どうも、たかしです。
メダカ池に侵入してきたトノサマガエルを隔離する「カエル牧場」を作成していくシリーズ、今回はその第三回になります。
前回の内容では、支柱の周りに防獣フェンスを設置し、棟パイプまで取り付けをして牧場の骨組みを作成していきました。


今回は前回作成した骨組み全体を囲うように目の細かいネットを取り付けていってカエル牧場を完成させて、実際にカエルを放った結果どうなったかまでの内容をお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
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①ネットの取り付け

まずはフェンスの上から取り囲むようにして、以前メダカ池の追加防御として使った防風ネットの余りを巻き付けていきます。

メダカ池の方では、正直設置した後もそこまでトノサマガエルの侵入量は変わらなかったのですが、それはたぶん地際が浮いていしまっているせいで潜り込まれているからだと思います。
なのでカエル牧場の方では、最初からしっかり地際もフェンスごと地面に埋めて取り付けることで隙間を無くし、外からの侵入も内からの脱走もできないようにしていきます。
メダカ池の方も、しっかり改めて地面に埋めるようにして取り付ければもっとトノサマガエルの侵入も増しになると思うんですけどね……ぶっちゃけメンドクサイ(トノサマガエルはそこまでメダカを食べてはいないだろうし)。

ネットを一周ぐるりと取り囲み終わりました。

続けてネットを天井に渡していきます。
まずは端っこの方を針金で2カ所仮止めしておいて……

棟パイプをまたぐようにしてネットを渡し……

反対側にも針金で仮止めした後、必要な長さ分だけでカットします。

これを合計3回繰り返し、天井全体にネットを渡していきました。

そうしたら次に、ネット同士の継ぎ目部分を園芸紐を使って繋げていきます。
その際にできるだけネット同士のすき間が生まれないよう、波縫いをするようにして紐を交差させて取り付けていきました。

これがなかなか大変な作業で、ネット同士をこうやって波縫いのようにして繋げていくことは防獣ネットの方でもやったことは何度もあるのですが、こちらの防風ネットは網目が非常に細かいため紐を通すのも一苦労でした。
それでも、ここを適当に済ませてしまうと中の蛙の脱走につながってしまうし、外からの侵入を許してしまう可能性も出て来るので、できるだけ波縫いの目を細かくして隙間が生まれないようにしていきました。

全てのカ所を紐で止めてしまうと中への出入りができなくなってしまうので、一部の箇所は洗濯ばさみで止めておくだけにしておきました。

こうすることで中へ出入りしたい時は洗濯ばさみを取り外すことで、大きくネットをめくってアクセスしやすいようになっています。
その分どうしても多少隙間は空くようになってしまうのですが、そこのところは実際に使用してみてから様子を見て、改善の余地があるようならばまた付け足していきたいと思います。
②水場の水を引く
ほぼ全体が完成したところで、牧場内の水場とため池をパイプで繋ぎ水を引いていきます。

給水パイプには、ため池側に侵入及び脱走を防ぐためのフィルターを取り付けておきます。

ギリギリのところで止めておいた土を取り除き……

素早くパイプを設置、再び土で蓋をしておきました。
本来であればまずため池側の水抜きをして水位を下げておくべきだったのだと思いますが、ちょっと横着してしまいました。

それでも問題なくパイプの連結は完了し、水場にちゃんと給水されていきましたので良しとします。
③フェンスの裾を埋める→完成

水場に水が溜まるまでの間、フェンスの裾をネットごと土で埋めていきまして……

カエル牧場が完成しました!
かなりでかいです。カエル100匹は余裕で飼うことができそうです。

中はこんな感じ。中も広々していて、水場もあるし草も生えているので、中に入ってくる虫だけでカエルの餌は賄えるんじゃないかと思います。
④カエルを放つ
完成したカエル牧場に、早速ずっとケージの中に入れていたカエルたちを放っていきました。

狭いケージ内でぎゅうぎゅうに詰められていたカエルたちはピョンピョンと牧場の中に飛び込んでいきます。

飛び出していったカエルたちは、広い牧場内とはいえ早々に壁にぶち当たって、その大半がフェンス向こうのネットに引っ付いていました。

ちょっと大きい個体だとネットとフェンスの間に引っかかってしまっている様子の者もいたので、設置難易度は少し上がりますがネットの方を内側にした方が良かったかなと思いました。
牧場内で再び捕まえようとした時とかも、こうやって隙間に潜られるよりもネットが内側にあった方がやりやすそうです。次回以降はまた参考にしたいと思います。
⑤まとめ
今回はカエル牧場を作り、メダカ池に侵入してきて捉えていたトノサマガエルたちを放っていった様子をお伝えしていきました。

翌日様子を覗いてみると、やはり大半が縁の方に集まっているのは相変わらずでしたが、中には池でのんびりしている者もいて、見た所脱走されていたり逆に獣に襲われていたりと言った様子はありませんでした。
とりあえずカエルを飼育するうえで大きな問題はなさそうだったので、このまましばらくメダカ池に侵入してきたカエルはドンドンこのカエル牧場に移送して、どのように環境が変化していくのかを観察していきたいと思います。
また、このカエルがジモティーで売れないかどうかも試していきたいですね。上手く行ったらまたご報告しようかなと思います。
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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