どうも、たかしです。
前回記事に引き続き、小屋づくりの第二行程目の「基礎建設」作業を進めています。
- 建築予定地の整地
- 基礎の位置決め・高さ合わせ ←今ここ
- 土台建築
- 壁パネル作成・設置
- 屋根建築
- 内装
- 建材設置
前回の記事では基礎の位置決めのために必要な資材をホームセンターのレンタルトラックを利用して事故搬入し、木材の切り出しを行ったところまでお伝えしていきました。
前回で基礎の位置決めに必要な資材の準備は全て完了したため、今回の記事では続きとして「基礎の仮位置決め」「基礎下の地盤固め」の2つの作業を進めて行きます。
作業工程の理屈や仕組みに関しては、以前投稿した記事「小屋づくりの計画をガチで立てる(基礎・土台編)」でも解説しているので、よろしければ併せてご覧ください。
それではやっていきましょう。
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①資材紹介
こちらが今回基礎設置作業に使う資材になります。
- 2×4束石 6個
- 砕石20kg 3袋
- 木材……2×6材:1740mm×2 2730×2 90mm角材:300mmほど×6
- 防草シートとその周辺器具
2×4束石は言うまでもなく基礎席として用います。
2×4束石には真ん中に角材をはめ込んで使う方法と、4隅の溝に2×4材などをはめ込んで使用する方法とがありますが、今回は前者の方法で基礎を組んでいきます。
砕石は約20kg入りのものを3袋用意しました。
基礎下の地盤固めのためのもので、砂と混ぜて基礎下に敷いて使います。どのぐらい必要なのかよく分からなかったので気持ち多めに用意しておきました。
前回切り出した木材はすべて使っていきます。
角材の長さは現時点では眺めに余分に残した状態になっています。これは後から不測の事態が起きた時でも、間違っても「長さが足りなくなった」という状態にならないようにするための保険として用意しています。
今回は床下の防草処理も同時に進めて行くということで、防草シートとその周辺器具も揃えておきました。
防草シート自体は以前DIYで浸透槽を作成した時の残りの物ですが、たった3畳ほどの床下を覆えればよいため恐らく足りると思います。
②基礎仮位置決め作業
まずは土台枠のサイズの長さを測って、大まかに基礎石を置いていきます。
続いて角材をはめ、その周りに2×6材を仮止めしていきます。
仮止めする際には、角の所をコーナークランプで固定しながら、90mmの半ネジ一本でしっかりと止めていきます。
しかし、2×6材12ftの反りの大きさが凄まじく、90mmの半ネジの締め付け力をもってしても一部角はこのように隙間が空かざるを得ませんでした。
まあ今回はあくまで基礎位置の”仮決め”なので、問題ないと判断しこのまま作業を続けました。
仮止めが済んだら一旦基礎石を外し、木枠の対角線の長さを揃えて直角を取っていきます。
枠組みの短辺が1820mm、長辺が2730mmなので、3平方の定理を用いて対角線は約3281mmになれば直角になるはずなので、大体その通りになるよう位置調整していきました。
基礎席の位置の仮決めが完了したら、その位置をラッカースプレーでマーキングしておきました。
③地盤固め作業
まず、先ほどマーキングした位置の地面を、基礎席の大きさより2周り分ほど大きめに穴を掘っていきます。
10~15㎝ほどの深さで穴を掘ったら、そこに砕石を約10kg分ほど入れていきました。
砕石の厚さは大体5㎝以上あれば地盤としては固まるみたいなので、それ以上の深さになるよう多めに砕石を投入していきます。
砕石の上から砂を投入していきます。
この砂は、これまた浸透槽をDIYした際に地下深く穴を掘った時の、硬い地盤を削った際に出た砂を再利用した物です。
砕石と土を穴の中で混ぜ合わせたら……
自作した転圧機を使って、上からしっかり押し固めていきます。
この作業を6カ所すべてで進めて行けば……
基礎石の地盤固めが全て完了しました。
④次回以降へ続く
今回は基礎設置作業の「基礎位置仮決め」「基礎下地盤固め」の作業の様子をお伝えしていきました。
この日はだいぶ日も落ちてきたため作業を終了しましたが、最近段々気温も上がってきて日中の作業も厳しくなってきたので、これ以上気温が高くなってくるより早く主な作業を完了させてしまいたいところですね。
特に、6月に入ってしまうと梅雨の時期に入ってしまいますから、屋根ができ上がるまでは雨が降ってしまっては手も足も出ませんからね。
次回以降は「基礎高さ合わせ」「防草処理」「基礎位置本決め」へと続いていきます。
ここからの作業はかなり繊細な位置調整が必要となってくる作業も多いので、早く作業は進めてしまいたいところではあるのですが、雑になってしまわないよう気を付けていきたいところです。
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。