どうも、たかしです。
7月の上旬ごろ、メダカ池の柵内に侵入してくるトノサマガエルを隔離するための「カエル牧場」を作成してから、既に1ヶ月半ほどが経過しました。
それからカエルの餌事情を改善するため、天井ネットを目の大きい物に張り替えたり、よる虫が飛んでくるようにライトトラップをしかけたりと色々試していったのですが……
ここ最近になって、いよいよカエル牧場が無視できないぐらいの状況になってきてしまったんですよね。
具体的には、見るからに牧場内のカエルの成長が遅く、さらにはいくつかの個体は☆になってしまいました。

こちらは牧場外にいる、平均的なサイズのトノサマガエルですが……

こちらが牧場内のトノサマガエル。一回り以上小さく、若干痩せているようにも見えます……。
なぜこのようなことになってしまったのか、今回はその要因を取り除き健全にトノサマガエルの飼育ができるよう、カエル牧場を解体し拡張及び改造の工事をしていく様子をお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
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①現状の課題点
1.池が小さい

まず第一に改善したいのが、池のサイズです。
現状1m×70㎝ぐらいのサイズで深さも無いこちらの池(というか水場)ですが、どうもこれでは数十匹のカエルを飼育するには狭すぎるようです。
カエルは別に池の中で生活している訳ではなく、あくまで水分補給や産卵場所、他にも狩場としてだったりで水場付近で生活することが多い生き物だという認識だったので、水場そのものの広さはそこまで無くてもいいかと思っていたのですがどうもそうではなさそうでした。
カエル牧場の中の様子を見ると、やっぱり水場周りにいるカエルの数が圧倒的に多かったので、恐らくその中で縄張り争いみたいな事態にお恐らく発展していた物と思われます。
何匹か☆になったカエルを回収したこともあったのですが、大体が池の中に死骸が浮かんでいました。弱ったカエルが水場に逃げ込んだのか、はたまた水場での縄張り争いに敗れてそのまま☆になってしまったのかは分かりませんが……どちらにしろ水場の拡張は急務なのではないかなと思います。
2.牧場が狭い

先ほどの池のサイズ感の話にも重なってくることなのですが、そもそもカエル牧場のサイズ自体が狭すぎるのではないかと思っています。
サイズが広くなれば当然カエルの居場所の数が増え、縄張り争いが減るでしょうし、池のサイズも広くできるし……。
あと現在カエル牧場のある場所がほとんど日中に日差しが当たらない場所になってしまっているので、拡張することで日光が当たる場所と日陰の涼しい場所の両方を牧場内に作ることができ、カエルの健康にとっても良いのではないかと思います。
3.ネットの目をもっと大きくする

現在カエル牧場の周囲はカエルが逃げ出さないよう、4mm目の防風ネットを使って囲っているのですが、これだとカエルの餌になるような虫でさえよっぽど小さい物でなくては通ることができず、それがえさ不足につながってしまっているんですよね。
なので、もうちょっと目が大きくてかつカエルが逃げ出すことはできないようなネットを使って周囲を囲めば、餌事情は大きく改善されるのではないかと思いました。
②カエルの隔離

カエル牧場を解体する前に、現在牧場内に残っているカエルたちを一旦プラケに隔離していきます。

元々20数匹ぐらいはいたかと記憶しているカエル牧場なのですが、残っている個体は非常に少なくなってしまっており……

一通り捕まえた限り、現在では10匹ほどしか残っていませんでした。約半減ですね……。
次つくる新生カエル牧場では、この個体たちが元気に大きくなれるような物にしていかなくてはなりません。
③解体の様子

今回は、元あるカエル牧場の一部を利用して拡張工事を行っていくため、完全に解体するのではなくまず不必要だったり工事の邪魔だったりするものを取り外していきます。

天井ネットは、拡張したのちに利用する予定ではありますが単純に工事の邪魔なので一旦取り外して……

周りの防風ネットは完全に撤去してしまいます。
この防風ネットは、またいつかメダカ池を拡張する時にでも使うか、はたまた正当な使い方として畑の周囲を囲って防風に使ったりするか……いずれにしろ捨てることなく活用していこうかと思います。

最後にカエル牧場を囲む防獣フェンスについても、拡張する際に邪魔になる部分だけを一旦取り外して、解体作業は全て完了しました。
④次回「拡張工事:支柱編」へ続く
今回はカエル牧場の現状の問題点を洗い出し、新しく拡張・改良工事をしていくために解体をしていく様子をお伝えしていきました。
次回からはいよいよ拡張工事編へと入って行きます。まずはカエル牧場の周囲を囲むフェンスを取り付けるための支柱、及び天井ネットを支える棟パイプを設置していく様子をお伝えしていきます。
次回、お楽しみに。
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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