。
③次回「カエル牧場作成編」へ続く
今回はカエル牧場を設置することにした経緯と、牧場設置場所についての計画をお伝えしていきました。
やはりこれだけ広大で自然豊かな土地を得ることができた訳ですから、ただフェンスやネットを張って自然の脅威を防ぐばかりではなく、むしろ積極的に活用していくぐらいの気持ちが重要なんじゃないかなと考えています。
そのためにも次回は、メダカ池の方よりもより厳重な囲いを作ってカエルが脱走する隙の一切ない牧場を作成していきます。
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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