どうも、たかしです。

つい先日開拓した飛び地ですが、その内の一スペース小高い丘のようになっていてかつ平らなスペースが、非常にロケーションも良く日当たりも良いものとなっています。

今回はこちらの素晴らしいスペースに、ベンチとテーブルを設置してピクニックができるような休憩所を設置していきたいと思います。

空き家の庭の一角にそういうのを作ろうという構想はかねてからあったのですが、どうにも庭が絶妙に狭く、見晴らしも微妙で、車の出入りがあることも考えたらなかなか難しそうという結論に至りました。

そこに来てこの最高のスペースが開拓できたわけですから、これを利用しない手はありません。

と言う訳で今回は休憩所整備の第一回として、DIYでベンチを作成して設置していくまでの様子をお伝え……したかったのですが、とある理由から断念することになりましたので、その経緯をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①ベンチ作成→失敗の流れ

今回休憩地に設置するテーブルとベンチは、全て竹を使って作成していきます。

以前これで薪棚を作成しましたが、まだまだ余っています。剪定した奴ですら20本以上余ってますし、まだ剪定もせず放置してある物に関しては数え切れないほどあります。

とにかく、いたるところでこの竹を使用していかないと、いつまで経っても農地が片付きませんので、積極的に活用していきます。

まずはレシプロソーで竹をカットし、ベンチの土台となる部材を切り出します。

こちらがベンチ土台の部材。太い竹ならそのまま脚に使えるのですが、この竹は細いため4本をまとめて1本の脚にします。それが全部で6対あります。

他には、脚同士を接続する部材がいくつかあり、高さ40㎝ほどで、縦横が30㎝×60㎝ほどの土台になる予定です。

部材同士の接合には、薪棚作成時にも使用したシュロ縄を使っていったのですが、これが後の失敗につながりました。

シュロ縄は、調べた所水に浸けておくと使いやすくなりかつ乾いた時に強く縛られるとのことだったので、今回寒い中我慢して水に浸けて使ったのですが、正直イマイチでした。

水に浸けることで繊維がほつれてしまうのか、強い力で引っ張るとなぜか千切れてしまうようになるんですよね。DCMのシュロ縄が安い素材だからなのかどうかは分かりませんが、わざわざ寒い中我慢してまで水に浸け込むほど劇的に使いやすくなったという印象はありませんでした。

4本をまとめて一本の脚にしたら……

ドリルで穴をあけて……

そこに針金を通して、根太となる横部材に足を取り付けていきました。

このように、T字で接合する部分に関してだけは縄の接合ではどうにもならないため、穴をあけて針金で固定する方法を取りました。

細い竹に穴をあけて大丈夫かは不安でしたが、思ったよりも竹の繊維は頑丈で、穴の開いた部分から裂けたり割れたりと言ったことはほとんどありませんでした。あまり端の方過ぎると欠けてしまうことはありましたが。

2本の根太兼横向き部材に脚三つを取り付けて一つの面を構成します。

横向きに補強材を取り付けたら、1面が完成。

同じものをもう1対作成し、2面ができ上がったら……

部材同士を棒を渡しつつ接合していき、土台を形作っていきます。

さて、そうして出来上がった土台はと言うと、全く強度がありませんでした。へにゃへにゃで、まともに立ちません。

真ん中に補強材を追加したり……

斜めに補強材を追加したりと色々試したのですが……

ダメな物はダメ、どうしようもならなくなり一旦バラすこととなりました。失敗です。

しかもシュロ縄もまた切れてしまいましたので、ホームセンターに買いに行かなくてはなりません。往復1時間以上かかるホームセンターへ買い物に行くことは、日照時間がめちゃくちゃ短い山奥ではもうその日が終わってしまうと言っても過言ではありません。

嗚呼、時間が足りない……。

以上が今回ベンチ作成まで終わらせることができなかった経緯になります。

②次回「ベンチ作成・設置編」に続きたい

厳しいです。

まずもって作業時間が全然取れません。上記で言ったようにホームセンターに買い出しに行ったらそれだけでほとんど作業時間が取れなくなってしまいますし、一日買い出し無しで作業のみに日中の時間を使うにしても、お昼ご飯を取るのならば大体活動時間は9時~11時・12時半~15時の6時間行かないぐらいしか取れません。

そしてここ最近の冷え込みと、山奥特有の風の強さで屋外作業がなかなか捗らず、もう何か色々ギリギリです。そこに来て、今回のような失敗まで重なってしまうと、全然物事が進まなくなってしまいます。

山奥の冬は本当に厳しいです。マダニがいない今のうちにガンガン野外作業を進めてしまいたいところなのですが、寒さと日の短さにそれを阻まれ、フラストレーションがマッハです。

そのため、この記事のような失敗したことも記事にしていかなければ毎日更新が厳しくなってしまうという事情をご理解いただき、生暖かい目線で見守っていただけると嬉しいです。

と言う訳で次回こそ「ベンチ作成・設置編」に続く……続きたい。