どうも、たかしです。
前回、前々回、前々前回に引き続き、小屋づくりの第二行程目の「基礎建設」作業を進めています。
- 建築予定地の整地
- 基礎の位置決め・高さ合わせ ←今ここ
- 土台建築
- 壁パネル作成・設置
- 屋根建築
- 内装
- 建材設置
前回の記事に当たる「3日目:前半」では、基礎の高さを合わせていき、土台の枠を基礎の軸に取り付ける所まで進みました。
今回は3日目後半、小屋の基礎建築最終章ということで、「基礎位置の本決め」「防草処理」を経て基礎が完成するまでの様子をお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
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①基礎位置本決め
前回、基礎軸に土台の枠を取り付けましたので、その対角線の長さを測りつつ角の直角を取っていきます。
基礎の位置仮決めと同じように、1820mm×2730mmの長方形の対角線長さが大体3281mmになるはずですので、それを基準に基礎の位置を微調整していきつつ対角線長さを揃えていきます。
この時基礎の位置微調整をしていて感じたことは、「もっと基礎下の地盤を広く掘ればよかった」ということですね。
基礎位置仮決めの位置から2周りほどは大きく地盤固めを起こったつもりではあったのですが、それでもなお基礎の位置を微調整するための余白が足りずかなりギリギリになり、なかなか位置調整をするのに手間取ってしまいました。
広く掘るとその分必要な砕石量も増えることにはなるのですが、そこは砕石の深さを調整するなりで何とかなるはずなので、そこの所のバランス含めてもし2回目やることがあればもっと上手くできるのではないかと反省するところでした。
基礎位置の微調整が済んだら、最後に実際に合板を乗せてみて角が上手く嵌るかどうかをチェックしていきました。
合板の角は間違いなく直角に作られているため、これがきれいに当てはまるようであれば枠組みがしっかり長方形で収まっているということの照明になります。
上記画像でお分かりのように、なかなか良い感じに合板がはまってくれました!
これにて基礎の本位置決めが完了しました。
②防草処理
少し時間は巻き戻るのですが、実は土台を組む前に床下の方に既に防草シートの仮置きが済ませてありました。
それはなぜかというと、土台の枠が組みあがってからでは防草シートが引きづらくなってしまうし、とはいえ先に防草シートを固定してしまうと後から基礎位置を微調整してズレた時に防草シートと干渉してしまうため、この時点では仮置きまでしか進められなかったということなんですね。
角のおさまりはどうやったらいいかイマイチ正解が見つからなかったので、クッションフロアを敷いた時のやり方を流用しつつ、切り込みを入れて何となく収まるようにしました。
かなり甘いおさまりになっているので恐らくは雑草がここから生えてきてしまうでしょうが、基礎周りであれば除草も容易なのでそこまで神経質になる必要もないかなと。
土台枠を組んで、基礎位置の本決めも完了したら、基礎の周りを土で固めていきました。
これには基礎の位置がずれてしまわないようにというのと、加えて防草シートが設置しやすいようにとの2つの意味合いがあります。
ついでにまだ固定していなかった真ん中の基礎軸も、位置を調整したうえでビスでしっかり固定しておきました。
防草シートの固定杭は、説明書の記載通り周囲と重複箇所に大体50㎝感覚で打ち込んでいきました。
今回十分足りると思って10本セット×2で合計20本の杭を用意しておいたのですが、それでも4本足りませんでした。
基礎周りの形がちょっと変則的で、そこをちゃんと固めるために多めに杭が必要だということを見過ごしていました。
そのため、またまたホームセンターに追加で購入しに行かなくてはならないのですが、残念ながらこの日はここでタイムリミット。続きは翌日になりました。
日をまたぐということで、夜露で濡れてしまわないよう予め購入しておいたブルーシートで基礎を覆っておくことにしました。
今回基礎に使っている木材は全て防腐加工がしてあるので多少の夜露なんかは平気だとは思いますが、まあ念のため。
そしてとうとう迎えてしまった4日目……
残りの防草シート杭を打ち込んだら……
基礎設置完了です!!
③まとめ
今回は小屋建築の第2行程目「基礎建築」の様子を4記事に渡ってお伝えしていきました。
またまた想像以上に手間取ってしまい、もっと作業の順番ややり方を工夫すれば楽に作業できたと感じる部分も多く出たのですが、結果としてはきちんと合板が収まるしっかりした基礎ができ上がったのは良かったと思います。
もしもまた再び小屋の基礎を作ることがあれば、今回の経験を生かしてもっと効率よく作業を行いたいものですが……はたまた、そんなことが起こり得るのかどうか。
次回の記事では、今回作成した基礎の上に今度は土台・床の方の建築を進めて行く予定です。
根太の取り付けから、断熱材の充填、そして合板の貼り付けなどを行っていきます。断熱材を使用するのは今回初めてなので、上手く取り扱うことができるかは心配ですが、ビクビクしていてもしょうがありませんのでガンガン進めて行きたいと思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。