どうも、たかしです。
和風庭園へと改造中の庭の開いているスペースに、土地から採掘した巨大な石を設置するため、どうにかして坂道を乗り越えて運搬することができないか色々試しています。



結局、現在の状況では身一つで巨石を運搬することは難しいということがよく分かりました。
そこで今回は、それでも巨石を運搬するために、運搬の方法がどうとかではなく「土地の状況自体を変える」ことで巨石を上に移動させることができないかどうか試していきましたので、その結果がどうなったかをお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
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①石運搬のためのスロープを作る

前回石を運ぶことができなかったのは、土地自体が急坂となっており、石がどうしても下に落ちていってしまうため上がっていくことができ無いためでした。
ということは、土地自体を「なだらかなスロープ」に整備してしまえば、ずり落ちることなく身一つでも巨石を運搬できるということなのでは、と閃いたわけです。
1.整地
まずはスロープにする予定箇所を整地していきます。

余計な草を刈って……

邪魔な杉の枝を伐採して……

スロープにする予定箇所を水糸でマーキングしていきました。
2.スロープを作る

土地の形状自体が、途中の坂が浅くて最後急坂になるような形になっているので、土を移動させて全体的になだらかなスロープを作成していきます。

まずは坂の急な部分を削って傾斜を浅くしていきます。

続いて、掘っている最中出てきた石を軽い土留めとしてスロープの縁に設置し……

坂を削って出た土を今度は埋め立てるのに使い、差し引きで全体が一定のなだらかな坂になるようにしていきました。

急ごしらえの石運搬用スロープが完成しました!

果たして途中でずり落ちることなく、最後まで登り切ることができるのか……
②石運搬

前回、後もう一歩のところで石が転がり落ちて断念してしまった「ズリズリ地道作戦」で巨石を運んでいきます。
前回は途中からもう杭をとっかかりとして打ち込まなくてはずり落ちていってしまうぐらい厳しい状態でしたが、今回は坂がなだらかなため、杭無しでも石がずり落ちていくことなく順調に登っていくことができました。

そして本来急坂だったところも、なだらかになっているため問題なく突破し……!

とうとう彼岸の「巨石を身一つで運搬する」という偉業を成し遂げました!
いや~、まさか本当に特別な道具無しでこんな大きな石を運ぶことができてしまうとは……人間という生物の可能性を感じましたね。
③巨石を庭に飾る
石を運搬するだけでもめちゃくちゃ疲れたのですが、今回は別に石の運搬そのものが目的ではなく、この石を庭に飾って和風庭園計画を進めていくことが目的です。

そのため、既に体はガタガタではあったのですが、何とか体を鞭打って庭の設置予定スペースの方間で転がして運びました。

早速軽く穴を掘って石を埋めてみたのですが……ここまで苦労して運んどいて何ですが、何かしっくりこなかったんですよね。
縦方向にポツンと1個だけあると、何かお墓みたいじゃないですか?

その後、場所を変えたり向きを変えたり、他の石と一緒に設置してみたりと色々試してみたのですがどうもしっくりこず……

とりあえず現状一番見栄えが良かった「横向きに設置して、ちょっと離れた位置に小さめの石も背一致してバランスを取る」といった形で設置しておきました。

それでもやっぱりなんか思ったよりもショボいというか……あまり和風庭園感を高めるのに貢献している感じが無いので、またその内石を追加するなり設置個所を変えるなりして改造を施すかもしれません。
今回はもうとにかく疲れましたので、一旦ここまでにしたいと思います……。
④まとめ
今回は身一つで巨石を何とか運搬していくため、土地自体を整地することで「なだらかなスロープ」を作成し、巨石の運搬に成功するまでの様子をお伝えしていきました。
今回の成功はなかなか自信につながりましたね。土地自体の形状を変化させて、本来自分一人では到底運べそうも無かった重量物でも運搬できてしまうというのは、この地球上のどの生物にも成し得ない人間という生き物の明確な強みだと思います。
なので、何というか「人間という生物として」自信がつきました。牙も爪も碌な物がないうえに毛も皮も薄く、攻撃力・防御力共に哺乳類の中でかなり低い人間も、こういう長所を生かして今日まで生き延びてきたんだろうなって感じで。
それに加えて現代科学の産物である様々な道具を使っている訳ですから、たった一人でもできないことの方が少ないんだなと、そんな確信を今回は得ました。
まぁ、一歩間違えれば大怪我していたかもしれなかったので、その点に関しては注意が必要だとは思いますけどね。自信と慢心は分けなければなりません。
今後もケガには注意しつつ、工夫を凝らしてたった一人でも土地開拓を進めていきたいと思います。
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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